今日から正倉院展が開幕。

今日(29日)から第74回正倉院展が奈良国立博物館で始まりました。聖武天皇や光明皇后など天平の宝物が出展されます。

 正倉院展は毎年10月末から11月にかけて開催される大和路の秋を告げる大イベント。正倉院に伝わる天平の宝物59品が展示されます。

 天平時代の精巧な工芸美に触れる絶好の機会です。ぜひ観覧をお勧めします。ただし今年はコロナ禍のため、当日券はなく全て「前売り日時指定券」となっていますのでご注意を。一般2千円、ローソンチケットか公式サイトで販売しています。

なお、この正倉院展開催期間中は奈良県庁周辺の交通渋滞にお気をつけ下さい。

クラブチャンピオン大西さん、シニアは吉井さん。

2022年度クラブ選手権は10月23日、予選・本戦を勝ち上がってきた大西康司さんと向山昭三さんによって36ホール・マッチプレーで行われ、3-2の熱戦で大西さんが向山さんを降し6年ぶり3回目のクラブチャンピオンに輝きました。メダリストは2年連続、南憲司さんが獲得しました。

  写真上:スタート前、両者健闘を誓い固い握手。写真中:右からメダリスト南さん、ランナースアップ向山さん、クラブチャンピオン大西さん、藤原競技委員。写真下:藤原競技委員からクラブチャンピオン杯が大西さんに贈られた。

 2022年度シニア選手権も10月23日、予選・本戦を勝ち上がってきた今西敏彦さんと吉井英次さんによって27ホール・マッチプレーで争われ、最終ホールまで一進一退の攻防が続き1UPで吉井さんが今西さんを降し初のシニアチャンピオンの座につきました。メダリストは木谷景一さんでした。

  写真上:固い握手をしてスタート。写真中:右からランナースアップ今西さん、シニアチャンピオン吉井さん、藤原競技委員。写真下:藤原競技委員からシニアチャンピオン杯が吉井さんに贈られた。

本日より新ゴルフ場システムが可動。

平成8年9月に開場した折は、画期的なゴルフ場システムとして近隣ゴルフ場から見学にきたほどのコンピュータによるゴルフ場管理設備でしたが、25年を経てソフトもハードも古くなり事故れば代替えも手配できない状況での日々の運用でした。

 今春から通信インフラの光ケーブル埋設に伴いゴルフ場管理をはじめカートナビなど新ゴルフ場システムへの移行作業を進めてきました。本日ようやく新システム移行が終わり正式に可動しました。

 当クラブの所在する奈良市東部山間地区は電波事情が悪く携帯電話・スマホをはじめ電子メール等々不都合がありました。5月に導入したカートナビでもスコア入力ができないなど、会員から「宝の持ち腐れ」と揶揄されてきましたが、新システム可動に伴いカートナビのスコア入力もOKとなりました。

 また精算時の混雑解消のためのクレジット専用の自動精算機も利用することができるようになりました。

利用税撤廃に白旗上げてどうする。

ゴルフ場でプレー後の精算時に明細書を見て「ゴルフ場利用税」を支払っていることにお気付きでしょうか。また、「このゴルフ場利用税って一体何の税金なんだろう」と疑問に思ったことはありませんか。

 オリンピック種目にも復活した純然たるスポーツでありながら利用するたびに税金が取られ、しかも消費税も徴収されており完全なダブル課税になってる理不尽な税なのです。この理不尽なゴルフ場利用税の撤廃を要望して毎年、ゴルフ関連団体は署名活動などを通じて運動をしてきました。

 ところが2023年度税制改正要望で「ゴルフ場利用税」が撤廃はおろか見直し等の改正の要望が盛り込まれていないことが判明しました。

 ゴルフの総本山を自負する日本ゴルフ協会(JGA)をはじめとする日本ゴルフ場経営協会(NGK)など15のゴルフ関連団体から陳情や要望がなかったせいか文部科学省は来年度の税制改正でゴルフ場利用税の見直しは全く盛り込まなかったといいます。

 ゴルファーやゴルフ場事業者が切望しているゴルフ場利用税撤廃が来年度の税制改正の議論にもならないということです。

 JGAをはじめとするゴルフ関連団体はゴルフ場利用税の完全撤廃に対して完全に白旗を上げたも同然。消費税とダブル課税のこの理不尽な税金をなくそうという気はなくなったのだろうか。

 ゴルフは高齢者でもできる生涯スポーツとして人気があり、コロナ禍でも「密」にならないスポーツとして若い世代のゴルフ人口も急増してきてます。今こそこの理不尽なゴルフ場利用税撤廃を要望しなければならない時に、白旗を上げてどうするのか!怒りを覚えます。

ゴルフは5年寿命が延びる!

以前に何度か本欄で書いてますが「ゴルフは本当に健康に良い」という記事をご紹介します。週刊ゴルフダイジェスト10月18日号で「ゴルフは5年寿命が延びる」という小記事が載ってました。

 2020年にR&Aから発表された「ゴルフと健康」に関する調査によれば、ゴルフが健康に与えるプラス用差はいくつかあるという。ゴルフをやる人はやらない人に比べて「寿命が5年長い」とう結果が出ている。

 寿命の延伸だけでなく、その質も高い。つまり寝たきりなどの確率が低くなり”健康”を維持できるという。調査に参加した30万人のゴルファーは同年代の非ゴルファーと比べ、40%も死亡率が低いというデータもある。

 心臓疾患・脳卒中(20~35%)、糖尿病(30~40%)、腰部骨折(36~48%)、結腸癌(30%)、乳癌(20%)、うつ病・認知症(20~30%)リスクが減少すると。

 そして身体の健康のみならず、心の健康にもいいことは誰もがわかることだろう。R&Aのアジア太平洋ディレクターのドミニク・ウォール氏は、これらの研究結果からゴルフが健康に与える影響を評価し、より一層のゴルフの普及に予算を投じていくと表明した。と書かれています。(週刊ゴルフダイジェストより) 

 ゴルフというスポーツは他のスポーツのように過激に体を動かす必要はなく、散歩のペースでプレーして行けるところがシニアに適したスポーツだといわれる所以です。乗用カートに乗りながらのラウンドでも1万歩以上歩きますので運動不足は解消されます。

 何よりもゴルフは1打1打のショットや各ホール、各グリーンなどの攻略法を都度考え行動して行く知的スポーツだけに、脳の働きを活性化させ認知症予防になると科学的に実証されてます。ゴルフは前頭葉を活性化させるそうです。生活習慣病の予防や認知症予防にゴルフは最適です。