国民スポーツ大会ゴルフ女子の部優勝。

奈良県のジュニアゴルファーの育成に長年にわたって指導されてる杉本真美プロから「国民スポーツ大会」(旧国体)2025年滋賀大会で、ゴルフ競技女子の部に優勝したとの嬉しい連絡を9月30日夜にいただきました。日々の忙しさに忙しさにかまけてこの朗報を紹介するのに今日になってしまいました。

 奈良県ゴルフ協会でジュニア育成を図るために奈良県ジュニアゴルフクラブを運営しています。その卒業生から森井昌紀プロをはじめ永田加奈恵、中地萌プロなど輩出してます。今回の快挙もNJGCの卒業生である坂下一葉、竹田妃菜、中越百々香の3選手が同大会79回の歴史で、奈良県としてゴルフ競技初の優勝という快挙を成し遂げてくれました。

秋季2部校対抗戦、関西福祉大が優勝。

今年の夏は気象庁では数十年に一度くらいの確率でしか起こらないような異常気象だといいます。異常気象というより地球の気候変動が進んでいると素人目では思ってます。世界全体で温室効果ガスの排出増に歯止めがかからず地球温暖化がますます進んでいるようです。

 猛暑とともに豪雨災害も世界中で頻発しています。日本列島でも雨予報が出れば線状降水帯が発生し、全国各地で洪水被害が日常茶飯事のように起こってます。地球温暖化を防ぐために一人ひとりが温室効果ガスの排出を抑えるように努力しなければなりません。

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 関西学生ゴルフ連盟主催の「令和7年度関西学生男子秋季2部校対抗戦」最終日が奈良柳生カントリークラブで行われました。初日1位の関西福祉大学が5選手全員が安定した力を発揮し70台のスコアで294、前日の293にトータルして587で2位に14打差をつけて優勝しました。2位はトータル601の立命館大学、3位にトータル617の甲南大学が入りました。成績は下記の通り。

<関西が鵜性男子秋季2部校対抗戦成績>
①関西福祉大学   293 294 587
②立命館大学    305 296 601
③甲南大学     311 306 617
④京都大学     322 313 635
⑤流通科学大学   328 318 646
⑥大阪大学     324 325 649
⑦龍谷大学     328     328
⑧京都産業大学   331     331

関西学生男子秋季2部校対抗戦が行われてます。

今日明日と2日間にわたって関西学生ゴルフ連盟主催の「令和7年度関西学生男子秋季2部校学校対抗戦」が行われてます。

 関西2部校は関西福祉大学、流通科学大学、龍谷大学、大阪大学、立命館大学、甲南大学、京都大学、京都産業大学の8大学で、競技は今日・明日の2日間36ホール・ストロークプレーにより争われ、出場5選手のベスト4選手のトータルスコアで順位が決定し、上位6校が明日の最終日に進出することができる。初日の成績は下記の通り。

<関西学生男子秋季2部校対抗戦成績>

    ①関西福祉大学 293  
    ②立命館大学  305
    ③甲南大学   311
    ④京都大学   322
    ⑤大阪大学   324
    ⑥流通科学大学 328
    ⑦龍谷大学   328
    ⑧京都産業大学 331

 

大道さん理事長杯に続きキャプテン杯も制覇。

2025年度キャプテン杯は、8月31日に22人が参加して行われた予選を通過した16人によって本日決勝27ホール・ストロークプレー(通算54H・S)で争われました。

 前日の台風15号による豪雨を伴う雨でコースコンディションが悪くプリファドライのローカルルールを追加して行われ、熱戦が繰り広げられました。

 6月に行われた理事長杯を制した大道俊平さんが(HD2)が予選トップで通過し、今年度のスクラッチ選手権、理事長杯に続いて3冠を目指しスタート。ハンディキャップ2のローハンディによるストロークプレーはかなり厳しいが39、40、39、ネット115、トータル185で2位に3打差をつけ見事キャプテン杯を制覇し3冠達成。10月のクラブ選手権を目指し年間グランドスラム達成に照準を合わすとのこと。

 予選を5位で通過した山口修さん(HD7)は44、44、37、ネット114・5、トータル188・5と追い上げましたが、惜しくも2位に終わりました。3位の堀勝美さん(HD9)は前半のアウト38と好スタートをきったものの、イン46、最終ハーフ47、ネット117・5、トータル190・5と後退しましたがクラブ3大競技のキャプテン杯3位に見事初入賞されました。

 優勝した大道さんには阪口総支配人よりキャプテン杯が贈られました。(写真上)写真下は優勝の大道さんを中に右・山口修さん、左・堀さん。

QT1st最終日は悪天候のため中止。

 QT1st最終日が予定されてましたが、台風15号の影響で中止となりました。一昨日からの台風15号が九州、四国に豪雨を伴いながら近畿地方に接近。台風15号の影響で豪雨が襲うなど最悪の状況となりました。時折小やみになり間隙をぬって早朝5時過ぎからコーススタッフ総出でバンカー内の浸水箇所の水抜きの作業など注力し、8時スタートを1時間遅らせ9時スタートを予定しました。しかしながら8時頃から断続的に豪雨が降り続け再度10時スタートに延長を決定しました。

 しかし雨は降り続き、午後からの雨が上がるとの予報もありましたが、コース整備に時間がかかり、プレー再開しても最終組が日没にかかるため、競技委員会で協議した結果、中止を決定しました。このため3日目までの54ホール・ストロークの短縮競技となり順位が決定しました。

  この結果、211ストロークの5アンダーの41名が1stステージ通過、2ndステージ進出となりました。

QT1stステージ3日目。

 

 QT1stステージ3日目。前日深夜に降った短時間豪雨の影響でバンカー内の浸水、流水跡が残り、早朝からコーススタッフによるバンカーの水出し、流水跡の整地を最優先に作業を行う。フェアウェーは豪雨によるサッチ(芝の刈りカズ)が浮いてる箇所や若干水が浮いた個所もあり、プリファドライのローカルルールの追加で定刻の8時に無事スタートしました。

 明日の台風接近予報もあり最終日の開催の有無もあり、3日目が勝負と選手全員、気合を入れてのスタート。昼前からの雨予報もありましたが、雨は降らず曇天で気温も30度を超すことはなく比較的しのぎやすい好コンディションに恵まれ、上位陣はスコアを着実に伸ばしてます。

※写真は成績トップグループの最終組(右から藤島、加藤、樽井、リムパスート)

 3日目の成績は下記でご覧ください。


ファーストQT③奈良柳生カントリークラブ 2025 – 日本ゴルフツアー機構 – The Official Site of JAPAN GOLF TOUR

トップタイの加藤選手は中学3年生。

 

 9月に入ったとはいえ、連日35度の猛暑が続いてます。QT1st2日目が行われました。前日8アンダーの64でトップに立った加藤金次郎選手は2日目5バーディ、1ボギーの4アンダーとスコアを伸ばしトータル12アンダーのトップタイで首位を堅持。この加藤選手は15歳の中学3年生で、今年の中日クラウンズに出場した話題の選手です。

 初日66の3位タイだった藤島征次選手はアウト3バーディ、イン3バーディと好調なプレーで66、トータル12アンダーでトップに並びました。1打差で樽井友哉とリムパスート・ケムコンが3位タイに並びました。初日トップだった澤崎安雄は3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの出入りの激しいゴルフでスコアは伸びずトータル7アンダーの7位タイグループに。

 2日目も厳しい猛暑の中でのプレーでしたが、好スコアが続出するなど全員無事ホールアウトしました。QT1stステージの通過者は35名、2日目の成績では4アンダーの30位タイまで。2日目の成績は下記でご覧ください。

ファーストQT③奈良柳生カントリークラブ 2025 – 日本ゴルフツアー機構 – The Official Site of JAPAN GOLF TOUR

QT1stステージ始まる。

 日本ゴルフツアー機構主催のQT1stステージが今日(2日)からスタートし5日までの4日間通算72ホール・ストロークプレーで争われます。ツアープレーヤー99名、アマチュア11名の110人が出場してQT1st通過を目指します。

 午前8時、快晴微風、気温30度の猛暑の中スタート。気温はさらに上昇し昼前には35度前後の暑さの中で熱戦が繰り広げられ、熱中症警戒アラートが出れば熱中症対策で30分のハーフ休憩を予定してましたが、なんとか休憩時間を取らずにプレーは続けられ全員無事ホールアウトしました。

 インの2組目でスタートした澤崎安雄(信楽)は幸先よく10番でバーディをとり、12、14番バーディでインを33でホールアウト。アウトに入っても1、2番と連続バーディをとるなど快調に飛ばし4バーディと伸ばし7アンダーのトータル65をマークし早々にトップに立ちました。

 アウトの最終組の一組前にスタートしたアマチュアの加藤金次郎がアウト5バーディ、イン3バーディとショット、パットともに好調で8アンダーをマークして初日トップにたちました。

 厳しい暑さにも関わらず、各選手順調にスコアを伸ばしアンダーパーをマークしたのは47人とハイレベルな熱戦が繰り広げられてます。初日のトータルスコア、ホールバイホールなど詳細は下記でご覧ください。

ファーストQT③奈良柳生カントリークラブ 2025 – 日本ゴルフツアー機構 – The Official Site of JAPAN GOLF TOUR

いよいよQT1stステージが始まります。

今日から9月です。暦の上では、とっくに秋ですが8月からの猛暑は下がることなく9月に入っても続きそうです。しばらくは熱中症対策が必要です。

 奈良柳生カントリークラブでは今日から日本ゴルフツアー機構(JGTO)のクォリファイング・トーナメント(QT)1stステージが始まります。本日はレジストレーションと指定練習日です。出場選手全員がレジストを行い練習ラウンドして明日からの本番に備えます。

 一昨日からコース入りしたQT1st担当の有賀競技委員長も西井グリーンキーパーと共に念入りにコースのチェックを点検して回ってます。7,8月に35度を超す猛暑が続くと共に、ほとんど雨が降らず、調整池の水位が下がり、フェアウェーへの散水を止めグリーン、ティーイングエリアの散水も制限しながらのため、芝の焼けなど開場以来最悪のコースコンディションであることを有賀競技委員長に報告したところ「どこのゴルフ場も酷暑と雨不足の影響で最悪ですよ。まだ奈良柳生さんはましな方です。」とのことで安堵しました。

 有賀競技委員長によると、先々週に北海道で行われたツアーの会場は芝の焼けでフェアウェー、グリーンなどかなり酷かったみたいです。そういえば昨日まで北海道で行われていた女子ツアー「ニトリ・レディース」(北海道CC大沼コース)のコース状態はテレビで観ていても分かるくらい芝の焼けによる裸地やラフ状態がひどい状況が見てとれました。

 涼しいはずの北海道は大量の散水が不要な洋芝が多く、今年のような北海道でも35度を超す異常な猛暑が続くと暑さに弱い洋芝では見るも無残な芝の焼けによる裸地が広がるのは無理もないと思います。とはいえ当クラブのコース状態も悪いだけに、早く猛暑がおさまり適度な雨が降るように毎日祈念してます。

可笑しな日本のゴルフ文化「短パンにハイソックス」

 お盆が過ぎたとはいえ連日35度を超す猛暑日が続いてます。猛暑の中でのゴルフプレーはスラックスより短パンが快適だといわれてます。事実短パン着用の場合、スラックスに比べ体感で5、6度温度が下がるといいます。

 日本ではゴルフのプレースタイルは短パン着用の場合、ハイソックスを履くことを強要する名門ゴルフ場が多く、あるゴルフ場などはハイソックスを着用してなければ、売店で購入して履くことを強要する所もあります。

 この短パンにハイソックスというゴルフファッションは日本独自の可笑しなゴルフ文化でした。この可笑しなゴルフ文化も近年の猛暑によるゴルフプレーでは熱中症対策の一環として名門ゴルフ場の多くも短パンにショートソックスでも良しと認めざるを得なくなったようです。

 そもそもこの短パンにハイソックスという奇異なゴルフファッションは、確たる根拠がありません。曰く「OBゾーンに行った球を探す際にブッシュで擦り傷を防ぐため」とか「立派な紳士がすね毛を見せてゴルフするのは見苦しい」など曖昧な理由で延々と今日まで続いてる日本独自可笑しなゴルフ文化です。

 プロ競技においても今までは指定練習日以外は短パンによるプレーは厳禁でしたが、昨年から夏の猛暑に開催されるツアーに限って解禁となりました。

 35度以上、40度近い猛暑の中でのプレーは強健な体のプロといえども熱中症に倒れる可能性があるということで、短パンによるラウンド可を打ち出したようです。

 男子ツアーを主管する日本ゴルフツアー機構から今年度開催のクォリファイングトーナメント(QT)の1stステージ開催ゴルフ場に対して、短パンによるラウンドは可能かどうかの問合せが当クラブにもありました。反対する理由もないので「了」としました。

 この結果、暑い盛りに行われるQT1st会場全てが短パンによるラウンド可となりました。