距離表示のマーキング作業終わる。



 8月5日から始まる日本ゴルフツアー機構(JGTO)主催のクォリファングトーナメント(QT)の1stステージに出場する選手にとって、コースの詳細データを盛り込んだ公式ヤーデージブックは重要なコース攻略のアイテムです。JGTOが委託しているジョー・エドワーズさんが昨日来場し、精力的に作業を行いました。

 ジョーは以前にも紹介しましたが宮里藍や宮里聖志、優作兄弟の専属キャディをした経験もあり、キャディとしてのコースマネージメントのアドバイスをするために、自分用にコースデータを作成していたのを、トーナメント会場の各ホールの距離やグリーンの特徴、芝目などデータを詳細に取材してヤーデージブックにまとめて出場選手に販売するようになったとのこと。

 一昨日も三重県の白山ビレッジで行われるチャレンジトーナメントのためのヤーデージブック作成のため行ってきたとのこと。

 当クラブはすでに4回目で各ホールのレイアウトやグリーンの形状などはデータ保存されているため、距離表示の正確なチェックとJGTOから依頼を受けた距離表示のマーキングをするだけなので、作業は一日で終わりました。
 

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

QT1stステージの最終打ち合わせ


 8月5日(指定練習日)から8日まで行われる日本ゴルフツアー機構(JGTO)主催のクォリファイングトーナメント(QT)1stステージの最終打ち合わせに、本日JGTOの今回の担当・岩井英生競技委員長とJGTOから委託されているヤーデージブック作成者のジョー・エドワード氏が来場されました。

 ジョーはJGTOからコースの距離表示のマーキングも委託されており、1番ホールからマーキングとヤーデージブック作成のポイント確認の作業に早々と出かけて行きました。

 岩井競技委員長は5日の指定練習日、レジストレーションをはじめコースのローカルルールの確認、事務作業、スタートに関する確認作業やアテスト場所の設定など細々(こまごま)とした準備作業など最終の詰めを鈴木グリーンキーパーを交えて行いました。

 8月の真っ盛りに行われるプロ競技だけにコースコンディション、とくにグリーンの状態をベストに仕上げなければならないためグリーンキーパーも大変です。また、開催期間中のゲリラ豪雨や雷などについても心配ですが、出場選手が存分に実力を発揮できるベストの状態でトーナメントが運営できるよう、私を含めてスタッフ一同、万全を尽くしたいと思います。
※写真は岩井競技委員長(右)とジョー・エドワード氏

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

土用の丑の日はやっぱり鰻


 梅雨明け後、日本列島は猛暑が続いています。夏の土用の入りは昨日7月19日から。今年の「土用の丑の日」は7月22日で、「二の丑の日」は8月3日です。土用の丑の日といえば「鰻(うなぎ)」ですが、年々鰻のしらす(稚魚)が激減し鰻の仕入れ値は正しく「うなぎ上りの高値」となり庶民の口に入らなくなってきました。

 当クラブのレストランでも「鰻重」や「鰻のおひつまぶし」の仕入れ値が高くなり、販売価格が3千円近くなるため、やむなく今年から販売中止にしています。ただ夏の土用の時期は、ことのほか暑さが厳しく夏ばてをしやすい時期ですから、せめて土用の丑の日くらいは、滋養強壮が強い鰻を召し上がっていただき体力を付けて、夏を乗り切ってもらうために20食限定で「鰻重」(2,300円)、「鰻のおひつまぶし」(2,000円)を提供することになりました。

 今年の「土用の丑の日」は22日の月曜日となるため、メンバーの来場が多い明日21日に限定メニューとして「鰻重」と「鰻のおひつまぶし」を提供しますので、ぜひお召し上がりください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

猛暑に耐えるグリーン維持管理に注力します。


 梅雨明けしたと思ったら連日の猛暑日となりベントグリーンの維持管理は大変です。日本の高温多湿の影響でこれからは炭疽病やダラースポットなどの病気が発生しやすくなります。関西社会人ゴルフが終わり、8月第1週の日本ゴルフツアー機構(JGTO)のクォリングファイトーナメント1stステージまでは、グリーンスピードも無理をせず刈り高を上げ、芽数を減少させないようにします。芽数が減少すると藻類が発生しやすくなり健全なグリーンを維持できなくなってしまいます。さらに昨日から6ミリのタインでフォーキング(穴明け)しています。厳しい夏の暑さに耐えるグリーンの維持管理にグリーンキーパーは日々努力してくれています。
※写真はフォーキングされた練習グリーン。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

スタート前に激しいにわか雨がありました。

 本日(7月14日)は「マンスリー競技Bクラス」開催。昨年まではマンスリー競技はA・Bクラス同日開催でしたが、Bクラスの参加者が増えてきたため、キャンセル待ちが出るようになりました。このため競技委員会で検討した結果、冬場のシーズンオフを除き4月からAクラス、Bクラスを別日開催することになりました。本日のマンスリーBクラスのエントリーは23組です。

 7時半過ぎからスタートする予定でしたが、天気予報にもない激しい雨が30分弱にわたり降ったため、スタートを遅らせ、7時50分からスタートして行きました。

 ところで雨の量を表現するのに「音を立てて降る雨」とか「しとしと雨」「霧雨」「夕立」などの表現が使われますが、実際にどの程度の雨量なのか調べてみました。霧雨とは0.1~0.2mm/時間で、傘をささなくても気にならないような雨だそうです。しとしと雨は0.5mm/時間でこれはもう傘が必要なレベルで、音を立てて降る雨は1~2mm/時間でかなりきつい雨です。夕立は4~6mm/時間ですが、これは1時間の雨量としては少なく見えますが数十分のうちに集中して降るためバケツをひっくり返したような雨に感じます。

 この分類によると今日の7時半頃の雨は夕立ですが、朝方に降る雨を夕立とはいいません。夕立とは夏の暑い日の夕方に突然降るから夕立というのであって、午前中に急に振り出す雨はにわか雨というのが正しいようです。もっともこの夕立も夏限定の季節用語で、冬や秋の夕方に降るにわか雨を夕立とはいいません。夏の夕方に降る夕立は数十分の間に激しく降りますが、あっという間にやんで涼風を運んでくれます。

 梅雨明け以後、猛暑日が連日続いていますが、今日の雨はゴルフ場にとっては恵みの雨でした。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇 

フロントの装花が向日葵に変わりました。


 今月のフロントの装花は向日葵(ひまわり)とグロリオサ(ユリの一種)という夏の代表的な花の組合せです。
夏の花の代表といえば向日葵。文字通り向日葵は太陽の動きにつれてその方向を追うように花が回ります。朝には東を向いていたのが夕方には西を向き、日没後はまもなく起きあがり、夜明け前にはふたたび東に向きます。大輪の花を咲かせるところから日輪草とも呼ばれています。

 グロリオサはあまり馴染みがありませんが、英語ではGlory Lily(栄光のユリ)、あるいはFlame Lily(炎のユリ)とも呼ばれているそうです。夏に赤で黄色いふちの、波状のねじれたような花で花束としてよく見かけます。
日本では別名「百合車(ゆりぐるま)」とも「狐百合(きつねゆり)」とも呼ばれています。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

近畿地方もついに梅雨明けしました。

 ようやく近畿地方も昨日8日に梅雨明けしたと大阪管区気象台が発表しました。昨年より8日早く、平年よりは13日も早かったそうです。発表によりますと近畿地方は日本海付近に停滞していた前線の活動が弱まり、太平洋高気圧に覆われ、おおむね晴れたことにより梅雨明けを宣したようです。

 昨日に引き続いて暑さは半端ではなく35度以上の猛暑日が続きそうです。向こう1週間も高気圧に覆われて晴れの日が多いそうです。暑さ対策には十分気をつけてください。

 今年の梅雨入りは5月28日と例年よりも早く、当初は雨が降らず空梅雨の様相でしたが、7月7日までの梅雨の期間中の雨量は、奈良市で284ミリで平年の251ミリより雨量は多かったとのこと。さほど雨の日が多かったかな?と感じる今年の梅雨でしたが、雨の日よりも雨の降る量が半端でないゲリラ豪雨が多かったせいだと思います。

 短時間にバケツの水をひっくり返したようなゲリラ豪雨、明らかに地球温暖化の影響です。原子力発電の再稼動が賛否両論、喧々諤々していますが、火力発電に要する石油やその他エネルギーが地球温暖化に悪影響を及ぼしているのは事実ですが、不思議とメディアも参院選の各政党や政治家も地球温暖化に関する問題は取り上げられていません。

 1997年に京都市で開かれた「地球温暖化防止京都会議」で採択されたあの京都議定書はどこへ行ったのでしょう?地球温暖化に影響を与える温室効果ガスの一種である二酸化炭素やメタン等々の削減などを謳った京都議定書、見て見ぬ振りをしているのかメディアも全く取り上げないこの不思議さに疑問を抱くのは私一人ではないと思いますが・・・・・・。だからといって原発の再稼動にもろ手を挙げて容認してる訳ではありません。誤解のないように。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

関西女子クラブ対抗予選。




 関西ゴルフ連盟主催の「平成25年度関西女子クラブ対抗予選(B会場)」が飛鳥カンツリー倶楽部で35クラブ、140人が参加して行われました。当クラブもレディースメンバーの牧草眞由美・山口美帆・谷ちづ子・藤原美樹さんの有志4人でチームを組み出場されました。

 この女子クラブ対抗はもともと昨年まで報知新聞社が「報知クラブ対抗レディースゴルフ大会」として主催していたもので、関西ゴルフ連盟が女子ゴルファーの活性・振興の名の下に公式競技として召し上げた?というもっぱらの噂です。噂はともかくA会場(7月2日・千刈CC)25クラブ、B会場(7月5日・飛鳥CC)35クラブ、C会場(7月9日・アートレイクGC)24クラブが参加して決勝を目指します。

 本日行われたB会場は奈良県(12クラブ)、大阪府(8クラブ)、京都府(6クラブ)、滋賀県(7クラブ)、和歌山県(2クラブ)の35クラブが出場して争われました。競技は18ホール・ストロークプレーで1クラブ4名のベスト3名のトータルスコアで順位を決定。上位12クラブが決勝進出。A・B・Cの3会場の予選通過クラブで8月2日、三木GCで決勝大会が行われます。

 当クラブは256ストローク(牧草80、谷87、山口89、藤原92)で見事5位で決勝進出を決めました。1位はグランデージGC(246)、2位:京都GC(251)、3位:国木原GC(252)、4位:協和GC(255)で、以下260の12位ナパラGCまでが予選を通過しました。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

あじさいの花が美しく咲き誇っています。



 鬱陶しい梅雨の季節に鮮やかな白、桃、紅、赤、青、紫といった花色のあじさい(紫陽花)が庭先に映えています。不思議なもので、燦々と輝く太陽の下であじさいを見ても晴れやかでもないし、さほど感動も覚えませんが、しとしと降る雨の中に浮かぶあじさいの花を見ると色鮮やかで思わず「きれい」とつぶやいてしまいます。

 あじさいは古くから日本で咲いており万葉集にも詠(うた)われています。万葉集に出てくる文字は「紫陽花」ではなく「味狭藍」「安治佐為」で、このほか「阿豆佐為」とも記されていますが、なんとも野暮な文字表現で美しさを感じません。現在使われている「紫陽花」の方が見事に美しいあじさいを表わしているように思います。

 写真は16番ホールのグリーン奥に咲くあじさいの花。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

クラブハウス瓦屋根の修繕に着手。




 当クラブの美しいクラブハウスの瓦屋根が台風などの被害で傷み、昨日の休場日を利用して足場を組み、本日から本格的に瓦屋根の修繕に着手しました。瓦屋根の被害はかなり広範囲にわたっており、完全修復には3週間前後かかる見込みです。クラブハウスからコースへ出る際には足場等に気をつけていただきますよう、お願いいたします。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇