家族の思い出づくりに奈良柳生CCへ。

 台風12号情報にやきもきしていましたが、どうやら近畿地方など本土襲来はなく沖縄・奄美をかすめて行きそうです。梅雨明け宣言とともに夏本番です。京都・祇園祭に大阪の天神祭り、さらには全国各地で高校球児が甲子園を目指して熱戦を繰り広げるなど夏の風物詩ともいえる夏のイベントが各地で行われています。

 家族揃っての楽しい夏休みの思い出づくりが始まりました。家族の思い出づくりの一頁に、ご家族を奈良柳生へお連れしませんか?この機会にお子様に打球場でボールを打たせてあげたり、練習グリーンでパターをさせたりしてゴルフの手ほどきをされてはいかがでしょう。あとはお父さんのプレーについて、芝の上を歩いたり、疲れれば乗用カートに乗ってお父さんのプレーを観戦すれば楽しい一日が過ごせると思います。ぜひご利用ください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

海のない奈良県でも今日は「海の日」

 今日20日は「海の日」で祝日。海のない奈良県で「海の日」は少しばかり違和感がありますが、国民の祝日で休めるのは結構なこと。

 すでに学校は、台風11号騒ぎのうちに終業式を終え夏休みに入っています。家族連れで海や山へと出掛けてる人も多いようです。この3連休、ゴルフ場にとってはいつも集客に苦戦しています。ゴルフ好きのお父さんもまとまって3日間休みがとれるとあって、行楽地や家族旅行に出掛けふだんできない家族サービスに努められる人がほとんど。

 家族を放り出して自分だけ好きなゴルフに行くという゛豪の者゛は最近では見なくなりました。連休最終日、家族と共にたっぷり英気を養って明日からまた頑張ってください。

 気象庁では昨日19日、関東甲信越地方が梅雨明けしたとみられると事実上の梅雨明け宣言を発表しました。九州北部から東海の西日本よりも早い梅雨明けとなりました。近畿地方も早晩、梅雨明け宣言が発表されるでしょう。いよいよ夏本番です。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

台風11号の影響で昨日はクローズ。

 梅雨期に四国・中国地方を直撃した台風11号。近畿地方は直撃を免れましたが、台風の影響で激しい雨がこの2、3日降り続き大雨警報が近畿各地で発令されました。

 台風11号がノロノロと日本に近づく度にどこのゴルフ場もキャンセル続出に頭を悩ませました。とくに昨日の17日は奈良県下だけでなく近畿圏のゴルフ場のほとんどがキャンセル続出でやむなくクローズになってしまいました。

 当クラブも16日までにキャンセルが相次いだものの、17日は5組残っていたため営業するつもりで準備していましたが、当日の朝早くから5組全てがキャンセルとなり残念ながらクローズとなりました。

 梅雨の時期の台風は大雨を伴い近畿地方全域にハンパではない大雨がこの2、3日降り続きました。和歌山県、奈良県南部、兵庫、大阪北部などテレビでしばしば大雨洪水警報がテロップで流れていました。

 昨日、今日とコース内で倒木や崩落、冠水などがないか調べましたが、台風の影響にによる災害は全くなく安堵しました。雨も一昨日からずっと降り続いていましたが、グリーンキーパーの報告では15日が13ミリ、16日が41ミリ、17日は15ミリと他所に比べればかなり少なかったようです。

 倒木、崩落、冠水などの被害はありませんでしたが、台風接近情報によるキャンセル続出が何よりも痛かったです。下の写真は昨日朝7時のコースです。

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 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

デマンド監視装置が頻繁に鳴ってます。

 昨日は梅雨の晴れ間で全国の観測地点のうち16箇所で気温35度以上の猛暑日を記録したとテレビのニュースなどで報じられていました。今日も35度を超す猛暑日が連日続いています。もうそろそろ梅雨明け宣言が出てもおかしくないのですが・・・・。

 どうやら夏本番、昨日からクラブハウスのエアコンはフル稼働。電気使用量を一定内におさめるためデマンド監視装置を設置し、契約デマンドを超過させないよう、契約デマンドに近い数字になると警告が事務所に発せられます。これによって電気の制御版で事務所や従業員食堂などバックヤードのエアコンのスイッチをおとしてデマンドを調整するのですが、昨日、今日とデマンド監視装置が頻繁に鳴っています。

 関西電力の企業向け契約電力は4月から13~14%値上がりしており、オール電化の当クラブでは大変な経費増となっています。クールビズで室内のエアコンは28度などといわれていますが、猛暑の中でプレーして帰ってくるゴルファーを生温かいクラブハウスでお迎えすることは出来ません。汗だくの体をお風呂でさっぱり洗い流し、エアコンのきいたクラブハウスでゆっくりお寛(くつろ)ぎいただくためには相応の室温を保たなければなりません。その分、従業員が働く事務所やキャディ控え室、コース管理棟などは少々我慢をしてもらっています。

 夏本番、電気使用量の契約デマンドとの攻防がいよいよ始まりました。極力無駄な電気を使わないよう、苦心惨憺やり繰りをしていることをご理解ください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

過去のブログからマナー・エチケットの話題を集めました。

 2010年7月6日に始めたこのブログも6年目に入りました。ブログの数も889回を数えます。週1、2回クラブの出来事を奈良柳生カントリークラブの会員に発信するつもりでやってきました。ご覧になられているのは会員だけでなくゴルフ場関係者や会員権業者、ゴルフ用品販売関係者など意外に業界人が多く、たまにこうした業界人と顔を会わせると「いつもブログを読ませてもらってます。」と声をかけられます。

 当クラブの会員向けにクラブ情報を発信することを目的にスタートしたのですが、クラブ情報だけにとどまらず、ゴルフのマナー・エチケットのことやゴルファーのことなど時々、思いついたことを書いてきました。

 最近のゴルフ場はインターネットによるエントリーと低料金化、セルプレー化などパブリック化が進んでいるためかマナー・エチケットの低下が著しいようです。そのせいかゴルフマナー・エチケットに関する話をブログにアップすると「よく書いてくれました。もっとこうしたマナーやエチケットに関する話題を取り上げてください。」と声をかけられます。

 ホームページをサポートしてもらっている委託会社のスタッフにその話をすると「それならいっそのこと、ルールやマナー・エチケットなど無知なゴルファーのために、過去のブログからピックアップしてまとめて電子書籍のようにしてみてはどうですか?」という提案を受けました。

 なるほど、その手があるかと早速、過去のブログを繰りながらマナー・エチケット・ルールなど読んでほしいブログを集めてみました。タイトルは球聖ボビー・ジョーンズの言葉から「ゴルフは知の芸」とし、サブタイトルに「嫌われないゴルファーになるために 何よりもマナー・エチケット」としました。今日からホームページのトップにアップしました。クリックすれば電子書籍ばりに本のようにまとめられています。ぜひご覧下さい。写真下の青字の部分をクリックすると「ゴルフは知の芸」へ。

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【ゴルフは知の芸】
嫌われないゴルファーになるために
なによりも マナー・エチケット

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇 

年々増加する70歳以上の高齢者ゴルファー。

 一般社団法人・日本ゴルフ場経営者協会(NGK)の会報6月号で「平成26年度都道府県別全国ゴルフ場来場者」(速報)状況が報告されています。

 これによると平成26年度のゴルフ場来場者は消費税率(5%→8%)や天候要因により全国的に減少し、上半期の累計で119万人減少となったが、下半期では102万人増加となり、年度合計で17万人減少(0・2%減)の8692万人とほぼ横ばいだったそうです。ただこの数字の実態を見るとゴルフ業界にとっては深刻な状況となっています。

 というのも年々増加する70歳以上の来場者数は、本年度も100万人(7・2%)となり、全来場者に占める割合が17・2%(1・2%増)になったからです。

 裏を返すと現役世代のゴルファーが全く増えず70歳以上の高齢者ゴルファーが増えているだけです。ゴルフ場来場者数は、70歳以上の高齢者ゴルファーが増加して辛うじて横ばいを維持しているというのが現実です。高齢者ゴルファーの増加はそれはそれで喜ばしいことでありますが、60歳以下の現役、とくに20歳代、30歳代の若手が増えてこないのが問題なのです。

 関西ゴルフ連盟のゴルフ振興策や各府県ゴルフ協会が主催・実施している府民ゴルフや県民ゴルフも新しいゴルファーを創造させるのではなく、すでにゴルフを楽しんでいるゴルファーに単に安くプレーできる機会を増やしているだけで、新たな需要を創造する参加促進案ではないのです。

 ゴルフ人口拡大策、即ち60歳以下の現役世代がゴルフに参加し新たなゴルファーとなるべく真の振興策を業界全体で智恵を絞って行く必要があると思います。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇