13番グリーン横の石仏群の供養を行いました。



 毎年お彼岸前後に13番ホールのグリーン横に祀られている磨崖仏など石仏の供養を本日(27日)、東大寺塔頭新禅院住職・筒井英賢導師によって執り行われました。筒井英賢導師は当クラブの筒井寛昭理事長(東大寺別当)のご子息で、ご多忙の筒井理事長の代理で本日の供養の導師を務めていただきました。供養には遠山隆重代表理事、遠山彩子代表取締役、鈴木副支配人兼グリーンキーパーをはじめコーススタッフが参列し午前9時半から石仏や多数のお地蔵様の供養を行いました。

 13番グリーン横に祀られている石仏群は、ゴルフ場の造成時に周辺に散在していたものを一箇所に移設したものです。中央左側の磨崖仏は線刻仏とも呼ばれ「不動明王」が彫られています。中央の浮き彫り仏は「阿弥陀如来像」でいずれも室町時代の作品だそうです。この二体はこの近くの遺跡「藤尾城」の南東側斜面の岩肌に磨崖仏として彫られていたものを移設しました。右側の「六地蔵菩薩像」は藤尾城の東側から出土したものです。




 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇 

実力を発揮できずインター競技24位に終わる。




 関西ゴルフ連盟主催のクラブ対抗戦、「第73回関西インタークラブ競技決勝」が昨日、19日に北六甲CCで予選を勝ち抜いてきた25クラブで争われ、開催会場となった北六甲CCが2年振り3回目の優勝を飾りました。

 奈良西地区をトップで通過した当クラブは、向山昭三選手が38、34の72と好スコアをマークし、ベテラン岡崎耕司選手も40、36、76と上位入賞を期待しましたが、他選手は難しいピン位置と早いグリーンに手こずり3パットを連発するなど実力を出し切れず、残念ながらトータル414で24位に終わりました。

成績は関西ゴルフ連盟のホームページをご覧ください

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

ゴルフ場利用税廃止運動 現状報告。

 ゴルフ業界が一体となって「ゴルフ場利用税廃止運動」に取組んでいますが、このほど小宮山義孝ゴルフ場利用税廃止運動推進本部長が自民党本部で9月3日に行われたゴルフ振興議員連盟の総会に出席し、ゴルフ場利用税の廃止を要望したとの現状報告が各ゴルフ場支配人宛に送られてきましたので、その要旨を紹介します。

<要旨>
 総会には議員のほか所管官庁である文部科学省、ゴルフ関連17団体等も出席。会議で小宮山ゴルフ場利用税廃止運動推進本部長が「ゴルフ場利用税は消費税と二重課税になっており、税の公平性から大きな問題である。同税はスポーツに対する課税であり、スポーツ基本法の理念に全く反するものである。またこれまでいわれてきた「ゴルファーの担税力」と「ゴルフ場に対する行政サービスのコスト」という課税理由は妥当性に欠ける。唯一「市町村の重要な財源だから」という理由だけでゴルフ場利用税が存続するのは理不尽で不公平なことであるとゴルフ場利用税の廃止を要望した。

 プレー料金が大幅に低下する中、ゴルファーの支払金額に占める税金(消費税との二重課税)は、大きな割合になっており、予定される消費税率の引き上げにより、さら不公平は増大する。リオデジャネイロ五輪からゴルフは正式競技となり、2020年の東京五輪開催が決定し、世界でも国内でもゴルフに関心が高まりつつある、今こそゴルフ場利用税というスポーツへの課税制度を廃止すべきであると等々の意見が出た。

 議員連盟では党税制調査会に対し、ゴルフ場利用税を廃止し、これによって影響を受ける市町村に対しては必要な措置を講ずる税制改正を要望することにした。(また同日、超党派ゴルフ議員連盟総会も開催され、同様の税制改正要望が決議された)

 会議においては、複数の出席議員から「地元からも強い要望を受けている」との報告があり、地元陳情の効果が着実に現れてきている。

 最後に推進本部では衛藤征士郎議連会長、文部科学省と連携して行動して行く。皆様には、地元選出議員に対するアプローチを引き続きお願いするとともに、ご支援、ご協力をお願い申し上げますと結ばれています。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

台風18号の影響でキャンセル続出です。

 台風18号の余波ともいえる大雨と朝5時半頃から6時45分までの停電でクラブハウスに入れず電話対応に迷惑をおかけしました。本日は予定していたマンスリー競技Bクラスもキャンセル続出で、雨もなかなか小止みにならず競技は中止となりました。一般のお客様も台風の影響による大雨警報が発令され、名神高速道路や第2名神高速道路が通行止めになるなどの情報でキャンセルされる方が多く本日は開店休業の状態です。

 インターネットでウェザーニュースによる台風や雨雲の動きを見てますが、台風は8時前には浜松の方へ上陸したようです。ふつう台風が過ぎれば晴れ間が広がるのですが、レーダーを見る限りここ数時間は強い雨が降り続き午前中は悪天候のようです。昼前くらいからスルーでスタートしていただければと案内をしていますが、この雨を見るとなかなかゴルフをする心境にはならないようです。

 週末ごとに雨が降る悪天候、お祓いでもしなければ・・・・・。そういえば13番ホールにある磨崖仏の供養が今年はまだ終わっていません。27日に多忙な筒井寛昭理事長(東大寺別当)に代わって子息の筒井英賢師にお越しいただいて供養する予定になっています。地球温暖化など地球環境の悪化を神仏頼みで解決できるとは思いませんが・・・・・・。開場以来、毎年行っている磨崖仏の供養、これだけはゴルフ場が続く限り執り行っていきます。

写真は台風の余波による大雨でバンカー内に溜まった水を抜き整地作業をしているところ。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

秋らしいフロントの装花が皆様をお迎えします。


 今月のフロントの装花は秋らしく高さ1・5メートルの絹糸状で銀白色の毛を密生させた「パンパス」にススキのような葉っぱとネコじゃらしのような穂の「パープルファウンテングラス」そして夏から秋にかけて開花し、大きな花輪と色鮮やかな花色が特徴の「ダリア」に加えて、秋に桃色・白・赤などの花を咲かせる「コスモス」の組合せです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

開場17周年記念「植樹祭」開催。


 17年前(平成8年)の9月11日は当クラブが正式にオープンした日です。オープン直後はコース内の樹木も少なく景観も殺風景であったり、フェアウェ-幅もやたら広く変化の少ない大味なホールが多かったため、要所・要所に樹木を植樹し戦略的コースにしたり景観を高めるなどの目的で、毎年11日の開場記念日を「植樹祭」としてメンバーの皆様から植樹基金をいただき、各ホールに植樹してきました。基金されたメンバーの皆様の署名を銘刻し額に入れてクラブハウス内に掲額しています。

 今日の植樹祭に筒井寛昭理事長も来場され、8月7日に行われた「関西インタークラブ競技」の奈良西地区予選の優勝を祝って「心無雲」と揮毫した書を寄贈していただきました。クラブの選手の皆さんの活躍を讃えるとともに9月19日のインタークラブ決勝で戦うにあたり「心を無にして」臨むようにとの意味だと思います。

 「心無雲」の意味を調べるためインターネットでいろいろ検索しましたが「心無雲」では出てきませんでしたが、趣意に近い面白い文を見つけましたので、ここに掲載しておきます。

 夕雲:心を無にしなさい。ただただ剣を振りかざすのみ。打たれても良いのじゃ。
 一雲:何も観なくてよいのですね?

 夕雲:観なくてよいわけではない。雲といえども見えなければ雲ではない。何が動いているかしっかり見定めよ。
 一雲:わかりました。

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2020年五輪、東京に決定。

 3週続けて日曜日の雨、恨めしく雨空を仰いでいます。灼熱地獄と表現してもおかしくない8月でしたが、ひと雨ごとに秋の気配が感じられるようになってきました。朝夕の夜明けが徐々に遅くなってきました。毎朝4時半過ぎに起きていますが夜の闇で真っ暗、朝の明けるのが遅くなり季節の移り変わりを実感しています。

 今朝(8日)は、2020年オリンピックの開催地が決定する瞬間を見ようと、朝起きるなりテレビのリモコンを入れました。早朝5時からの発表セレモニーを見ながら朝支度。5時20分、国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長が発表すべく封筒から中身を出した瞬間「TOKYO」の文字が見えました。そして「東京」の名を告げました。選手の立場で各地でプレゼンテーションしてきたフェンシングの太田選手の号泣している姿を見て胸が熱くなり思わず目頭を押さえました。

 東京の五輪開催は1964年以来、50年ぶり2回目の開催となります。過去、名古屋、大阪、東京などが五輪開催地に立候補したものの、あっさり落選してきましたが、前回に続いて東京が候補地に名乗りをあげ決定したことは良かったと思う反面、日本で一極集中、巨大化する東京より地盤沈下激しい大阪など地方都市で開催されればなあという思いが残りました。

 まあいずれにしても日本で開催が決まったことは喜ばしいことです。ゴルフは2016年のリオ五輪で112年ぶりに五輪競技に復活します。2020年の東京五輪は、開催コースも霞ヶ関GCで行われることが決定しています。ゴルフが五輪の正式種目になるということは、ゴルフ=スポーツが認知されたわけですから、ゴルフ利用者に課されている理不尽な「ゴルフ利用税」を撤廃すべきという世論の盛上がりを期待したいと思います。

 時あたかも消費税が5%から8%に引き上げるかどうか安倍首相が決断する時期が近づいています。消費税にゴルフ利用税のダブル課税を余儀なくされているゴルファーは、これを機会にゴルフというスポーツに課税するのはおかしいと声を大にして叫ばなければなりません。ゴルフ利用税撤廃運動にご協力をお願いします。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

ホームページのトップページが変わりました。

 4年前の7月からブログを書きだして711本、平均して2、3日に1本書いています。当初は週に1本程度のペースでクラブ近況などをメンバーの皆様にお伝えすればいいのではと、軽い気持ちで始めました。書き始めるとメンバーの皆様にお伝えすることがあるわ、あるわで週に2、3本のペースでブログを発信することになってしまいました。

 サーバーを管理しているスタッフから「これだけのブログは一過性のものにしておくのはもったいない。奈良柳生カントリークラブのクラブ運営ポリシーとしてホームページの頭にまとめて掲載してみれば、代わり映えしないホームページも少しは他のクラブにはない生きたホームページになるのではないですか」との提案で、ホームページのトップに「総支配人が綴ったブログを見れば、奈良柳生CCの運営ポリシーが分かる」と4年分の代表的な記事を4つのカテゴリーに分けて紹介しています。

 ホームページからブログを開くのは手間で「お気に入り」に登録されている方も、今回は奈良柳生CCのホームページからまず開いて見てください。少しはマンネリのホームページも改良されたのではないかと思います。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

岡崎さん、キャプテン杯獲得、レディース選手権は牧草さん



 先週(8月25日)と今週(9月1日)の2週にわたって行われた今年度の「キャプテン杯」と「レディース選手権」は、悪天候に悩まされながらも無事競技は成立し、キャプテン杯は岡崎耕司さん、レディース選手権は牧草眞由美さんがそれぞれ優勝されました。

 先週のキャプテン杯予選は27ホールの予定が局地的豪雨によりプレーが2時間ほど中断し18ホールに短縮して行われ、岡崎さんが悪コンディションにもかかわらず39、37のN74で予選トップで通過しました。以下16名が予選を通過し本日27ホール・ストロークプレーで熱戦が繰り広げられました。
 
 岡崎さんは安定したショットと絶妙の寄せ、パットで41、36、39のN119でホールアウト。トータル187で危なげなく逃げ切りキャプテン杯を獲得しました。逆転を狙った大久保憲一さんは初日76、最終日38、44、42のN115、トータル191で4打及ばず2位に終わりました。初日77の加藤研士さんも逆転優勝を狙いましたが43、41、42とスコアは伸びずN120、トータル197で3位に終わりました。

 レディース選手権は当クラブのレディースの実力NO1の牧草眞由美さんが予選、決勝ラウンドとも安定したプレーで75、75、トータル150でホールアウト。87、79トータル166の山口美帆さんに16打差をつけて優勝しました。2位に山口さん、3位には萩原嘉織さんが90、86トータル176で入りました。

※写真上はキャプテン杯の記念撮影。左から赤澤競技委員、2位:大久保さん、優勝:岡崎さん、3位:加藤さん
 写真下はレディース選手権記念撮影。左から赤澤競技委員、2位:山口さん、優勝:牧草さん、3位:萩原さん

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