スタート前の準備運動は入念に。

 12月に入って冬の寒さを感じるようになってきました。寒暖の差が大きくなれば体調の維持管理もタイヘンです。血圧が高い人や心臓に持病のある人は、体調管理にとくに気をつけて下さい。

 ゴルフでもスタート前のウォーミングアップは、しっかりするようにお願いします。とくに冬のゴルフは念入りにして下さい。

 野球やサッカー、テニスといったスポーツでいきなり試合開始はありません。どのスポーツでも試合前のウォーミングアップで軽くランニングや体をほぐし準備運動してからプレーボールになります。

 ゴルフはというと、来場者の半分くらいの方は打球場での練習もせずスターティングホールに来て数回素振りをしていきなりティーショットして行く人がいます。はっきり言って無謀です。

 打球練習場まで歩き、軽くウォーミングアップして1籠か2籠のボールを打ち、それが終われば練習グリーンでパッティングをして、いざスタートというスタート前のルーティンをしっかり身につけるようにしましょう。

スタート前に十分な準備運動をして下さい。

 この数日で気温が一気に下がり秋を飛び越えて冬を迎えたようです。急激な気温の変化で体調を崩すことがあります。とくに心臓や高血圧の持病をお持ちの方、心筋梗塞や脳梗塞など発症することがあります。寒い冬のゴルフはしっかり体調管理をしてゴルフを楽しんでください。

 寒い冬のゴルフはスタート前には十分なストレッチや準備運動をして体をほぐすようにしましょう。暖かいレストランでスタート直前までお茶を飲み、スタート直前に「寒い、寒い」と体を丸めながら1番ホールへ行くのは、ケガや事故のもとです。

 暖かいクラブハウスから寒い屋外に急に出ると体内の血管が委縮して心臓や高血圧に持病をお持ちの方は、心筋梗塞や脳梗塞など発症することがあります。寒い屋外に急に出ていきなりスイングすると体に負担がかかり血圧が急激に上がり心臓に負荷がかかり心筋梗塞や脳梗塞を発症し死に至ることもあります。
 
 体験者の話によると前兆として足元が何かフラフラする、雲の上を歩いてるような気がするそうです。さらに動悸が激しく息苦しくなったり、立ち眩みや吐き気がしたり気分が悪くなったりします。かくいう私も今週はじめにこの症状を経験しましたので、気をつけて下さい。

明日から秋季2部大学対抗戦が始まります。

 総務省が発表した人口推計によると、65歳以上の高齢者は3625万人と過去最多。総人口に占める割合は29・3%だそうです。日本の人口は高齢者が年々増加し、新生児の誕生は年々減少している「少子高齢化」はますます深刻です。

 この少子高齢化現象は産業、経済をはじめとするあらゆる分野でも深刻な問題となってきてます。ゴルフ界でも「少子高齢化」は顕著で深刻化してます。

 第2次世界大戦後の昭和22年から昭和24年のに生まれた世代を作家の堺屋太一氏が「団塊の世代」と称して高度経済成長期やバブル期の日本経済の底を支えてきました。この団塊の世代も今や75歳以上の後期高齢者となっています。

 70歳以上の高齢者がゴルフ場を利用する際には「ゴルフ場利用税」が免税になります。年々このゴルフ場利用税の免税申請者が増加しています。ゴルフ界においては、シニアゴルファーがゴルフを愛好しゴルフをすることでいつまでも健康を維持管理しゴルフを続けていただければと祈念しています。

 今日18日は明日から始まる関西学生ゴルフ連盟の秋季2部大学対抗戦の指定練習日で、出場予定選手52人が練習ラウンドしています。

 2部校は甲南大学、流通科学大学、立命館大学、龍谷大学、京都大学、桃山学院大学、大阪大学の8大学で争われます。明日、明後日の2日間、まだまだ気温30度を超す厳しい暑さが続く中での争いですが、ふだんの実力を発揮して好ゲームが繰り広げられるよう祈念してます。

夏ゴルフは水分補給と肌を焼かない工夫。

 地球温暖化の影響もあり連日、猛暑・酷暑が続いてます。夏ゴルフはしっかり猛暑対策をしてゴルフを楽しんでください。

 夏のゴルフは何よりも熱中症にご注意を。朝、駐車場に車を置いてクラブハウスまでの数百メートル歩くだけで汗びっしょり。ポカリスウェットやアクエリアスなどのスポーツドリンクを常備してプレーするようにしてください。水分補給はスポーツドリンクより経口補水液の方がスムーズに体に吸収されるのでよりベターでしょう。

 プレー中はこまめに水分補給をすることですが、喉の渇きを感じたときにはすでに脱水状態であることが多いため喉の渇きを感じる前に、こまめに水分をとるようにしてください。

 夏のゴルフは疲労も半端ではありません。疲労の原因は水分が失われることと、強烈な紫外線に当たることが原因です。とくに夏の紫外線は目や皮膚からも吸収するため、なるべく皮膚に日があたらないように半袖シャツの下にアンダーウェアを着るか長袖シャツでプレーすることをお勧めします。

 昔のように夏の日光に当たって真っ黒に日焼けすることがスポーツマンらしくおしゃれだといわれたこともありましたが、近年では肌を焼くのは皮膚がんリスクもあるし、日に焼けると皺の原因にもなるため日焼けは敬遠されるようになってきました。

 アンダーウェアやアームカバーは日焼け対策であるとともに、翌日に疲労を残さないための対策ですから肌の露出を防ぐように気をつけてください。ただ、一部名門コースではアンダーウェアは下着だからという理由で着用してのゴルフは認めてない所もありますのでご注意ください。

水分補給はスポーツドリンクより経口補水液が有効。

 6月半ばというのに気温35度を超す猛暑日が日本列島のあちこちで記録されてます。安心してゴルフをお楽しみいただくために、前夜の深酒や睡眠不足などの体調不良にならないように万全の体調管理をして、ゴルフに臨んでください。

 体調万全でも夏のゴルフは熱中症に気をつけてください。水分補給のためにスポーツドリンクなど皆さん持参するようになってきてますが、持参のクーラーボックスに缶ビールや缶酎ハイなども入れてこられる方が結構います。プレー中のアルコールは絶対に控えて下さい。救急搬送されるゴルファーの多くはプレー中にアルコールを摂取し、足が痙攣したり動機が激しくなり歩行困難で救急車を要請するケースがどのゴルフ場でも多発してます。

 水分補給にスポーツドリンクを持参されてる方も多いようですが、スポーツドリンクよりドラッグストアなどで売ってる経口補水液の方が効果があります。経口補水液は体液に近く汗で体外に出る水に比べて熱中症対策には有効だそうです。ご自分の分だけでなく3、4本同伴者用にも経口補水液を持参しておけば安心です。

5月でも熱中症を発症します。

 日本各地で熱中症の緊急搬送が増えているといいます。5月ですが気温が30度を超す真夏日を記録してる日もあります。暑さに体が慣れていないため熱中症を発症するそうです。

 環境省では、暑さに体が慣れる「暑熱順化」の前に猛暑日が到来したため、熱中症の救急搬送が増えたと説明しています。

 スポーツや運動中、暑さでめまいなどの症状が出たら速やかに涼しい木陰などに逃げ込むように指導してます。ゴルフのラウンド中でも、暑さでめまいや動悸が激しくなれば速やかに木陰に退避してください。

上達も健康も一歩一歩あせらずに。

 本ブログ4月11日に紹介しました桜の満開もすでに桜吹雪が舞い散り、すっかり葉桜に変わってしまいました。連日気温25度を超す夏日が続きコースの芝も日に日に青くなり、山々の新緑も濃くなってきました。ゴルフには最適のシーズン到来です。

 日本ゴルフ協会から送られてきたポスターでは世界のゴルフの総本山「R&A」がまとめたレポートが掲載されてますので紹介します。

 「ゴルフは糖尿病、心臓発作、脳卒中、乳がん、大腸がん、うつ病、認知症などを含む40の主要な慢性疾患の予防と治療に役立つことが確認されてます。また、心疾患や脳卒中の危険因子であるコレステロールや血圧が低下することも明らかになっています。朝早く起き、長い距離を歩き、仲間と共に笑う。ゴルファーはプレーを楽しむと同時にカラダとココロの健康も増進させることができるのです。上達も健康も一歩一歩あせらずに。」とあります。

 高齢者ゴルファーには生涯スポーツとしていつまでもゴルフを楽しんでいただければと思います。

新型コロナ感染者が急増中、感染対策を。

新型コロナウイルス感染症が5月にインフルエンザ並みの5類に引き下げられ、日常生活もほぼふだん通りに戻ってきました。

 観光都市・奈良も旅行客が溢れ、とくに外国人観光客が急激に増加してるようです。プロ野球、サッカーといったスポーツイベントも、どのスタジアムも満員で鳴り物入りの応援が球趣を大いに盛り上げています。

 テレビや新聞などのメディアでも新型コロナウイルスの感染者数が報告されなくなってからは、もう大丈夫と多くの人が感じているようですが、ここにきて新型コロナの感染患者が急激に増加していることに危機感を持つ人はほとんどいないようです。

 今まで通り新型コロナウイルスに感染しないように「換気」「消毒」「距離」そして必要な場面でのマスク着用が感染対策の”肝”です。

 ゴルフ場でも手抜きせずクラブハウス入館時には体温測定、アルコールによる消毒、マスク着用、適当な距離を置き大声でしゃべらない等々、従前の感染対策を実施してます。皆様のご理解とご協力をお願いします。

暑さ対策をしてゴルフをお楽しみください。

 今年の梅雨入りは5月29日と例年より早く、しかも梅雨独特のしとしと、じめじめといった雨ではなく線状降水帯が日本全国各地に発生し大雨、豪雨が襲い土砂崩れや河川の氾濫など甚大な災害を引き起こしてます。

 この1週間の空模様を見てると梅雨明けもまじかと思われます。梅雨が明ければ夏本番です。この数年コロナ禍で中止されていた夏の伝統行事もいつも通りに開催され、日本の夏が戻ってきたようです。

 この3連休、奈良県下は連日猛暑が続き35度を超す猛暑日が続いてます。ゴルフ場もこの3連休、猛暑による熱中症こそありませんでしたが、皆さんプレー後は開口一番「疲れた。」の声でした。

 ゴルファーの皆さんは「しっかり暑さ対策をして熱中症にならないように水分補給してます。またふだんは健康のためにできるだけ歩くようにしてますが、無理せずカートに乗ってプレーしてます」という方が多く安心してます。

 最近では暑さ対策のためのゴルフグッズも多種多様な物が売り出されてます。扇風機を内蔵したベストや首周りを冷やすワイヤレス稼働の首専用クーラーなど見かけるようになってきました。意外と太陽が照り付けるときに有効なのが日傘です。ゴルフ専用の日傘は軽く暑い直射日光を避けるため日陰の涼しさを感じます。いずれにしても熱中症にならないように水分補給をしっかり摂りながら夏のゴルフをお楽しみください。

体調を整えてゴルフを楽しもう。

 ゴルフはスポーツか遊びかといえばやはりスポーツです。しかしながらポーツといえば体力の限りを尽くす激しい運動競技と思われますが、ゴルフはさほど過激な運動を必要としません。むしろ散歩に毛が生えたような運動だと思ってる人が多いようです。

 ゴルフを甘く見て、前夜の飲酒で二日酔い状態や夜更かし睡眠不足でプレーする人が多いようです。さらにはプレー当日のスタート前やラウンド中に飲酒するゴルファーも結構多くよく目にします。

 意外と思われますが、スポーツの最中に不幸にして死亡する人は、他のスポーツに比べてゴルフはけた違い多いのをご存知だろうか?

 ゴルフが散歩程度の運動という認識だから二日酔いの体で、あるいは徹夜明けの体調不良の状態でコースに行きアクシデントが起こることが多々あります。血圧が不安定な状態や動悸がおかしい場合、ショットやパッティングの緊張感から発作を起こして倒れこむケースがあります。

 救急車を呼び病院に搬送し間に合うこともありますが、不幸にもお亡くなりになることもあります。どこのゴルフ場でもプレー中に脳梗塞や心臓麻痺でお亡くなりになったという痛ましい事故はあります。

 ゴルフ前夜の不摂生や無茶する人に限って自分を過信したり、逆に誇らし気に同伴者に、自慢気に前夜のハシゴ酒や睡眠不足を口にする人がいます。ゴルフは他のスポーツに比べて案外、危険なスポーツであることを認識してしっかり体調を整えてプレーを楽しんでください。