新型コロナ感染者が急増中、感染対策を。

新型コロナウイルス感染症が5月にインフルエンザ並みの5類に引き下げられ、日常生活もほぼふだん通りに戻ってきました。

 観光都市・奈良も旅行客が溢れ、とくに外国人観光客が急激に増加してるようです。プロ野球、サッカーといったスポーツイベントも、どのスタジアムも満員で鳴り物入りの応援が球趣を大いに盛り上げています。

 テレビや新聞などのメディアでも新型コロナウイルスの感染者数が報告されなくなってからは、もう大丈夫と多くの人が感じているようですが、ここにきて新型コロナの感染患者が急激に増加していることに危機感を持つ人はほとんどいないようです。

 今まで通り新型コロナウイルスに感染しないように「換気」「消毒」「距離」そして必要な場面でのマスク着用が感染対策の”肝”です。

 ゴルフ場でも手抜きせずクラブハウス入館時には体温測定、アルコールによる消毒、マスク着用、適当な距離を置き大声でしゃべらない等々、従前の感染対策を実施してます。皆様のご理解とご協力をお願いします。

暑さ対策をしてゴルフをお楽しみください。

 今年の梅雨入りは5月29日と例年より早く、しかも梅雨独特のしとしと、じめじめといった雨ではなく線状降水帯が日本全国各地に発生し大雨、豪雨が襲い土砂崩れや河川の氾濫など甚大な災害を引き起こしてます。

 この1週間の空模様を見てると梅雨明けもまじかと思われます。梅雨が明ければ夏本番です。この数年コロナ禍で中止されていた夏の伝統行事もいつも通りに開催され、日本の夏が戻ってきたようです。

 この3連休、奈良県下は連日猛暑が続き35度を超す猛暑日が続いてます。ゴルフ場もこの3連休、猛暑による熱中症こそありませんでしたが、皆さんプレー後は開口一番「疲れた。」の声でした。

 ゴルファーの皆さんは「しっかり暑さ対策をして熱中症にならないように水分補給してます。またふだんは健康のためにできるだけ歩くようにしてますが、無理せずカートに乗ってプレーしてます」という方が多く安心してます。

 最近では暑さ対策のためのゴルフグッズも多種多様な物が売り出されてます。扇風機を内蔵したベストや首周りを冷やすワイヤレス稼働の首専用クーラーなど見かけるようになってきました。意外と太陽が照り付けるときに有効なのが日傘です。ゴルフ専用の日傘は軽く暑い直射日光を避けるため日陰の涼しさを感じます。いずれにしても熱中症にならないように水分補給をしっかり摂りながら夏のゴルフをお楽しみください。

体調を整えてゴルフを楽しもう。

 ゴルフはスポーツか遊びかといえばやはりスポーツです。しかしながらポーツといえば体力の限りを尽くす激しい運動競技と思われますが、ゴルフはさほど過激な運動を必要としません。むしろ散歩に毛が生えたような運動だと思ってる人が多いようです。

 ゴルフを甘く見て、前夜の飲酒で二日酔い状態や夜更かし睡眠不足でプレーする人が多いようです。さらにはプレー当日のスタート前やラウンド中に飲酒するゴルファーも結構多くよく目にします。

 意外と思われますが、スポーツの最中に不幸にして死亡する人は、他のスポーツに比べてゴルフはけた違い多いのをご存知だろうか?

 ゴルフが散歩程度の運動という認識だから二日酔いの体で、あるいは徹夜明けの体調不良の状態でコースに行きアクシデントが起こることが多々あります。血圧が不安定な状態や動悸がおかしい場合、ショットやパッティングの緊張感から発作を起こして倒れこむケースがあります。

 救急車を呼び病院に搬送し間に合うこともありますが、不幸にもお亡くなりになることもあります。どこのゴルフ場でもプレー中に脳梗塞や心臓麻痺でお亡くなりになったという痛ましい事故はあります。

 ゴルフ前夜の不摂生や無茶する人に限って自分を過信したり、逆に誇らし気に同伴者に、自慢気に前夜のハシゴ酒や睡眠不足を口にする人がいます。ゴルフは他のスポーツに比べて案外、危険なスポーツであることを認識してしっかり体調を整えてプレーを楽しんでください。

ゴルフを通じて健康維持増進を図ろう。

 ゴルフの祭典「マスターズ」が開幕しました。悪天候の影響でプレーが中断するなど、テレビ観戦も今一つ盛り上がりに欠ける気がします。

 桜の花も散り葉桜となりましたが、コース内の木々や芝の色も緑に映え絶好のゴルフシーズン到来です。ゴルフを通じて健康維持と豊かな人生を享受していただくために長くゴルフを続けていただきたいと思います。

 以前にも紹介しましたが、ゴルフをする人はしない人に比べて寿命が平均5年は長いといわれてます。ゴルフは健康の維持増進につながる素晴らしいスポーツです。身体的な健康だけでなくストレス発散など心身の健康維持増進にも大いに役立つことは科学的にも立証されてます。

 とくに高齢者にとってゴルフは最適のスポーツですが、年甲斐もなく無理してケガなど体を壊しては元も子もありません。そのためには、スタート前にストレッチなど準備運動をしっかり行ってください。

 ゴルフはボールを打って、歩く(カートに乗る)軽いスポーツと思われてますが、思い切りフルスイングをして膝や腰を傷めたり、曲がったボールを捜しに急な法面を駆け上ったり駆け下りたりして心臓や脳に負担をかけて倒れたりすることがあります。

 準備運動をしっかり行った上で体力に応じたゴルフを楽しんでいただきたいと思います。

ゴルフ用防寒グッズで冬のゴルフを楽しもう。

 先般、大学の先輩らと兵庫県のキングスロードGCでゴルフ、旧交を温めてきました。この先輩らとは年に数回ゴルフを楽しんでます。

 キングスロードでのプレー終了後、「次は桜の時期にゴルフをしよう」といわれましたが76歳の先輩に失礼ながら「老い先短い高齢者ゴルファーにとって5か月先健康な体でいるか分からない。1か月後の新年にゴルフをしましょう」と提案。

 「冬は寒い。年寄りの体に悪い」と却下されてしまいましたが「暑い夏のゴルフは(暑さの)防ぎようはないが、冬の寒さは今の最先端技術を駆使したゴルフ用防寒ウエアや防寒グッズで結構寒さはしのげます」と反論すると、「そういえばそうやな」と新年の初打ちゴルフが決まりました。

 冬のゴルフを嫌う高齢者ゴルファーは多いですが、携帯カイロにヒートテックのアンダーウエア、熱戦コイル入りのブルゾンを着れば背筋は暖かく快適です。寒さを感じる素肌を晒す耳や首筋には耳当てやネックウォーマー、フェイスカバー目出し帽など多種多様なゴルフ用防寒グッズが売られています。

 70歳以上の高齢者ゴルファーにとって冬は寒くて風邪をひけば大変とクラブを封印し“冬眠”する人が多くなってます。しかし風のきつい氷点下に近い状況ならゴルフは控えることも必要ですが、比較的暖かい冬日和の日もありますから数少ない?ゴルフの機会を逃さずゴルフを楽しむことをお勧めします。

ゴルフは5年寿命が延びる!

以前に何度か本欄で書いてますが「ゴルフは本当に健康に良い」という記事をご紹介します。週刊ゴルフダイジェスト10月18日号で「ゴルフは5年寿命が延びる」という小記事が載ってました。

 2020年にR&Aから発表された「ゴルフと健康」に関する調査によれば、ゴルフが健康に与えるプラス用差はいくつかあるという。ゴルフをやる人はやらない人に比べて「寿命が5年長い」とう結果が出ている。

 寿命の延伸だけでなく、その質も高い。つまり寝たきりなどの確率が低くなり”健康”を維持できるという。調査に参加した30万人のゴルファーは同年代の非ゴルファーと比べ、40%も死亡率が低いというデータもある。

 心臓疾患・脳卒中(20~35%)、糖尿病(30~40%)、腰部骨折(36~48%)、結腸癌(30%)、乳癌(20%)、うつ病・認知症(20~30%)リスクが減少すると。

 そして身体の健康のみならず、心の健康にもいいことは誰もがわかることだろう。R&Aのアジア太平洋ディレクターのドミニク・ウォール氏は、これらの研究結果からゴルフが健康に与える影響を評価し、より一層のゴルフの普及に予算を投じていくと表明した。と書かれています。(週刊ゴルフダイジェストより) 

 ゴルフというスポーツは他のスポーツのように過激に体を動かす必要はなく、散歩のペースでプレーして行けるところがシニアに適したスポーツだといわれる所以です。乗用カートに乗りながらのラウンドでも1万歩以上歩きますので運動不足は解消されます。

 何よりもゴルフは1打1打のショットや各ホール、各グリーンなどの攻略法を都度考え行動して行く知的スポーツだけに、脳の働きを活性化させ認知症予防になると科学的に実証されてます。ゴルフは前頭葉を活性化させるそうです。生活習慣病の予防や認知症予防にゴルフは最適です。

ゴルフ前日は深酒、睡眠不足はしないように。

 コロナ禍と猛暑の中で迎えるお盆休み。コロナ感染症による行動制限がないせいか帰省や旅行に出かける人が多いようです。そのせいかゴルフ場の来場者は土曜日とはいえ、25組100人弱と寂しい。

 今年の夏はコロナ感染者増と共に猛暑・酷暑さらには東北地方の線状降水帯による水害など大変な夏となっています。

 6月下旬に異例の早さで梅雨明けしましたが、気温も例年を上回る猛烈な暑さが続いてます。標高300メートルの丘陵地にある当クラブは、奈良市の市街地に比べ2~3度気温が低く時おり高原の涼風が感じられますが、やはり暑いのは暑いです。

 猛暑でのゴルフ、とくに気をつけていただきたいのが熱中症です。かかりつけの医者に聞くと「熱中症は温度、湿度そして周囲から浴びせられる熱の三大要素が揃えば、どんな場所でも起こる」そうです。

 熱中症を防ぐには個人的な疲れ、脱水傾向、食事不足の低血糖や睡眠不足にならないように気をつけることだといいます。ゴルフ前日はしっかり食事を摂り、飲み過ぎないよう、そしてぐっすり睡眠をとることが大事です。

コロナ感染者が全国的に増加してます。お気をつけ下さい。

 新型コロナウイルス感染症がなかなか終息しません。ワクチン接種も4回目が始まってますが、ここ数週間、感染者が全国的に増加しています。奈良県内でも4日連続1000人を超え第7波が本格化してきました。

 コロナウイルスも次々と変異し、より感染力の強い「BA・5」に置き換わりが進んでいるためか、感染者が急増しているようです。

 この「BA・5」は感染力は強いが重症化のリスクは意外と低いといわれてます。新型コロナウイルスと共存しながら日常生活を取り戻すようにしなければなりません。

 幸いゴルフ場で感染したという話は聞きません。広大な緑の大地で一日150人前後が7、8分間隔で1組4人以内でプレーして行く「密」とはほど遠い環境ですし、各ゴルフ場ともコロナ対策を徹底していることが要因です。

 ゴルフプレーはコロナの感染リスクの低いスポーツであり、さらには身体的及び精神的な健康を維持するスポーツです。大いにゴルフを楽しんでください。ただし夏の炎天下でのプレーですから熱中症対策などは万全を期してください。

夏のゴルフはしっかり暑さ対策を。

温暖化のせいか近年、日本の夏が長く春と秋が短く四季がなくなってきたように感じます。4月には気温25度の夏日が記録されたり、5月は各地で30度を超す真夏日が記録されたり、もう完全に夏です。

 暦では梅雨入り前で夏はまだまだ先だと思いつつも連日真夏日に近い気温が続くと体はまだ暑さに慣れてないため、屋外での運動会の練習などで熱中症で倒れる子供たちが病院に搬送されるニュースが連日報じられています。

 コロナ禍で運動不足気味のところに真夏の暑さの下での運動は、熱中症など引き起こしやすいので気をつけてください。

 ゴルフも適度に乗用カートを利用しながら日傘を差してのプレーをお勧めします。それとこまめに水分補給をとるなど暑さ対策をとりながら夏のゴルフをお楽しみください。

タバコは百害あって一利なし。

 最近はゴルフ場の喫煙者の姿をあまり見なくなりました。「健康増進法」の厳格化に伴い喫煙人口が急激に減少しているからでしょう。

 日本たばこ産業(JT)の全国喫煙者調査によれば成人男性の喫煙率のピークは1966年に83・7%だったのが2018年には27・8%で56ポイントも減少しているそうです。

 タバコは自分の健康を害するだけでなく、回りの人に受動喫煙させ迷惑をかけることが実証されています。

 最近ではほとんどのゴルフ場のクラブハウス内は全面禁煙になっています。屋外のコースでも禁煙を謳っている所もありますが、ティーイングエリアなど灰皿のある個所など限定的に認めているゴルフ場が多いようです。

 ゴルフ場の運営側からすればゴルフ場全体を禁煙にしたいところですが、広いコースでは目が行き届かず隠れて喫煙するゴルファーもいます。その際の吸い殻の後始末が灰皿がなければポイ捨てしてしまいます。

 ゴルフ場のコースでのポイ捨ては芝などに燃え移りあっという間に大火事になってしまいます。喫煙は個人の趣味嗜好とはいうものの社会的な害悪と見なされてきてます。ゴルフマナー評論家の鈴木康之氏流にいうと「ひとりの気持ちよさ(愉快)より誰かひとりの迷惑(不愉快)の方が重い」ということです。

 発がん性の高いタバコは「百害あって一利なし」自分の健康を害するだけでなく受動喫煙で健康を損なうなど迷惑をかけます。喫煙者は自分のタバコ臭に気付きませんが、周囲の嫌煙者は臭いに敏感で嫌悪感を露わにする人もいます。多くの人が集まるゴルフ場で快適で楽しく一日を過ごすためにもゴルフ場ではタバコを我慢してはどうでしょう。