プロテスト近畿地区予選を開催します。

 2017年度PGA資格認定プロテスト近畿地区予選が奈良柳生カントリークラブで4月5・6日の2日間、36ホール・ストロークプレーで行われます。

 実施要項によると受験資格は、当該年度内において満16歳に達する者以上の男子でKGU加盟クラブに所属する者が対象となります。

 競技は2日間、36ホール・ストロークで行われ、トータルスコアでランキングをつけ、上位の選手よりPGA資格認定プロテスト最終予選、2次予選の出場選手が選考されます。

 また成績上位者は希望すれば5月・6月に行われるプロ競技会(近畿プロ会在籍プロが参加)に出場することが可能となっています。

 このプロテスト近畿地区予選で上位に入れば1次、2次予選を飛び級で最終予選に出場でき、最終予選をクリアーすれば晴れてプロゴルファーとなります。研修生の皆さん、頑張ってください。

 

今日も積雪クローズになりました。

 強い寒気の影響で予報通り昨夕からまた断続的に雪が降り、今日も一面銀世界。奈良県下のゴルフ場だけでなく滋賀県、京都府などのゴルフ場もほとんどが積雪クローズで近畿のゴルフ場も一部を除き壊滅状態です。

 雪の写真を載せるのはゴルフ場にとって雪がこんなに多いゴルフ場なのかと思われるのが嫌であまり載せたくないのですが、うちのゴルフ場だけでなく近畿全般のゴルフ場も同じ状況ですので・・・・・。

 2月1日号の「事務局だより」にも書きましたが、地球温暖化なら冬も暖かくなり雪の降るのも少ないのではないかと思うのですが、そうではないようです。地球温暖化の影響で太平洋などの海水温度が上がり海面から大気に供給される水蒸気の量が増えて夏ならば豪雨、冬は北から寒気が下りてきて大雪になるそうです。

 さらに詳しく説明しますと、北極の海に浮かぶ氷が地球温暖化の影響で融けて、冬のシベリアをさらに寒くさせ上空のジェット気流が日本上空に迫って大寒波となり大雪を降らすとモノの本に書かれていました。

  今週は比較的エントリーも順調でしたが、今冬一番の大寒波が8日から襲い近畿地方全般大雪に見舞われました。とくに今日、明日の2日間はエントリーが多かっただけに残念です。いずれにしましてもゴルフ場にとっての2月の週末の積雪クローズは営業的にもダメージが大きく雪を見るとため息が出てしまいます。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

積雪クローズとなりました。

 残念ながら本日は天気予報通り未明から降り続いた雪によりクローズとなりました。当クラブだけでなく奈良県下のゴルフ場のほとんども積雪クローズとなりました。未明から雪はやむことがなく降り続けており明日の営業も厳しくなりました。明日のエントリーをいただいてる方には積雪状況を説明しクローズの可能性が高いことをお伝えしました。雪質は柔らかく雪が雨に変われば融けそうな雪ですので、気温がこれ以上下がらないことを祈るのみです。
 写真は午前10時半のものです。

ウォータークーラーを寄贈いただきました。

 今年1月9日の成人の日杯に参加された小池昭弘さんが16番ホールで見事ホールインワンを達成されました。確率4万分の一といわれるこの希少なホールインワンだけに誠におめでたく、多くの方から祝福されていました。

 幸運なホールインワン達成は自分の長いゴルフ歴に輝かしい一頁として記録されます。そのためかゴルフ仲間に記念品を配ってこの幸運のおすそ分けをする習慣がわが国にはあります。

 ゴルフ場にもホールインワンを達成された方から記念として植樹や記念品を寄贈してくれます。今回、小池さんは35年の長いゴルフ歴でホールインワンは初めての経験だとか。「ホールインワンの記念に何かゴルフ場に役立つものを記念品として寄贈したい。」と申し出ていただきました。そして「コース売店に設置しているウォータークーラーが故障していたね。せっかくだから新しいのを2台寄贈しましょう」と嬉しい申し出があり先週末に届きました。

 ゴルフ場の昨日、一昨日の休場日に早速取り付けをいたしました。寒い冬は冷たい水も不要ですし、水道管が凍結していたりして故障の原因にもなるため使用開始は3月下旬くらいから利用していただこうと思います。

ゴルフ業界には17団体も、統廃合が必要では。

 1月23日の読売新聞のコラム今日のノートに「17団体の将来」と題して日本のゴルフ界の諸団体の多さに鈴木大地スポーツ庁長官が「これだけ団体があるとどこに何をお話ししていいのかわかりにくい」と皮肉交じりに業界17団体の新年会の講演で切り出したそうだ。

 ゴルフ業界に17団体もあったのかと、業界人である私もこの記事を読んで驚きました。早速17団体を調べてみました。

 公益財団・日本ゴルフ協会、公益財団・ゴルフ緑化促進会、一般社団法人・日本ゴルフ場経営者協会、公益財団法人・日本パブリックゴルフ協会、社団法人・全日本ゴルフ練習場連盟、一般社団法人・日本ゴルフ用品協会、一般社団法人・日本ゴルフトーナメント振興協会、公益社団法人・日本プロゴルフ協会、一般社団法人・日本ゴルフツアー機構、一般社団法人・日本女子プロゴルフ協会、日本ゴルフ関連団体協議会、NPO法人・日本芝草研究開発機構、全国ゴルフ会員権取引業団体連絡会、全国ゴルフ場関連事業協会、日本ゴルフコース設計者協会、日本ゴルフジャーナリスト協会、日本ゴルフ場支配人会連合会と確かにゴルフ業界には17団体が存在してました。

 これらの団体の活動といえば
 ①日本ゴルフ協会:1924年(大正13年) に創設。日本のアマチュアゴルフ界を統括するとともに、世界共通のゴルフ規則の日本語版の制作を通じたルールとエチケット、マナーの普及活動など日本のゴルフ界の総元締めともいわれる存在です。

 ②ゴルフ緑化促進会:会員ゴルフ場の協力を得て広くゴルファーから募っている「緑化協力金」(1人1日50円)を主な活動財源に、創設以来全国約8,500ヵ所、195万本以上の植樹を行うなどの活動をしている。

 ③日本ゴルフ場経営者協会:会員制ゴルフ場経営者団体として1969年(昭和44年)に設立、通商産業省(現・経済産業省)より社団法人認可を受ける。ゴルフ場事業者へのさまざまな指導や勧告、寄せられる相談の処理、ゴルフ会員権預託金償還や税金の問題などゴルフ業界全般の諸問題についてもいろいろな角度から研究・分析を行っている。

 ④日本パブリックゴルフ協会:生涯スポーツと言われるゴルフの普及振興を事業目的に掲げ、国民の健康の保持増進、余暇活動の充実等、豊かな国民生活の実現への寄与を目的として組織された。

 ⑤全日本ゴルフ練習場連盟:ゴルフ練習場経営者の全国組織(練習場数:約500場)として1952年(昭和27年)に発足しジュニアゴルファーの自己啓発や社会性を育む「ジュニアゴルファー検定制度」を展開。青少年へのゴルフの普及・育成及び一般ゴルファーの底辺拡大に取り組んでいる。

 ⑥日本ゴルフ用品協会:ゴルフ用品産業の健全な発展を目的に発足。

 ⑦日本ゴルフトーナメント振興協会:国内プロゴルフトーナメントの男女主催者、テレビ局、広告会社、運営会社などさまざまなトーナメント関係企業がトーナメントにおける安全対策、メディア報道の検討、社会貢献活動の提唱、また業界発展に向け男女プロゴルフ団体との協働などを推進している。

 ⑧日本プロゴルフ協会:日本の男子プロゴルファーを統括する組織。プロゴルファー認定の団体としてプロテストを実施するとともに、ゴルフの普及・発展に向けた指導者(ティーチングプロ)の育成を行っている。

 ⑨日本ゴルフツアー機構:我が国における男子ゴルフツアートーナメント事業を統括する団体。

 ⑩日本女子プロゴルフ協会:女子ツアーの活性化をはかるとともに女子プロゴルファーの資質向上、ゴルフの底辺拡大・普及を図っている。

 ⑪日本ゴルフ関連団体協議会:日本ゴルフ協会、日本ゴルフ場事業協会、ゴルファーの緑化促進協力会、日本パブリックゴルフ場事業協会、日本ゴルフ用品協会の公益法人5団体により1991年(平成3年)に設立。ゴルフ場利用税撤廃運動や国家公務員倫理規程の見直し(条文からゴルフの3文字削除)、ゴルフ場用地の固定資産税の適正評価、ゴルフの学校体育正科化など、ゴルフ業界窓口として関係省庁等への陳情活動を積極的に行っている。また、日本ゴルフサミット会議の運営事務局を努め団体間の連絡・情報交換等をサポートする。

 以下の諸団体は組織名からその目的はは理解できると思われるので割愛しますが、いずれにしても17団体がまとまってゴルフ人口の減少を食い止め、17団体の新年会スローガンである「ゴルフはみんなのスポーツへ」一丸となって取組むことが必要だと思います。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇