タバコは百害あって一利なし。

 最近はゴルフ場の喫煙者の姿をあまり見なくなりました。「健康増進法」の厳格化に伴い喫煙人口が急激に減少しているからでしょう。

 日本たばこ産業(JT)の全国喫煙者調査によれば成人男性の喫煙率のピークは1966年に83・7%だったのが2018年には27・8%で56ポイントも減少しているそうです。

 タバコは自分の健康を害するだけでなく、回りの人に受動喫煙させ迷惑をかけることが実証されています。

 最近ではほとんどのゴルフ場のクラブハウス内は全面禁煙になっています。屋外のコースでも禁煙を謳っている所もありますが、ティーイングエリアなど灰皿のある個所など限定的に認めているゴルフ場が多いようです。

 ゴルフ場の運営側からすればゴルフ場全体を禁煙にしたいところですが、広いコースでは目が行き届かず隠れて喫煙するゴルファーもいます。その際の吸い殻の後始末が灰皿がなければポイ捨てしてしまいます。

 ゴルフ場のコースでのポイ捨ては芝などに燃え移りあっという間に大火事になってしまいます。喫煙は個人の趣味嗜好とはいうものの社会的な害悪と見なされてきてます。ゴルフマナー評論家の鈴木康之氏流にいうと「ひとりの気持ちよさ(愉快)より誰かひとりの迷惑(不愉快)の方が重い」ということです。

 発がん性の高いタバコは「百害あって一利なし」自分の健康を害するだけでなく受動喫煙で健康を損なうなど迷惑をかけます。喫煙者は自分のタバコ臭に気付きませんが、周囲の嫌煙者は臭いに敏感で嫌悪感を露わにする人もいます。多くの人が集まるゴルフ場で快適で楽しく一日を過ごすためにもゴルフ場ではタバコを我慢してはどうでしょう。

事務局だより未着の原因

 4月29日から始まった春の大型連休。コロナ禍による規制・制限がないせいか新幹線や飛行機の乗車率はかなり高く観光地などもかなり賑わっているようです。

 会員の皆様に毎月1日付けで発行している「事務局だより」5月号がまだ届かないという声が寄せられています。

 「事務局だより」5月号は4月27日に封入作業を終え、翌28日午後に郵便局が引取ったので30日には会員の皆様のお手元に届くはずと思っていました。しかし、よく考えると郵便も民営化され土・日・祝日の配送はしないことになっていました。

 このため連休明けの6日まで郵便配達されないようです。民営化による土・日・祝日に配達されないということに気付かず発送していたため、皆様のお手元に届くのが遅くなり大変、申し訳ありません。今後このようなことがないように編集発行に気をつけたいと思います。

 なお「事務局だより」は発行と同時にホームページの会員ページに掲載していますので、こちらの方をご覧いただければ幸甚です。

真のゴルファーとは?

 ゴルフは技量以前にルール、マナー、エチケットが最も重視されるスポーツです。長い歴史を積み重ねて作り上げられてきたゴルフルールですが、改正されず不変なのがマナー、エチケットです。

 ゴルフ規則第1章エチケットには
◎コース上での心得 ◎他のプレーヤーに対する心くばり ◎プレーのペース ◎コース上の先行権 ◎コースの保護について明記されてます。

 ルールは違反すれば罰せられますが、マナー、エチケットはプレーヤー同士がお互いを信頼し尊重し合って共通の楽しみであるゴルフに興じるわけですから、マナー、エチケットに反していても罰せられることはありません。

 そのせいかマナー、エチケットを守らず平気でマナーやエチケットに反する行動をする無神経なゴルファーがいるから厄介です。プレー中なら同伴者に、クラブハウスなど多くの人が集まる場ではそこにいる人たちに不快な思いをさせてしまいます。

 ゴルフは老若男女、様々な経歴を持つ紳士淑女が楽しむスポーツです。「マナー知らずは人に嫌われ、仲間が少なくなり、誘われなくなる。人のプレーを妨げ、人を不愉快にさせるからである。ゴルフマナーは本来好きなゴルフがもっと愉快なゲームになり、人との付き合いがもっと深い親交になる、そうした限りない楽しみをできる行いなのである。」(鈴木康之著・ピーターたちのゴルフマナーより)

 同書はさらに「他のプレーヤーへの配慮をとくに重んじるゴルフの世界では、ひとりの愉快より誰かひとりの不愉快のほうが重い。」と断じてます。自己中心の考えや行動は厳に慎み、人に気を遣い周囲や環境に気を配る気遣いこそが真のゴルファーであると肝に銘じてプレーしてください。

ゴルフの祭典マスターズが開幕します。

 

 全国的に桜の花が満開となりました。奈良柳生CCの桜も見事に咲き誇り、いまが最高の見ごろです。陽春の下、白球を追いながらコース内の桜の花を見つつゴルフを楽しむ花見ゴルフは1年でも最高の至福の時といえます。

 ゴルフの祭典「マスターズトーナメント」が今日、開幕します。世界のトッププロがグリーンジャケットに袖を通す夢を実現するために最高の技術を駆使して戦うマスターズが始まります。

 前回大会ではアジア人初のマスターズ制覇した松山英樹の2連覇に期待が寄せられています。過去2連覇したのはジャック・ニクラス、ニック・ファルド、タイガー・ウッズのたった3人だけ。この偉業に松山が果敢に挑みます。

 しかしながらマスターズの舞台オーガスタは超タフなコース。テレビ画面で見る美しいコースとは裏腹にコースは硬くグリーンも世界一速いといわれているだけにトップ10に入るのもなかなか難しいコースです。

 誰が優勝してもおかしくないレジェンドたちが挑むオーガスタ、気負いなく臨むことこそがグリーンジャッケットに袖を通すことができるといわれてます。

 すでに初日の組合せが発表されており、松山は世界ランキング7位のジャスティン・トーマス、昨年の全米アマチュアチャンピオンのジェームス・ピオットと同組で午前10時45分(日本時間7日午後11時45分)にスタートします。

 また史上最強といわれたタイガー・ウッズも松山の組の前に出場します。交通事故による負傷が癒えたとはいえ、まだまだ万全の状態ではありませんが姿を見せるだけで会場の空気を一変させるオーラがあり、マスターズに花を添えてくれます。今夜から4日間、寝不足になりそうです。

向山さん4年ぶりにスクラッチ選手権奪還。

 2022年度のスクラッチ選手権は3月27日と4月3日の2週にわたって36ホール・ストロークプレーで行われ、向山昭三さんと南憲司さんが163の同スコアでトップに並びましたが、規定(マッチング)により向山さんが4年ぶりのスクラッチ選手権を制覇しました。(写真上:藤原競技委員から優勝カップが向山さんに贈られた。写真下:右から2位の南さん、優勝・向山さん、3位の川上さん、藤原競技委員

ゴルフは生涯スポーツです。

 ゴルフは精神的にも体力的にも老若男女問わずできる最も優れたスポーツだと私は思います。とくにシニア世代には最適のスポーツです。

 広大な緑の空間を白球を追って闊歩して行くゴルフは過激な運動でなく1日1万歩の歩行による健康維持にうってつけ。さらに青空の下、ボールを思い切り打って行く爽快さとともに4・25インチ(108ミリ)の小さなカップをターゲットに狙いすましたパットがカップインすれば満足感・充実感が得られます。
 
 逆にカップの縁をなめて外せば口惜しいし、ミスショットすれば忘れていた負けん気や闘争心が蘇ってきます。何よりもゴルフは頭を使うスポーツであり脳の活性化に最適、ボケ防止にもなります。

 ティーイングエリアに立って「このホールは右に打てばOB,左のあそこが狙い目だな」とか「グリーンのピン位置は奥目でオーバーすれば返しが難しいので手前から攻めて行こう」などショットごとに攻略の仕方を考えることが脳の活性化につながり認知症予防にもなるといわれてます。ゴルフはまさに生涯スポーツです。

 若い時のようにボールが飛ばなくなり、目も悪くなりスコアは悪化の一途「もうゴルフはやめるよ」というシニアの方が多い。スコアにこだわるスコア亡者、飛距離比べに明け暮れするゴルフから脱却して心豊かにゴルフを楽しむ大人のゴルファーに引退はありません。

いよいよ男子ツアーが明日開幕します。

 女子ツアーが開幕してすでに3戦消化、20歳の西郷真央がすでに2勝するなど女子ツアーは活況を呈してます。

 一方、男子ツアーは明日からいよいよスタートします。「東建ホームメイトカップ」で開幕です。開催場所は東建多度カンツリークラブ名古屋で行われます。

 この大会の第1回目は1993年3月に鹿児島の祁答院ゴルフ倶楽部で「東建コーポレーションカップ」の大会名でスタートしました。第1回の勝者が飯合肇でした。

 東建多度CC名古屋はもとはゼネコンの大日本土木が造り上げ経営していたゴルフ場です。バブル期にできたこともありコース内にそっくりの金閣寺があることで有名です。

 バブル期に誕生したこともありクラブハウス、コースなど至るところ、贅を尽くしていたのが印象的でした。

 近くにこれまたバブルの象徴ともいえる中部地方の高級ゴルフ場・涼仙ゴルフ倶楽部がありクラブハウス、庭園風コースに思わずため息が漏れたのを覚えています。

プレー中の転倒に気をつけましょう。

 ネットニュースを見ていると「ピーター(池畑慎之介)ゴルフ中に転び骨折」というニュースに目がいきました。ゴルフ好きのピーターも69歳、記事は次の通り。

ピーターこと歌手で俳優の池畑慎之介(69)が10日のゴルフラウンド中に左足首を骨折したことが12日、分かった。17日に入院して18日に手術、順調なら20日に退院予定という。

この日、自身のインスタグラムで「一昨日、太平洋クラブ御殿場コース!! メンバーも楽しくスタートホールに!! と、思ったら…。本当にドジで間抜けで、おっちょこちょいなピーです(涙)。ティーグラウンドにある枯れ草の斜面で滑り、転けてしまいました。あ、やらかした!! と思いましたが、左足首の捻挫かも、と思い、皆さんの協力の下、18ホール済ませました」とつづった。

スコアは55、48の103。「足の痛みを堪えてやった割には、まぁまぁのスコア」と振り返ったが「痛みがあまりに引かないので、近所の病院に寄りレントゲンを撮ったら、骨折してました」と報告した。

スポーツ医学で有名な病院を紹介され、11日に精密検査を受けて手術が決定した。「足首のずれもあり手術しなければ治り方が遅くなるというお話でした。気持ちと身体とのバランスが、離れていく事を意識しなければいけない年齢になったということですね」と振り返った。関係者によると、池畑は元気で「手術から2日で退院できるんだから、あまり心配しないで」と話しているという。

 私らシニアゴルファーが最も気を付けなければいけないのは、コースでの転倒。とくにコースの法面を下りるときやティイングエリアから下りるとき、バンカーの縁から砂面に下りるときに靴底が滑って転倒することがよくあります。とくに冬場は霜のせいでツルッと滑って転んでしまいます。

 若い人ならうまく対応したり骨が丈夫ですが、70歳近い年寄りだと体をうまくかわすことができない上に、骨ももろく骨折などしてしまいます。

 急な法面で滑りやすくなっているのは、最近のゴルフシューズに原因があると思います。以前のように金属性の鉄鋲のスパイクシューズはグリーン上で引きずったりして傷めるなどの理由で使用禁止になり、現在のゴルフシューズはゴムの突起だけのスパイクレスシューズになったことが大きな要因です。

 スパイクレスシューズでもゴム製の羽のような突起がついてるものがあります。これならまだ急な法面を下りるときでも踏ん張りがききますので、足腰の弱ったシニアゴルファーでも転倒は免れる可能性は高いと思いますので、ゴルフシューズ購入の際はこちらをお勧めします。

 いずれにしろコースの法面など坂になっている箇所を下りる際は慌てず急がず慎重に行動してください。

シーズンに向けてコース整備に注力してます。

 

  今週は暖かな日が続き、コースの芝も気持ち色づいてきたように見えます。春のゴルフシーズンに向けてコースメンテナンスも忙しくなってきました。今週はグリーンのコアリングを行い薄目砂を入れていってます。

 コアリングとは穴あけで今回は13ミリの穴をあけて、そのあと目砂を入れ摺りこんでいってます。穴を塞ぐように目砂を摺りこんでいきますが、芝の回復力に時間がかかりボールの転がりがスムースでなくスピードもおちるため、お客様には不興を買うことになりますが、春のシーズンに向けてやらねばならない重要な更新作業ですのでご了承ください。

 なぜコアリングをしなければならないかといえば、グリーンの土壌環境の改善と透水改善を促進するためです。毎朝のグリーン刈りなどでサッチ(刈りカス)が堆積し透水性や過水分保持による軟弱化など去年1年間の様々な弊害が積み重なっているからです。

 とくにコアリングはサッチを抜き取るだけでなく、コアを抜いた後に砂をしっかり入れることで透水性の改善や芝の根の生育やサッチの分解を促進します。芝は生き物です。今、ベストの状態だから何もしなくても良いという訳にはいきません。費用と手間がかかりますが、ベストターフを提供するためにはやらなければならない大事な更新作業なのです。ご理解ください。

ゴルフルールの原型、13カ条は次の通り。

 ゴルフルールは難解です。2019年にプレーの進行を早めるために大改訂され、大きな反響を呼んだものです。

 名称でいえばティーグランドがティイングエリアとかペナルティエリア等々。プレーではラウンドの原則である遠球先打が、準備ができた者からとか、グリーンのカップに立てられた旗竿は抜かずにそのままプレーしても良いとかプレーに即したルールに改訂されました。

 それでもまだまだルールブックには想定される現象に対する裁定、処置、罰則などが記述されています。

 ゴルフルールに関する記事に必ず出てくるのが、ゴルフのルールの原型は1754年にセントアンドリュースで制定された13カ条にあると。この13カ条とはどのようなものか知りたくてゴルフ関連の書物を調べ、ようやく見つけました。

 セントアンドリュースの13カ条、ご紹介しましょう。下記の通りです。

第1条 ティアップはボールから1クラブ以内。
第2条 ティは地上に設定する。
第3条 プレー中にボールを交換してはならない。
第4条 ボールを打つために石や骨を取り除いてはならない。
第5条 水、ぬかるみに入ったボールは取り除いて1打罰で後方から打つ。
第6条 ボール同士が接触したら、後方のボールを打つまで前方のボールを拾い
    上げる。
第7条 (グリーン上で)ホールを狙うときはホールに向かって打つ。相手のボ
    ールを狙ってはならない。
第8条 もしボールを失った場合は、1打罰で元の地点に戻って打つ。
第9条 (グリーン上で)クラブなどで目印をつけてはならない。
第10条 人、馬、犬など、いかなるものにボールを止められても、あるがままの
    状態でプレー。
第11条 スイング中にクラブが破損しても1打としてカウントする。
第12条 ホールより最も遠いボールのプレーヤーからプレーする。
第13条 壕、溝、堀はハザードではない。オールを取り出して罰打なしでプレー
    できる。