夏のゴルフはこまめに水分補給を。

 昨日、一昨日と奈良県は高気圧に覆われ強い日差しが照りつけ真夏の暑さでした。一昨日は気温がぐんぐん上昇し奈良市で最高気温33・6度を記録し、今年の最高気温を観測したそうです。

  夏のゴルフで気をつけてほしいのは、こまめに水分補給をすること。夏は大量の汗をかくため脱水症状を防ぐのに水分補給が重要であることを皆さんご存知ですが、水分補給が十分でないと脳梗塞を発症し易いことは意外に知られてません。

 脳梗塞は夏に発症が増えるといいます。暑さで大量の汗をかくと血液中の水分量が不足して血液がドロドロ状態となり血栓ができ易くなり、脳への血流がスムーズにいかず脳の血管に血栓がつまり血流が途絶えることで脳の組織が死んでしまうそうです。

 このためこまめに水分ををとり補給することが大切なのです。水分補給にはスポーツドリンクや水、お茶が適しておりくれぐれもビールなどのアルコールは摂らないようにしてください。

 脳梗塞の兆しは①顔の片側が下がって歪む ②片方の腕や足に力が入らない ③言葉の呂律が回らないといった症状がひとつでも見られたら一刻も早く救急車を呼ぶことです。

 脳梗塞は発症から早ければ早いほど快癒します。発症から時間がたつほど半身麻痺や言語障害などの重篤な後遺症が残ります。発症から5時間以内なら血栓を溶かす治療などで症状が改善できるそうです。少しでも前述の①~③の症状と思った場合はゴルフをやめ同伴者に救急車を呼んでもらうようにしてください。

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 昨日は飛鳥カンツリー倶楽部で関西ゴルフ連盟の「女子クラブ対抗予選」に28クラブが出場して争われ、岸和田CCが230で予選トップで通過し247の8クラブが決勝進出しました。当クラブ(牧草眞由美、萩原嘉織、藤原美樹、西川優さん)はトリッキーなコースに苦戦し252の14位に終わりました。

地震による被害はありませんでしたか?

 昨日(6月18日)午前7時58分、大阪府北部を震源とする近畿全域に激震が走りました。大阪府高槻市、茨木市などは震度6・1の揺れを観測し、23年前の阪神淡路大震災の恐怖がよぎりました。ゴルフ場は幸い何事もなく平常通りに営業ができております。皆様のお宅など大丈夫だったでしょうか、お見舞い申し上げます。

 日本では怖い順に地震、雷、火事、親父といわれていますが、親父の権威がなくなってる現在、親父の怖さは論外として地震の怖さだけは昔も今も一番です。それだけに今度はいつどこで起きるか判りませんが、地震災害に備えることの大切さを改めて思い知らされました。今日だけでも数回、地震がありました。まだまだ大きな余震がくるかもしれません。枕元に懐中電灯、携帯電話、財布、メガネ、スリッパ・靴など、ひとまとめに置いておくようにしてください。

ベテラン寺川さんが理事長杯獲得。

 本日(6月17日)は今年度のクラブ三大競技の初戦「理事長杯」決勝が行われました。5月27日の理事長杯予選から本戦1・2回戦、準決勝、決勝と4週にわたり熱戦が繰り広げられ、寺川陸三さん(HD7)と上杉公一さん(HD7)が勝ち上がってきて決勝27ホール・マッチプレーで争われました。

 寺川さん、上杉さんとも決勝へは初進出。71歳のベテラン寺川さんに対して、この1年着実に実力をつけてきた48歳の上杉さんとの戦いとなりました。試合はベテランの寺川さんが安定したショットと試合巧者らしい抜群の寄せとパットで上杉さんを終始リードし3-1で降し、初の理事長杯を獲得しました。

 理事長杯を手にした寺川さんは「距離のある柳生ではパーオンは諦めて寄せとパットでしのぐゴルフに徹しました。今日はいつも以上に寄せが良かったのが勝因」だったそうです。一方、上杉さんは「寺川さんのベテランらしい正確なアプローチに負けました。」と敗者の弁。

※写真上は赤澤競技委員(右)より理事長杯が贈られた寺川さん。写真下はランナースアップ賞が贈られた上杉さん。

日本一距離の長いコースで熱戦が展開。

 ~全英への道~ミズノオープンは日本一距離の長いコース「ザ・ロイヤルGC]で開催されました。テレビ観戦をされた方も多く見応えがありましたね。

 ザ・ロイヤルGCは全長8007ヤード、16番ロングホールは705ヤードとアマチュアゴルファーには手に負えない世界基準のトーナメントコースです。

 トーナメントは秋吉翔太が唯一、通算1アンダーパーで優勝しましたがモンスターコースに相応しい難コースであることをまざまざ見せつけられました。全長8007ヤードのコース設定でしたが、そのまま使用したのは3日目だけで残り3日間はティーグランドを前に出し7700ヤード前後で行われたそうです。

 ただ名物ロングの16番ホールだけは4日間とも705ヤードで行われました。テレビで見ましたが、日本のトーナメントプロがドライバーでフルショットして第2打も直(じか)ドラでも誰一人2オンしませんでした。風の影響もありますが、ドライバー、ドライバーと打って第3打もウッドを手にしたプロもいました。まさにモンスターホールでした。

 藤田寛之プロがこのザ・ロイヤルGCは「コースレイアウトやハザードの位置、グリーンのアンジュレーションなど上手くレイアウトされており、ボールをちゃんとコントロールしないと攻略できない、いいデザインのコース」だと絶賛しています。

 トーナメントプロが競うコースとしては世界基準の超一流であっても、ふだん利用するアマチュアゴルファーにとっては果たして面白いのだろうか?という疑問が残りました。

 世はシニアゴルファーが年々増えてきており、70歳・80歳の高齢者ゴルファーのために全長4800ヤードくらいに短縮するピンクティー(コースによってはパープルティーとかブラックティーなど呼び方は違いますが)設置が増えてきてる昨今、プロトーナメントはより距離を長く難しくし、一方アマチュアの高齢者ゴルファーには距離を短くしてパーを取り易くするという一見、矛盾するようですが、プロを対象としたコースセッティングと高齢者ゴルファーを対象としたコースセッティングでは目的や意味が違うということです。

 プロは難攻不落のコースに果敢に挑戦して行くエキサイティングなゴルフを。一方、高齢者ゴルファーには体力や技量に応じた距離設定をしいつまでもパープレーに挑戦して行くゴルフ本来の楽しさと、いつまでも健康でゴルフを続けていただこうという狙いがあります。

 

 

夏に向かい暑さ対策が必要です。

 昨日(6月5日)、中国地方で「梅雨入り宣言」が出ました。近畿地方も今日くらいに発表されそうです。昨晩から降る雨が降り続きキャンセルが続出、頭が痛いです。これから梅雨入りし雨が続く日々を想像すると気が滅入ってしまいます。

 しかしながら梅雨の時期だからといって晴れの日がないわけではありませんし、確率的には雨より降らない日の方が多いのですからゴルフは存分に楽しめます。天気予報に注意してゴルフプランをお立てください。

 これから夏に向かい暑さ対策が必要になってきます。太陽がまぶしい夏空の下でのゴルフはまず直射日光を避ける工夫をしてください。体で露出している顔や首筋、腕などにはUVカットの日焼け止めクリームを必ず塗るようにしましょう。近年は、日焼けした肌は皮膚がんが発症しやすくなるため、男女を問わずUVカットのクリームを塗ることが必須といわれてます。

 ゴルフは長時間、太陽の下で過ごすため直射日光を避ける工夫が必要です。そのひとつにUVカット布素材の日傘が必携アイテムとなっています。この日傘を差していると意外ですが直射日光を遮るため、木陰のように涼しく感じるのでぜひゴルフ用日傘を携行することをお勧めします。

 夏のゴルフは健康的な汗がたっぷりかけます。それだけに汗を拭うタオルも必須アイテムです。できれば大き目のタオルがいいでしょう。ハンカチ程度のフェースタオルでは、ないよりはマシ程度で間に合いません。よくゴルフ場の手洗所に設置しているフェースタオルを持ち出す不届きゴルファーがいますが、マナー・エチケット違反ですから絶対にしないでください。

 また汗をかくと脱水症状にもなりますので、スポーツ飲料などで頻繁に水分を補給するようにしてください。そして何よりも一番大事なことは、ゴルフ前夜の深酒や寝不足を避けることです。

昼食の注文の品が違っていたら。

 先月、某ゴルフ場でプレーする機会がありました。ハーフを終えてレストランで昼食です。メニューを広げて何を食するか思案した結果、「海鮮あんかけ焼きそば」を注文しました。

 そして運ばれてきた品は「海鮮丼」です。うん?「私の頼んだのは海鮮あんかけ焼きそばだけど」というとチョットお待ちくださいと厨房に。そして伝票を手に「やはり海鮮丼と書いてますが」と注文を受けた側の正当性を主張します。

 たぶん注文を受けたウェイトレスが「海鮮あんかけ焼きそば」を「海鮮丼」と同じ頭に「海鮮」とついてるため、「海鮮丼」と聞き間違えたのだろう。私は「海鮮丼でなく海鮮あんかけ焼きそばを注文したのだから取替えよ」などと言い張るほどのことでもないと「いいよ海鮮丼で」と仕方なく食べました。

 同伴者の1人が「やさしいね。俺なら注文を間違えて違った品を持ってきたら絶対に替えさせるよ。ガミガミ文句はいわないけど。」という。

 こうした昼食の注文の聞き間違えによるトラブルはよくある話です。今回、私が経験したケースをゴルフ仲間10人に「君ならどうする?」とヒアリングしたところ人の性格にもよりますが、7人は間違った品を「いいよ、それで」と注文の品と違ったものを食べるといいます。理由は様々ですが大人の対応をされてます。

 一方、3人は「食べたい品を注文したのだから替えさせるのは当然」と筋を通されます。ただ、今回のヒアリングの中にはいませんでしたが、クレーマーという方が必ず存在します。「おいっ、君、俺はこんなもの注文していないよ。注文をちゃんと聞かないと駄目だろう。すぐ取り替えよ」というのは正論であり、至極当たり前クレーマーではありません。

 クレーマーは注文の品と取替えさせ、さらに「新しい品をすぐ持ってこい、マネージャーを呼べ」の挙句に「ここの教育はどうなってるんだ!」とやたらテンションが上がり激昂する方です。マネージャーに「ああや、こうや・・・・」と過去の対応の悪さや料理のことや値段のことやら注文の品の取り違え以外に延々とクレームする方が必ずおられます。

 もちろん注文を受けて間違えた方が悪いに決まってます。ちゃんとするべきだと思いますし、怒るのも無理はないと思います。さらにいえばレストランの従業員教育にも問題があるのは言うまでもありません。

 ただ、他人に迷惑をかけない、不愉快にさせないゴルフ場のレストランでそのような光景を目にさせられるのは周囲の者にとって不愉快極まりない迷惑な話です。相手が間違いを詫び、注文の品を取り替えてくればそれでいいのではないかと思うのですが、いかがでしょう。