ナラやカシの木の枯れる被害が全国で進行中。

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 日本のゴルフ場の松枯れ被害は一向に収まる気配がありません。これに加えて新たな樹木の線虫?によるナラやカシの木が枯れる被害が激増し始めました。

 松枯れの原因はマツクイムシですが、ナラやカシはカシナガキクイムシがマツクイムシ同様に樹木に潜入し木を枯れ死させているそうです。関西グリーン研究所などでも数年前から近畿圏でも被害が出ており注意を促していました。

 異常気象による気候変動によるものか原因はまだはっきりしていません。いずれにしても松の木同様、日本のゴルフ場にとってカシの木やナラの木はゴルフ場の残地森林に多くおちついた自然景観をなしています。

 奈良県でもナラやカシの木の枯れの被害が急増中で対策に乗り出したと報じられています。当クラブでも13番ホールの第2打地点の右側のナラの木の様子がおかしいとグリーキーパーが警戒しています。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

2年ぶりの決勝進出ならず7位に終わる。

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 昨日21日は関西ゴルフ連盟主催の「平成27年度KGUインタークラブ奈良西地区予選」が飛鳥カンツリー倶楽部で15クラブが参加して行われました。参加選手6名中、ベスト5名のトータルで競うクラブ対抗競技で奈良県の西地区に位置する15クラブで争われ、奈良カントリークラブが6選手全員が70台の好スコアをマークしトータル379見事優勝しました。2位は古豪・奈良国際ゴルフ倶楽部が3ストローク差で入り、3位には前年の優勝クラブ木津川カントリー倶楽部がトータル385で入りました。上位3クラブは9月11日に宝塚ゴルフ倶楽部で行われる決勝に進出しました。

 奈良柳生カントリークラブは昨年のクラブチャンピオン・大西康司(HD1)選手をはじめ、南憲司(HD0)、向山昭三(HD0)、岡崎耕司(HD2)、加藤研士(HD4)、永岡悟(HD5)の最強6選手を代表選手に送り込み2年ぶりの決勝進出を目指しましたが、アップダウンがきつくフェアウェー幅の狭い戦略性の高いコースに手こずりトータル402と振るわず残念ながら7位に終わりました。

成績は関西ゴルフ連盟ホームページをご覧ください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

打ち込みはマナー・エチケット違反。

 ゴルフのマナー・エチケットは他の人に不愉快な思いをさせないということ以外に危険を防止することが基本にあります。ゴルフ規則の第1章エチケットでは、「安全の確認」として練習スイングをする場合の注意や前の組のプレーヤーにボールを打ち込まないようになど安全に対するエチケットが明記されています。

 広大な敷地の中でクラブを振り石のように硬いボールを飛ばして行くのですから、ゴルフはある意味危険といえば危険なスポーツでもあります。とくにボールの打ち込みは最も危険で、直撃すれば大怪我や死につながることもあります。後ろから飛んでくるボールが当たらなくても、ヒヤッとさせられ不愉快な思いをしたことがありますし、その逆もあります。

 善良なゴルファーが打ち込もうとして打ち込む人はいません。ゴルフ規則に書かれているように「プレーヤーは、前の組のプレーヤーたちが球のとどく範囲外に出るまでプレーを始めてはならない。」を承知しているはずです。しかしながらプレーヤー自身の目測で「もう大丈夫だろう」とアドレスをとることがあります。キャディ付きのラウンドであればキャディが安全な距離というものを把握しているので、そういう時は「もう少しお待ち下さい」と静止してくれます。

 ところが昨今のようにセルフプレーが多いとプレーヤー自身の距離感、判断でショットするため、前の組に打ち込んでしまうケースが多くなってきています。「待ちチョロがイヤだから」とか「自分の技量ではあそこまでは飛ばない」からとショットすることがあります。こんな時に限ってナイスショットやスーパーショットが出て、予想外の飛距離で打ち込んでしまうことがあります。

 打ち込みは前の組に不愉快な思いをさせたり身の危険をもたらす、まさしくマナー・エチケット違反なのです。キャディを伴わないセルフプレーなら自分自身のナイスショットの際の、ボールの飛距離を把握しておき、万一のスーパーショットも想定した上で、前の組にボールが絶対届かない距離の外に出てからショットするように、目測能力も養っておくことが重要です。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

マナー・エチケットの小冊子。

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 ホームページの「ブログ」を熱心に訪問してくださる方が多く、とくにゴルフのマナー・エチケットなどゴルファーの品性・品格などを書いた日の閲覧率はぐ~んと跳ね上がります。

 ここ2年のブログの中で、忘れられているゴルフプレーやマナー・エチケットに関する文章を抜粋してブログに集めたことを7月9日のブログでお知らせしました。「ゴルフは知の芸」とし、サブタイトルに「嫌われないゴルファーになるために 何よりもマナー・エチケット」としてまとめました。

 昨日、メンバーのOさんから「総支配人のブログの゛ゴルフは知の芸゛をコピーしてまとめてみました」と小冊子3冊いただきました。あらためて活字となった記事を読むとス~ッと頭に入ります。パソコンやアイフォンで読むのとでは理解度が違うのは、アナログ人間だからでしょう。本好きの私は、紙に書かれた書籍と電子書籍では本の理解度はもちろん読むスピードまで違います。

 こうして小冊子をいただいて読み返してみると、ゴルファーとして当然身につけておかなければならないマナー・エチケットが何故必要であるかということが、読みやすい文章で丁寧に書いていることがわかります(自画自賛?)。

 パソコンの画面からいつでも読めるようになっていますが、ぜひプリントアウトして小冊子にまとめてゴルフのプレー前日にお読みください。また、ゴルフを始められた初心者やマナー知らずのゴルファーに、教材?として「これを読んで」とさりげなく渡していただければ幸いです。

 私もメンバーのOさんからいただいた小冊子を早速、コピーしてゴルフ仲間に配布しようと思います。
 
 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

今日からお盆休暇に入ったところも。

 早いところでは今日からお盆休暇に入った会社も多い。気のせいか朝5時半過ぎの早い時間ながら中国道、近畿道の高速道路の車の走行がいつもよりかなり多いように思えました。そういえば自宅近くの新御堂筋沿いにゴルフバッグを持ち、迎えの車を待つゴルファーの姿を何人も見かけました。

 連日の猛暑日でコースの芝も日照りが続き焼け気味です。昨夕、奈良市内は雷とゲリラ豪雨に見舞われましたがゴルフ場の方は、短時間の雨でわずか4ミリしか降らず、焼け石に水程度でした。今日も午後3時頃から雷と強い雨が25分ほど降りプレー中断しましたが、まさに慈雨でした。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

幻想的な「なら燈火会」が始まりました。

 奈良の夏の夜を2万本のろうそくで彩る「なら燈火会」が昨日から始まりました。平成11年に始まったこの風物詩、今年で17回を数えます。

 奈良公園一帯を中心にして始まったこの夏の風物詩は興福寺や猿沢池周辺、奈良国立博物館周辺など10会場でカップに入ったろうそくが並べられ、午後7時に次々とろうそくに火が燈されます。ろうそくの明かりが幻想的な風景を演出していきます。

 点燈時間は午後9時45分までで、8月14日まで続けられます。奈良柳生CCでプレーを楽しんだ後、奈良市内で食事してから訪ねてみてください。世界遺産の地、古都奈良の歴史の中にろうそくの花が咲く「燈火会」。どこか懐かしさを感じ、心を癒してくれることでしょう。

【NPOなら燈花会 公式サイト】はこちらからご覧いただけます。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人。阪口 勇 

ゴルフ場利用税廃止は1千万人ゴルファーの悲願

ゴルフ場利用税廃止!1000万人ゴルファーの悲願という冊子がゴルフ場利用税廃止運動推進本部から送られてきました。8月3・4日に全国都道府県のゴルフ協会、ゴルフ連盟の会長及び支配人会代表が各都道府県知事に面会し「ゴルフ場利用税廃止」の陳情に行きます。

 ゴルフ場利用税は市町村の貴重な財源だからという理由で消費税との二重課税がゴルファーに押し付けられています。一昨年の税制改正でゴルフ場利用税の廃止について国会でも取り上げられましたが、市町村長の反対が強いからという理由だけで存続が決められました。

「ゴルフ場利用税堅持のための全国市町村連盟」が出している「ゴルフ場利用税の堅持を求める要請書」では、ゴルフ場へのアクセス道路の整備維持、ゴルフ場から排出されるごみ処理、ゴルファーが怪我した場合の救急サービス、地滑り対策、洪水対策、農薬・水質調査等必要など、いかにもゴルフ場に対して特別な行政サービスを行っているかのように列記されていました。

 全国市町村連盟のいう、こうした行政サービスが事実誤認と例示の拡大援用で全く一方的な主張だと今回送付されてきた冊子には書かれています。例えば「ゴルフ場へのアクセス道路整備とその維持管理・・・・・」については、ゴルフ場自らが周辺道路の土地買収・拡幅・造成し、それを市町村に寄付しています。その道路は地域住民の生活道路となっており、他の道路の維持管理と別扱いするのは不合理であると反論しています。

 また「ゴルフ場から排出されるごみ処理云々」についてもゴルフ場における廃棄物処理は、廃棄物処理法に則り、業者委託あるいは自ら処理施設に持ち込む等して有料で処理しています。廃棄物処理においても、他の企業、施設等に比して特別な行政サービスを受けてはいません。まさしくこの通りで、当クラブでも廃棄物処理法に適合した焼却炉で処理したりレストランなどの生ごみ、廃油等は業者に委託しています。

 「ゴルファーが怪我した場合・・・・・」についても救急サービス、消防サービスは、誰もが公平に受けられる最も基本的な行政サービスではないか。他の施設に比して特段ゴルファーに怪我が多いわけでもなければ、火災が多いわけでもありません。他の施設と如何なる相違があるのか。なぜ、ゴルフ場が特有であるのか。と反論しています。

 「農薬・水質調査等・・・・・」についても業界全体で農薬の適正使用、法令順守、水質検査に徹底して取組んでおり、個々のゴルフ場が自らの費用で業者に委託して実施、報告しています。当クラブでも年に数回の水質検査が義務付けられており、この費用が1回約50万円かかるなどばかになりません。

 ことほど左様にゴルフ場に対する特別な行政サービスを行っているかの主張は全く根拠のないものです。「平成28年度税制改正」においては、もはや明確な課税根拠のないゴルフ場利用税を廃止し、これによって影響を受ける市町村に対しては必要な代替財源を含めた措置を講ずる税制改正を実施するよう強く要望します。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇