一流は一流を知る。

 

  「一流は一流を知る」とかいいます。週刊パーゴルフの今週号(5月8・15日号)を読んでいたところ、米ツアーで初優勝した小平智の「本誌だけが見ていた!小平智ポーカーフェースの裏側」という特集記事にフィル・ミケルソンとのマッチプレーで戦った時に大きな収穫を得たことが書いてます。

 記事によると二つの収穫を得たといいます。そのひとつは、小平は、ミケルソンの素振りを見て自分との違いを明確に感じたそうだ。米ツアーはグリーン周りが難しく小平も苦戦していたが、ミケルソンからヒントを得たといいます。

 「ミケルソンの素振りに意思があるんです。こういう球を打ちますよという感じでクラブを振ると空想のボールが見えました。またあの辺に落としてという漠然としたものではなく、ボールとカップが線で結ばれているように寄っていくんです。自分もカップインするように線で結んでイメージをしっかり出したら寄るようになりました」と。

 凡人ゴルファーの多くはアドレス前の素振りは単なるルーティンとしてクラブを振っているだけではないだろうか?なるほど小平がいうように素振りこそ明確な意思をもって、どう打つかを集中して行うことが大事だということが判りました。ゆめゆめショット前の素振りを軽んじないよう、肝に銘じてください。詳しくは週刊パーゴルフをご覧下さい。

奈良オープンゴルフ選手権アマ予選会開催。

 2018年度奈良オープンゴルフ選手権のアマチュア予選会が、今日(4月24日)当クラブで行われました。

 この奈良オープンゴルフ選手権は2000年に奈良県在住プロの有志がチャリティーとアマチュアゴルファーの育成やゴルフ振興を目的にスタートしました。すでに今年で19回目を数え、地域に密着したゴルフトーナメントとして定着しています。

 今年の大会は6月15・16日の2日間、グランデージゴルフクラブでJGTOの賞金シード選手なども多数出場して開催されます。

 本日の本戦出場権を得るためのアマチュア予選会は104名が参加して行われました。予選通過は上位25名だけに本戦の出場権獲得はかなり厳しく、昼前から雨が降り出す悪コンディションの中、熱戦が繰り広げられました。

当クラブの会員・野島岩雄さんは安定したショットと好調なパッティングで36、35、71の好スコアをマークし予選トップで本選出場のチケットを獲得しました。以下25位の78(カウントバック)までの25名が本選の出場資格を獲得しました。当クラブから出場した上杉公一さんも38、40、78で見事予選通過を果たしました。成績は奈良オープンゴルフ選手権事務局ホームページでご覧ください

KGUの公式競技でもセルフプレー化に。

 ゴルフ場の人手不足は深刻です。ゴルフ場に限らず飲食業やコンビニエンスストアなどのサービス業全般にいえますが、学生アルバイトや主婦のパートなどの応募がなく24時間営業を廃止するところも少なくありません。

 ゴルフ場もキャディのなり手がなく慢性的なキャディ不足でセルフプレーが常態化してきてます。関西ゴルフ連盟主催の公式競技の予選などはセルフプレーで行うようになってきました。キャディの派遣会社に派遣を依頼しても希望の人数どころか1人も派遣できない状況だといわれてます。

 各ゴルフ場もキャディ不足でクラブ競技でも完全セルフ化の傾向にあり、日清都CC、タラオCCといった有名ゴルフ場も早くからクラブ競技の全面セルフ化を取り入れてるそうです。

 日本のゴルフ場の75%くらいはセルフプレーを導入しており、今後もセルフプレー化は増加していくのは間違いのないところです。当クラブでもキャディの求人募集や学生アルバイトの募集など八方手を尽くしてますが、応募はほとんどなく4月からクラブ競技でもやむ得ず一部セルフ化を取り入れてます。求人の応募があっても50代の中高年男性が問合せしてくるくらいでホントに頭の痛い問題です。

 都心から離れた山間部に位置するゴルフ場は通勤に1時間近くかかることもありパート・アルバイトにとっては敬遠される理由のひとつでもあります。近い将来、キャディという職業は消えていくのではないかと思います。どうしてもキャディが必要だというゴルファーは、プロのようにキャディを帯同していくことになるかもしれません。

 

花の息吹が南から北へ。

 立ち枯れのような木々の枝に春の新芽が新しい命をはぐくんでいます。梅から桜へと花の息吹が南から北へと日本列島を縦断しています。例年ならば今日くらいがコースの桜が満開なのですが、すでに花は散って緑鮮やかな葉桜に。今日はマンスリー競技Bクラスが行われており、メンバー多数来場。「桜の満開を楽しみに来ました」という方が多かったのですが・・・・。

 先日、カメラマンの柴田ヒデヤス氏が来場し春のコース写真を撮影してくれました。木蓮などの花が美しく咲き誇る写真がありましたのでご紹介します。ホームページでも近々紹介する予定です。

更新作業(グリーンのコアリング)。

 3月に夏日があったり桜が満開になるなど気候の変動が大きく地球の温暖化の影響でしょうか。そのせいか芝の新芽が日に日に青くなってきています。コースの更新作業にも熱が入ります。

 この時期、グリーンの更新作業(コアリング)でプレーヤーの皆様にご迷惑をおかけしています。コアリング(穴あけ)した後に目砂を入れていきますがボールの転がりがスムーズでなくスコアに影響することがあります。

 このコアリングはグリーンの芝刈りによる刈りカスや枯れた根、微生物の死骸などによるサッチ層からなる土壌不良を改善し透水性をよくする欠かせない作業なのです。

 ベントグリーンは何よりもスムーズなボールの転がりと適度の速さと堅さが求められる繊細なグリーンコンディションが求められます。このため12ミリの太さのタインでコアリングした後、目砂を散布しさらにブロワーで丁寧に穴を塞いでいきます。(写真)

 1年間を良好なグリーン状態に保っていくための重要な更新作業ですので、ここ10日間ほどご辛抱ください。

スクラッチ選手権が行われました。

 平成30年度スクラッチ選手権が3月25日と4月1日の2週にわたって36ホール・ストロークプレーで行われ、予選を75の成績でトップだった清光英成さんを4打差の南憲司さん(写真上)が37、35、72、トータル151で見事逆転しスクラッチ選手権を制覇しました。2位はトータル157の清光さん(写真中)、3位にはトータル161で向山昭三さん(写真下)が入りました。