南さん7回目の栄冠、川崎さんは初制覇。

 2019年度クラブ選手権決勝とシニア選手権決勝が本日行われました。

 クラブ選手権は南憲司さんと平岡大二郎さんによる決勝36ホール・マッチプレーで争われ、南さんが終始リードする展開で11-9で平岡さんを降し昨年に続き連覇、通算7回目のクラブチャンピオンとなりました。

 シニア選手権は昨年の覇者・森啓一郎さんとメダリストの川崎逸男さんによる27ホール・マッチプレーで熱戦が繰り広げられ2-1で川崎さんが森さんを降し初のシニアチャンピオンに輝きました。

 ※写真は中央左がクラブチャンピオン南さん、左がランナースアップの平岡さん。中央右がシニアチャンピオン川崎さん、右がランアースアップの森さん。

第71回正倉院展が始まりました。

 昨日(10月26日)から奈良国立博物館で恒例の第71回正倉院展が始まりました。今年は令和天皇のご即位を記念していつもより多い宝物が出展されているそうです。展示期間も例年より長く11月14日までとなっています。

 京阪神から通いなれた奈良柳生カントリークラブの道中、プレー後に立ち寄って荘厳を極めたいにしえ天平の貴重な宝物を愛でてみてはいかがでしょう。

 開場時間は平日は午前9時~午後6時、金・土・日・祝日は午前9時~午後8時までとなっています。

日本初のUSPGAツアーが今週始まります。

 いよいよ今週24日から日本初のUSPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ選手権」が習志野CCで始まります。

 マスターズで見事、復活優勝したタイガー・ウッズをはじめツアー選手権に勝ち年間王者となったローリー・マキロイやジョーダン・スピース、ジェイソン・デイ、ババ・ワトソンさらには松山英樹など名だたるトッププレーヤーがやってきます。

 日本のコースでUSPGAツアーが見れるのは、ZOZOのオーナーだった前澤さんのお陰。何かと話題を提供してくれる前澤さんですが、ZOZOを手放したものの、この試合は3年契約されているので、来年・再来年と3回は楽しめることになります。USPGAツアーの日本開催は画期的な出来事です。

 試合の模様は世界にライブ中継され、日本のファンのみならず世界中のゴルフファンが注目するビッグトーナメントです。ホントに楽しみです。

体調を崩しやすい季節です。気をつけて下さい。

 ラグビーワールドカップ予選も佳境に入り、日本もロシア、アイルランド、サモアを連破する快進撃。初の決勝進出も見えてきましたが、強敵スコットランドとの対戦いかんでは前回の二の舞の可能性もあります。それだけに油断できません。週末の大一番も台風19号が日本列島に近づいており水を差さなければいいのですが。

 W杯ラグビーだけでなくゴルフ場にとっても絶好のゴルフシーズンだけに台風19号の進路がもっとスライスして日本列島にかからずに太平洋上を東に曲がりながら北へ抜けて行くようになればいいのになあと祈ってます。

 ここ2、3日朝からひやっとする冷たい風を肌に感じるようになりました。二十四節気の「寒露(かんろ)」は「秋が深まり露が寒さで凍り始めるころ」だそうですが、日中はまだまだ暑さを感じます。

 朝夕と日中の気温の差が大きく体調を崩しやすい季節です。そのせいか風邪でマスクをした人の姿をよく見かけます。例年より早くインフルエンザにかかる人も多く早めの予防注射をされますよう、お勧めします。

ゴルファーは誠実で正直でなければならない。

 朝晩ようやく涼しい風を感じるようになったとはいえ、10月に入っても連日30度を超す気温が続いています。ゴルファーの服装を見てもまだ短パンに半袖シャツの夏ファッションの方がおられます。

 今日10月第1週の日曜日は、KGU傘下のゴルフクラブはクラブチャンピオンとシニアチャンピオンを決めるクラブ選手権とシニア選手権の予選が一斉におこなわれてます。

 競技委員とスタートに立ち会い、ゴルフ談義で「わざと誤球を打たせるような同伴者がいる」などと面白おかしく経験談を交えたゴルフ談義を聞いてました。

 ゴルフというスポーツは審判員のいないプレーヤー自身がジャッジしスコアを自己申告する正直を前提として競技が成り立ってます。ゴルフマナー評論家の鈴木康之氏はこう書いてます。

 「ゴルフは誕生以来永々とプレーヤーの正直を前提にして存続してきた。ゆえにゴルフは偉大なゲームであり、偉大な文化である。この偉大な歴史に、そして自分のゴルフ史に一点たりとも虚偽の汚点を残してはならない。」と。

 ボールを林に打ち込み自分しかいないことをいいことに、OB杭のわずか10センチ外のボールを内に入れたり、木の根っこに止まったボールを足で動かしたりという悪魔の囁きに負ける方がいます。

 競技ではないし、親しい仲間同士のプライベートゴルフだから少々ボールを動かしてもいいだろうと自分だけの勝手な理屈でプレーする人がいます。

 しかしいくらプライベートゴルフだからとはいえ、安易にボールに触れたり動かしたりは厳に慎むべきです。この業界に長くいると関西でも名の通ったシングルプレーヤーが「あの男は玉子を産むから要注意」といったレッテルを貼られた人が意外と多くいることに驚かされます。

 広大な敷地にレイアウトされたゴルフ場の林の中に入れば人目につきませんが、隣のホールから見えたり、コースの作業員が周辺にいたりと意外に人に見られることが多く、悪いことはできません。同伴者の目をごまかせてもこうした目撃者の目を覆い隠すことはできませんし口をふさぐこともできません。不正を働く要注意人物の烙印を押されたら終わりです。肝に銘じてください。  

               奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇