2、3日前の最後の寒波が過ぎて気温20度前後の陽光が眩しい好季節になりました。テレビや新聞など桜の開花情報がメディアを賑わせています。この季節、桜よりも梅の花が見事に咲き誇っています。
昨日、いつもコースの写真を撮影してもらってる柴田カメラマンがコース内の梅の花を撮影し送信してきてくれました。クラブハウス前の庭園の梅の花も、さすがプロと思わせる写真です。週始めに小生がスマホで撮影した幼稚な?写真とは出来が違います。
柴田カメラマンの撮影した梅の花の写真を数点、紹介します。ご鑑賞ください。
ゴルフは面白く楽しい、だけでなく難しいし奥が深いスポーツでもあります。ゴルフというスポーツに出会えたことに感謝します。ゴルフを通じていろいろなことを教えられました。
公正・正直・自制の精神を学びました。また挑戦・勇気・向上・計画性といった困難に立ち向かう精神力も養うこともできました。何よりもゴルフは人に対する敬意・思いやり・感謝といった寛容の精神を教えてくれます。
ゴルフマナー評論家・鈴木康之氏は「ゴルフとの出会いに感謝しよう」でこう書いてます。ゴルフができる幸せ、ゴルフと出会った幸運な人生に感謝しているなど七つの恵みと称して次のように書いています。
まず、ゴルフができる健康な体であること。二つ目にゴルフができる家庭であること。三つ目は仕事の恵み。会社や仕事、商売に破綻があればゴルフどころではない。四つ目は、高いゴルフができる財布の中の経済力。五つ目は、一緒に遊んでくれる友だちがいるという恵み。六つ目は、コースの人たちだ。コースがなければゴルフはできない。そして七つ目の恵みは、ゴルフの先人たちである。かくも面白いゲームを編み出し、営々とその面白さを伝承してきてくれた先人たちに感謝しなければならない、と。
ゴルフがシニア世代の健康管理のための年寄りのスポーツに成り下がっており、若年世代を取り込む名案がないままゴルフ人口が衰退しつつあります。業界挙げてジュニア育成などに注力していますが、アスリートゴルファーを育成するだけでなく、ゴルフを通じて得られる精神や人格形成に役立つことをアピールして小・中・高校生の体育のカリキュラムに組み入れてもらうような働きかけを日本ゴルフ協会など業界団体はするべきだと思います。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
春秋の行楽シーズン、奈良柳生カントリークラブからの帰路、般若寺交差点から奈良市内は大渋滞が悩みの種でしたが、ついに迂回道路が開通しました。中の川交差点から奈良市内方面へ約600メートル下った右側にバイパス道路を建設中でしたが、先に本欄でも紹介したとおり、本日15日、午後5時に遂に開通しました。
早速、帰路に利用しました。ゆったりした2車線道路で途中、トンネル(奈良阪トンネル)を抜けると京都府木津川市へ。住宅街の梅美台西交差点につながり京奈和道路の木津IC(国道24号へも)に直結します。
京奈和道路木津ICを利用して第2京阪、京滋バイパスを利用しても良く、また国道24号から少し南下して平城山(ならやま)道路を利用するなどすれば般若寺から大宮通りの渋滞が回避することができます。地元住民の方々が要望してから30年近い歳月を要した待望のバイパスがようやく開通しました。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
昨日10日は今年最後?の寒波襲来で猛吹雪に見舞われました。といっても1月、2月のように積雪になることはありませんでしたが、前が見えなくなるほどの猛吹雪でプレーヤーも大変でした。
いよいよ春のシーズンに向けてコースの更新作業に追われています。今日からグリーンへのエアレーション作業(コアリング)に着手しました。この更新作業はグリーンの排水性を高めると共に、根の生育促進といった重要な作業です。
ここ数年、3月といえども最高気温が20度近い日があるかと思えば昨日のように10度以下の真冬のような気温になることも多く、生育も安定せずコアリングした孔(穴)が塞がるのに時間がかかりプレーヤーには不評なのですが、春から秋までのシーズンを乗り切るためには欠かせない作業なのです。
今回のコアリング(穴あけ)は8ミリのタインを使用し、薄く目砂を散布していきます。そしてこまめに施肥を行っていきますが孔が塞がるまでには約2週間かかりますが、ご容赦ください。これもシーズンをベストターフで皆様をお迎えするために、この時期には不可欠の作業であることをご理解ください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
プロ野球のオープン戦やサッカーJ1も開幕するなど待望の球春到来となりました。ゴルフも国内女子ツアー「ダイキン オーキッドレディス」が一昨日開幕しました。
今年の国内女子ツアーは第1戦の「ダイキン オーキッドレディス」から11月末の「LPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ」まで37試合が開催されます。年間37の試合数は世界最多だそうです。男子ツアーに比べて女子ツアーはまさに隆盛活況を呈しています。
今季の女子ツアーは、昨年の賞金女王アン・ソンジュをはじめイ・ボミ、申ジエといった実力揃いの韓国勢を軸に、昨年みごとに復活した上田桃子、一昨年の賞金女王・森田理香子、ベテラン大山志保そして新鋭の鈴木愛、成田美寿々らの日本選手が賞金女王を奪還するか興味津々です。
閑散としていたプレー後のクラブハウスのロビーも、トーナメント中継がはじまったことでテレビのあるロビーに人が集まり、賑わいをみせています。テレビ観戦しながら贔屓の選手の応援やにわかテレビ解説などメンバー同士の楽しい会話が聞こえてきます。寒い冬から暖かな春のゴルフシーズンがやってきたようです。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇