浅地洋祐選手、初優勝おめでとう。

 昨日のアジアパシフィック・ダイヤモンドカップ(千葉県・総武CC)で浅地洋祐選手がマンデートーナメントから出場してプロ初優勝を果たしました。

 浅地といえば石川遼と同じ東京・杉並学院高校で石川の2学年後輩。石川が華々しく高校生プロとして注目をあつめていた頃、浅地も高校2年生の時にこのダイヤモンドカップに出場し9位に入る逸材として期待されていました。

 私もこの浅地をよく覚えているのは、奈良柳生カントリークラブで行っていた日本ゴルフツアー機構(JGTO)の2011年QT1stにアマチュアで出場していたからです。

 この時の記録を見ると浅地は72、68、66、10アンダーの206でトップに2打差の3位で1stを楽々通過していました。ちなみにこの時のQT1stには出水田大二郎もアマチュアで出場しており、71、76、70の217の成績で19位でした。

 当時のQT1stの模様は、私のブログ2011年8月25日に遡っていただくと、浅地選手の高校生時代の写真が載ってます。2011年8月25日ブログ

奈良柳生カントリークラブ総支配人・阪口 勇

ゴルフの行き帰りは安全運転で。

 最近各地で悲惨な交通事故が相次いでいます。それも信号待ちをしている歩行者が巻き添えで若い命が奪われていく悲しい出来事が多発しています。

 「春の交通安全運動」が今日(11日)から始まりました。ゴルファーの多くはマイカーを運転してゴルフ場に来られます。人の命や幸せな生活を一瞬にして奪ってしまう交通事故ほど被害者、加害者を問わず悲惨なものはありません。

 悲惨な交通事故の原因は酒酔い運転やスマホを操作しながらのわき見運転、さらに体調不良による居眠り運転などがあげられます。道路交通法で酒気帯び運転などがひじょうに厳しくなり、ゴルファーもゴルフ場での飲酒を控えるようになってきました。

 ゴルファーは皆、誠実でルールを守るという順法精神に長けた人が行うスポーツです。ゴルフには、ルール・マナー・エチケットを遵守することがゴルファーの務めであり、その前提でゴルフ社会は成り立っています。こうしたゴルフの精神はゴルフ社会にとどめ置くだけでなく、一般社会における日常生活においても、その順法精神は実践されなくてはなりません。ゴルファーの酒気帯び運転は激減しましたが、スマホを操作しながらの運転をよく見かけます。

 「春の交通安全運動」の重点課題は「子供と高齢者の安全な通行の確保・・・・」などと謳っています。車を運転される方は私も含めて細心の注意を払い安全運転に努め、楽しいゴルフが一瞬のうちに暗転しないよう行き帰りの運転は安全走行を遵守しましょう。奈良柳生カントリークラブ総支配人・阪口 勇

芝生や木々の新緑が美しく輝いてます。

 

 今日5月6日は二十四節気のひとつ「立夏」です。いよいよ夏が始まります。コースの芝もすっかり青くなり木々の新緑も美しく輝いてます。ティーイングエリアの藤棚も藤の花が文字通り藤色や白やピンクと色鮮やかに咲き始めました。

 天皇の退位と即位など平成から令和への改元に伴い初の10連休となったゴールデンウイークも今日で終わりです。長期休暇を家族とともに過ごし十分リフレッシュされたことと思います。明日からまた心機一転、仕事にお励みください。

 ゴルフ場は、この連休多くのゴルファーで賑わい活況を呈しました。その分、従業員は休日返上で頑張ってくれました。明日(7日)・明後日(8日)は従業員の休息・静養としてクラブ休場日にしていますので、エントリー等のお電話は通じません。エントリーなどのお電話は9日以降にお願いいたします。

 なお、もし9日(木)のプレーが急遽決まれば、エントリーなしでご来場ください。現在の9日のエントリーは16組ですので、直接ご来場いただいてもOKです。お待ちしております。奈良柳生カントリークラブ総支配人・阪口 勇

「御し難きは己なり」

 長かった10連休も残すところ今日、明日の2日。連休の後半は晴天が続き気温も上昇し昨日などは大阪府枚方市で27・9度、京都市中京区で27・5度の最高気温を記録するなど夏日を記録したそうです。

 連休疲れを自宅で癒して明後日からの仕事に備えている方も多いと思います。そんな方にゴルフマナー評論家・鈴木康之氏の著書「ピ-ターたちのゴルフマナー」の中から含蓄に富む一節が目につきましたので、暇つぶしにお読みください。

 「セルフコントロール」さばくのが難しいボールと自分
 ゴルフ場にいる人間の中でいちばん付き合いにくいのは、誰あろう、あなた自身ではないだろうか。ゴルフほど「御し難きは己なり」と思い知らされるゲームはほかにない。ボールのさばき方、運び方と同じぐらい自分自身のさばき方、運び方がうまくいかない。ゴルフ上手は自分との付き合いが上手である。感情的に不安定になりやすい自分自身といかに上手に付き合うか、それがゴルフ上手への第一歩であるとも言えるだろう。

 ゴルフは個人プレー。はしゃぎすぎている自分や落ち込んでいる自分に声を掛けてくれるのは、あなた以外にいない。プロのように専属キャディのいないアマチュアの場合はなおさらである。

 また、自分を上手にコントロールできないゴルファーは、ほかのゴルファーにとって気持ちのよい同伴競技者ではない。これをポジティブに言うなら、ゴルファーには社交と孤独の両面の楽しみがある、とも言える。

 ダメになっていく自分に早く気づき、平常な自分に戻すもうひとりの自分役がいなければならない。こうしたセルフコントロールやメンタルトレーニングは、心理学という専門分野のものであって、この分野のゴルフ書が数多く出ている。(鈴木康之著・ピーターたちのゴルフマナー=ゴルフダイジェスト社発行)奈良柳生カントリークラブ総支配人・阪口 勇

 

平成が終わり令和の時代に。

 令和の時代が始まりました。国民一人一人がそれぞれの過去、現在、未来に思いを馳せながら令和元年の最初の朝を迎えたことと思います。

 昨日、テレビで見た「退位礼正殿の儀」で平成天皇が国民に向け最後のお言葉を述べられたお姿、感動しました。終始穏やかでひと言、ひと言発せられる口調は厳かであり、またやさしく慈愛に溢れたお言葉が胸に深く沁みました。

 4月27日から始まった10連休も前半が終わり後半へ。ここ2、3日あいにくの天気が続いていますが、さほどプレーに影響するような雨ではなく、ご来場いただいた皆さんは休日ゴルフをお楽しみいただいております。

 ただ残念なのは、テレビの天気予報で雨予報が出るととたんにキャンセルが続出することです。夜や未明に降る雨もその日一日が雨と受け取ってしまう方が多いことです。また近畿地方の兵庫県北部や京都府北部にかかる雨も近畿全体に降ると受け取ってしまうのか雨予報が出るとキャンセルの電話です。

 最近ではスマホのウェザーニュースなどで雨雲の動きがよく分かるようになってきてますが、テレビの天気予報の影響はひじょうに大きいことを実感します。

 10連休のエントリー比較的好調でしたが、ここ2、3日の雨予報で来場者はがた落ちでガックリきてます。冬の寒い雨ならば健康面からも自重することも理解できますが、ゴルフシーズン真っただ中の陽春の時季の雨で簡単にキャンセルされるのは、ゴルファーの風上にもおけないと毒づいても詮無いこと。

 ゴルフは自然の中で自然と対峙して果敢に挑んで行くスポーツです。悪天候を嫌い、悪天候から逃げたがる心は、わがまま、弱虫の心であるとゴルフマナー評論家の鈴木康之氏は書いてます。さらに強い雨、強風、濃い霧はゴルファーにとってもちろん快適ではない。しかしゴルフにとって不向きなものではない。原則としてコースがクローズしない限りプレーを取りやめる理由はないと指摘しています。奈良柳生カントリークラブ総支配人・阪口 勇