9番ホールの樫の木を取り除きました。

 

 ユキヤナギノの白い花が咲き誇る良い季節になってきました。ゴルフ場も春のゴルフシーズンを迎えてベストターフ、ベストコンディションで皆様をお迎えすべく冬季期間にコースの更新作業や改修工事を進めてきました。

 懸案だった17番ホールのビーチバンカーの改修工事も終わりましたが、まだやり残した改修工事もあり引き続き取り組んでいます。その一つであるコース内の樫の木対策。樫の木は根が浅く根がはびこり芝を枯らし裸地状態にしてしまい、見苦しいだけでなくボールが根っこに止まった場合など打てずプレー上、支障をきたします。

 9番ホールの2打地点のフェアウェー右にあるグラスバンカー前に位置する樫の木がその一つです。樫の木の根による裸地部分、何度も芝の張替えを行ってますが、芝は活着せずすぐに枯れて裸地化してしまいます。このため思い切って伐採し芝を敷きつめました。

 ただ樫の木は戦略的なポイントにもなっているため、樫の木のように芝に悪影響を及ぼさない高木(こうぼく)を選んで植樹することを検討しています。

 ※写真は9番ホールのグラスバンカー前の樫の木を取り除き芝を敷きつめたところ。総支配人・阪口 勇

大阪北摂・阪神方面への帰路が便利に。

 暖かく陽春に相応しい気候になってきました。女子トーナメントも3戦消化し比嘉真美子、鈴木愛、上田桃子と韓国勢を押さえて日本選手が3連勝するなど幸先良いスタートきりました。いよいよ本格的なゴルフシーズンの到来です。エントリーもコンペの予約が増えてきました。

 コンペといえばプレー後、奈良市内を経て第二阪奈・近畿道や阪神高速を利用して大阪の北摂・阪神方面へお帰りになる方にとって奈良市内通過は頭痛の種でした。そこで奈良市内の幹線道路・大宮通りを避けて交通渋滞のない帰路をご案内します。

 ゴルフ場から中ノ川交差点を400メートルほど下った新バイパスを利用し京奈和道・木津ICへ。あとは新名神高速・第二京阪・京滋バイパス・名神高速と高速道でつながっておりノンストップで茨木、吹田ICへ1時間前後で着きます。高槻ジャンクションを利用すれば新名神に、吹田JCTを利用すれば中国道にも直結してますので、阪神間へもスムーズに帰ることができるようになりました。

 新しい交通図をホームページにアップしました。そのままプリントアウトできますのでご覧ください。総支配人・阪口 勇


17番ビーチバンカー改修工事完了しました。

 先週の土曜日(16日)は思わぬ春の大雪に見舞われ、周辺ゴルフ場でも積雪クローズになったゴルフ場もありました。雪が降ったかと思えば、20日は全国的に今年一番の最高気温を記録、奈良市でも20・9度の最高気温を記録し4月中旬から下旬の並みの陽気になりました。櫻の開花も20日頃から各地で発表があり、桜前線はいよいよ北上し奈良市では4月2日前後が満開予想です。

 この冬一番の改修工事である17番ホールのビーチバンカーの工事がこのほど完了しました。17番ホールは奈良柳生カントリークラブでももっとも美しく戦略的ホールとして知られていますが、開城以来20年余を経て、ビーチバンカーと称される池際の波でバンカーの砂が水中に流れ込み水位が上昇するとともにバンカーの面積が三分の一ほど狭まり、戦略的にも修景的にも劣化してきました。このため、開場当初のビーチバンカーに復元するために大規模な改修工事を実施しようやく完成しました。総支配人・阪口 勇

春の大雪に右往左往しました。

 昨日は朝から季節外れの大雪で右往左往しました。前日までの天気予報は朝方にかけて所により雷雨があるが、日中は晴れるとの予報に、ゴルフ場に着いた6時半過ぎは雨もなく安心していました。

 ところが7時半過ぎから雪が舞い始め空模様は暗転し間断なく雪は降り続き、まさか積もることはないだろうと高をくくり8時前からスタートさせていましたが、8時半頃から雪は激しく吹雪、グリーン上も徐々に白くなって行きます。すでにスタートした組もプレー中断せざるを得ない状況となりました。

 春の雪なのでさほど積もらないだろうと思っていましたが、雪雲が上空に居座った状態で、雪は降り続きました。来場された皆さんも「この時期に雪が降るなんて思わなかった。」と物珍しさもあり「雪がやんだらすぐに融けるだろう」とレストランやロビーで待機。

 スマホのウェザーニュースの雪雲(雨雲)レーダーを見ますがいっこうに雪雲は動かず容赦なく雪は降り続け、ヤマトCCや春日台CCは「痛いですが今日はクローズにしました」との電話をいただきました。隣接する木津川CCの支配人からも「雪がやみそうにないのでクローズにします」との連絡がありました。

 10時には雪は上がるというウェザーニュースを信じて、来場の皆さんにお待ちいただく時間のなんと長いことか。ただ雪さえ上がれば、前日の晴天で地熱があり雪質も柔らかく溶けやすいので、遅くとも昼前にはスタートできる確信がありましたので、辛抱強くお待ちいただきました。

 10時20分ようやく雪はやみ、雪が溶けるのに1時間~1時間半とふみ、11時半過ぎを目途にスタートさせることを決め、プレーはスループレーとし、待機時間中に昼食を召し上がっていただくようにお願いしました。

 「この雪ではプレーはできない」と判断されお帰りになった組も10組ほどありましたが、残っていただいた24組が11時50分アウト、イン無事に同時スタートすることができました。待ち時間2時間から早いスタートの方なら4時間近く文句もいわず辛抱強くお待ちいただいた来場者の皆さん、マナーに長けた本当にゴルフがお好きな方にお越しいただいてると感謝しました。昨日ご来場の皆さん、有難うございました。

※写真は8時過ぎに積もり始めた雪。総支配人・阪口 勇 

もっと気軽に短時間でゴルフが楽しめないものか。

 新しくゴルフを始めようという人が相変わらずあまり増えません。金と暇がかかることが敬遠される一番の理由のようです。金の問題はさて置き、暇=時間がかかりすぎるというのは忙しい現代人にとっては最も嫌われる要素かもしれません。

 ゴルフ場への行き帰りに2時間、ラウンド時間はハーフ2時間~2時間半。18ホール回ってほぼ5時間、家を出てゴルフして帰ってくるまで7~8時間かかってしまうとなればほぼ休日の1日がつぶれてしまいます。

 もっと気軽に短時間でゴルフを楽しめないものか。18ホールの1ラウンド料金制から9ホールのハーフ単位の料金制を取り入れる所も出てきたとの話も聞きます。

 ハーフプレーなら料金も安く時間も半日あればこと足りるわけです。午前中ハーフプレーしてから仕事に、あるいは逆に午前中は仕事をして午後から軽くハーフプレーといった具合に忙しい現代人とってはピッタリかもしれません。

 ゴルフが18ホールの1ラウンドを基準としているため、休日がゴルフで1日丸つぶれとなり家族サービスも疎かになってしまいます。

 団塊世代以前のモーレツ社員なら家庭を放っておいてゴルフも仕事のうちとゴルフに興じていましたが、現在の家庭中心の団塊二世、三世には通用しません。家族ともども短時間で料金的にも安上がりで楽しめるハーフプレーシステムを業界として考えていく必要性があるかもしれません。総支配人・阪口 勇

 

シーズンを前にコースの更新作業は順調です。

 今冬の積雪クローズは1月に1回、2月に1回のわずか2回のみでした。車のスタットレスタイヤも、もう雪はないだろうと2月20日に履き替えました。2月下旬から気温も14度を超える日もあるなど例年になく春の訪れは早いようです。

 そのためコース作業も2、3週間前倒しで更新作業に追われています。フェアウェ-のバーチカルも2月に終え、グリーンのコアリング、目砂入れも完了しました。

 グリーンのコアリング(穴あけ)はグリーンの芝刈りによる刈りカスや枯れた根、微生物の死骸などによるサッチ層からなる土壌不良を改善し透水性をよくするための更新作業です。

 コアリングの後、目砂を入れていきますが、プレーヤーにとってはボールがスムーズに転がらないため不興を買いますが、1年間良好なグリーンの状態に保っていくための重要な更新作業です。ベントグリーンは何よりもスムーズなボールの転がりと適度の速さと堅さが求められる繊細なグリーンコンディションが求められますので、このコアリングは欠かせない更新作業ですのでご理解ください。