事務局だより12月号、昨日発送。


 毎月1日付で会員の皆様に送付している「事務局だより12月号」を昨日、発送しました。平成8年に開場して以来、事務局の情報を会員の皆様にお知らせすることを目的に毎月1回欠かさず発行を続けています。

 今年最後の「事務局だより」を発送してホッとひと段落していますが、実際には12月末に新年1月号を発行するための準備にかかっています。

 「事務局だより12月号」の主だった内容は11月15日に行われた運営委員会の報告、とくに競技委員会がまとめた来年度のクラブ競技の日程が決定したことや今年10月までの来場者数の報告、シーズンオフのコースの作業予定など資料とともに掲載しています。

 このほか12月14日に行われる「奈良マラソン2014」の交通規制に注意することやシニアの親睦会「緑友会」が100回を迎えたことなどが紹介されています。

 文字だけの簡便な「事務局だより」ですが、毎月1回会員の皆様に事務局からのお知らせなど情報公開の貴重なツールですので、今後とも月1回の定期発行に努力して行きます。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

秋のコース写真がホームページにアップされました。






 プロカメラマン・柴田ヒデヤス氏の撮影された秋のコース写真を紹介していますが、本日のホームページの「四季の写真」で秋のコース写真をアップしましたのでご覧ください。このブログで紹介した写真も含めて30数点の秋のコース写真が展示?されてます。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

秋のコース写真、順次紹介していきます。




 カメラマンの柴田ヒデヤスさんから昨日、天気がよかったので晩秋のコース写真を撮影したとのことでいい写真がたくさん送られてきました。ホームページで紹介するのに手間取っているため、このブログで3、4点づつ先に紹介していきます。さすがプロだなあと思うような写真ばかりです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

秋のコース写真、ピックアップ。




 カメラマン・柴田ヒデヤス氏から秋のコース写真、第2弾が送られてきましたので、その中から3点ピックアップして紹介します。コース内を隈なく歩き回って時折、写真を撮っていますが、素人の私などには及びもつかないプロらしいアングルの写真に驚かされます。ホームページに近々、秋のコース写真として掲載します。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

秋のコース写真、近々ホームページに掲載予定。

 写真家・柴田ヒデヤス氏が秋のコース写真を撮影してくれました。地球温暖化の影響で11月でも夏日を記録する長い夏がここ数年続いていましたが、今年は9月半ばから秋風が吹く暦通りの秋が訪れています。11月に入って紅葉が美しくそろそろ晩秋を感じさせる今日この頃です。柴田カメラマンの撮影した秋のコース写真は近々、ホームページに掲載する予定です。その中から2点ピックアップしました。


 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

ローカルルールの悪法「前進4打」「6インチプレース」

 ローカルルールの悪法の最たるものは「プレイング4」と「6インチプレース」だろう。プレイング4とは、ティーショットをOBした場合、プレーの進行をスムーズに行かせるため、前方特設箇所(特設ティーとしている所もある)から打って4打(プレイング4)としてプレーする救済措置です。いわば体のいい遅延防止策です。

 確かにビギナーが何度も何度もOBを繰り返せば同伴競技者はもちろん、後続組も詰まってしまってコース内は込み込みになってしまう可能性があります。だからといってティーショットをOBした者が特設箇所からプレイング4でプレーを続行するというのはいささか腑に落ちません。

 ゴルフというゲームはティーグランドからティーショットしたボールをグリーンのカップにカップインして打数を競うものです。それをティーショットしたボールがOBだったからボールを手にもって特設箇所に歩いて行く。ゴルフはティーショットしたらグリーンに上がるまでは一切ボールに触れてはいけないという大原則あるにもかかわらず、ティーグランドから特設箇所までボールを持ち運ぶのは、ゴルフの本筋から外れているように思います。

 ビギナーの救済措置ということもあるかもしれませんが、一律OBは特設箇所からプレイング4ではなく、せめて打ち直しかプレイング4かの選択する権利はプレーヤー自身に判断させるべきだと思います。

 もうひとつの悪法「6インチプレース」。こちらはコースを保護するため、あるいはコースコンディションが劣悪な状態だから6インチの範囲内でボールを動かしても良いというもの。ゴルフはあるがままの状態(ライ)でボールを打って行くのが大原則。芝の張り替えた箇所や発芽前や発芽中の芝を養生するための限定的範囲なら修理地にするべきで、コース全体6インチにするというのは、「18ホールのコース状態がノータッチでプレーできない最悪のコースです」とゴルフ場自ら公言しているようなものです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

球聖ボビー・ジョーンズのエピソード。

 50数年前までは「ゴルフは紳士のスポーツ」といわれていました。しかし高度経済成長期やバブルを経て「ゴルフは完全に大衆化スポーツ」になりました。

 ゴルフは紳士のスポーツの゛紳士゛を強調するのはプレー料金が高く高嶺の花であたったこともありますが、高貴なスポーツであるという意味も含まれています。何よりもジェントルマンシップに則ったスポーツであるからこそ゛紳士のスポーツ゛といわれていた所以です。

 昭和40年代からゴルフが大衆化するとともに、ゴルファーのマナーやエチケットが乱れに乱れています。ゴルフという競技は審判のいない自己申告即ち、自らの行動は全て自らが負う自己責任を旨としたスポーツです。

 審判がいないことを良いことに不正やズルをする輩(やから)が後を絶ちません。ナイスショットした球がディボット跡にあれば誰も見ていないことを良いことに数センチ蹴り出したり、OBラインの外にある球を「セーフ!」と叫び同伴者の確認を待たずにさっさと打ち出したりと、この手の話は枚挙に遑(いとま)がありません。

 このような明らかなルール違反ではないものの、同伴者や前後のプレーヤーに対する気遣いや配慮に欠けた無神経なプレーヤーも増殖しています。恐ろしくプレーの遅い人、あるいはグリーンにボール跡をつけたにもかかわらず修復しない人、ゴルフシューズでグリーン面を引きずって傷つけたりする非常識なゴルファーも増殖中です。

 こうした非常識なゴルファーの振る舞いを見たり聞いたりする度に思い出すのが球聖ボビー・ジョーンズのエピソードです。

 1925年の全米オープンでのこと。B・ジョーンズは1打リードで優勝に限りなく近かったのですが、ラフにある球をアドレスした際に球が動いたと自己申告して自ら1打罰付加してスコアカードを提出しました。この結果、プレーオフとなり敗れて優勝を逃してしまいました。アドレスの際に球が動いたのを誰も見ていない、B・ジョーンズが申告しなければ誰も判らず1打リードのまま優勝していたかもしれません。

 このB・ジョーンズの行為に人々は賞賛したといいいます。しかしB・ジョーンズ曰く「ゴルファーとして当たり前のことをしただけ。人のお金を盗まなかったからといって、私を褒めるのはおかしい」と平然と語ったといいます。

 プレー中に悪魔のささやきが聞こえてきたら、このB・ジョーンズの言葉を思い出してください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇