セルフプレーでのホールインワン。

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  ゴルフ仲間から「ホールインワン記念品」を頂戴した。2月の某日、お隣の奈良の杜GCでの仲間内のコンペで、昼からのイン12番のショートホールで同組の某氏が見事ホールインワンをされた。この日のプレーはセルフプレーだけにホールインワン保険がおりるかどうかということになりました。

 ホールインワン保険を証明する同伴者及び同組についたキャディの証明があればOKですが、セルフプレーに関しては同伴者は当然、ホールインワンを目撃したコース関係者の証明があればOKであるが、タイミング良くコースの作業員がいるわけがない。さて、どうすればいいのか?ということになりました。

 たまたまこの12番ショートホール、グリーンが空くまで2組がティーインググランドに待機。そしてグリーンが空き私たちの番となり、3番目に打った某氏のショットが見事カップに吸い込まれていきました。後ろの組の皆さんも「あっ、入った。」「わあ!ホールインワンや」と手を叩くなど祝福されていたので、この方々の目撃証明があればいいのではないかということになり、保険会社に申請するよう助言しました。

 たぶん大丈夫であろうという前提で某氏はホールインワン記念品を手配し関係者に慶事のお裾分けされていました。セルフプレーが多くなってきているだけに「ホールインワン」を達成しても保険がおりないケースがかなりあるかもしれません。同伴者以外に前組、後続組のプレーヤーに目撃証人になってもらうことも頭に入れておいてください。

 確率4万分の1といわれる希少なホールインワンだけに、この幸運を喜びゴルフ仲間に記念品を贈るという日本独特の慣習ですが、保険を使ってまで祝うようなものではないと思います。いかがなもでしょう。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

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