まず初心者に何を教えるか?

 週刊ゴルフダイジェスト4月26日号に「初めてゴルファーに教えたいラウンドマナー」と題して先輩ゴルファーがコースデビューする初心者に何について気をつければ良いか、何を教えてあげれば良いかという特集記事が載ってました。

 ゴルファーの高齢化とともにゴルフ人口の減少に危機感をもつゴルフ関係者としては、いかに新しいゴルファーを増やして行くかに智恵を絞っていかなければならないのに、ゴルフ団体はゴルフ振興の名の下にゴルファーから振興金を徴収し、既存のゴルファーを対象とした「チャリティフェスタ」だの「フレンドカップ」などと旧態依然、競技を開催し集めたカネをばら撒いています。

 もっと20代、30代、40代の現役世代のビジネスマンにゴルフををする機会を与えるようなシステム作りを考えることこそが先決なのですが・・・・・。

 それはさておき、初心者ゴルファーに何を教えてあげるべきか?

 ゴルフマナー研究の第一人者・鈴木康之氏はずばり「ゴルフは心くばりのスポーツだ」として他のプレーヤーへの心配り、コースに対するいたわりをを上げています。

 高松志門プロは「初心者はまずプレーを急げ」といってます。100ヤードまでは打てば2、3本のクラブを持って走ること。このほか「コースをいたわる」「グリーンをいたわる」と説いてます。

 なるほどと思ったのは、北野正之プロの「正規のルールでやる必要なし」ノータッチだからと無理にノータッチプレーする必要なし。打ち易いライに置いてよし、2回以上ミスしたらボールを拾って前進してもよし。バンカーから出なければワープしても構わない。

 確かに初心者にとっては、ゴルフの楽しさを身をもって感じてもらうことが大事で、難しいライからのプレーで打てども打てども前進できないではゴルフは難しいだけで少しも面白くないと投げ出してしまいます。広々とした緑と青空の下でボールを打つ爽快感、緑の芝の上を闊歩する楽しさをまず体感してもらうことが大事だと思います。

 スコアは二の次にしてゴルフがいかに健康的で楽しいスポーツであるかを実感してもらってから、ゴルフの上達へのイロハを教えると共に、ルールなど指導教育していくことが肝要だと思いました。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

ティインググランドの芝張り工事が完了。

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 ティインググランドの裸地部分の修復工事が完了しました。4番ホールの黒ティー(写真上)、5番ホールのレディースティー前(写真中)、8番ホールの黒ティー(写真下)など芝が剥がれ裸地部分の芝張りが完了。梅雨明け後の7月初旬から使用を開始する予定です。インコースについても14番の黒ティー、17番ホールの黒ティーの改造工事も終わり芝張りが完了しました。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

コース内の桜が美しい。

 日本列島を北上している桜前線も西日本各地の桜は満開が終わり葉桜に変わりつつあります。奈良柳生カントリークラブの桜も徐々に花びらを散らしていますが、ここ2、3日はまだまだ桜花が愛でます。

 カメラマンの柴田ヒデヤス氏が一昨日の金曜日に、コース内の満開の桜を撮影してくれました。早速出来上がった写真を送ってきてくれましたので、ピックアップして本欄で紹介します。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

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17番ホールの黒ティーを改修します。

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 17番ホールのトーナメントティーグランド(通称:黒ティー)の改修工事を始めました。この17番ホールの黒ティーは写真のように左右の高さが違ってます。トーナメントティーとして若干違和感がありますので、左側(林側)の裸地状態を改修するのを機に、左右の高さを統一しひとつのティーグランドにすることに決めました。すでに芝を捲(めく)り左側のティーグランドを削る作業に明後日から入ります。改修工事は来週1週間もあれば完成する予定です。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

向山さんがスクラッチ選手権優勝。

 先週と今週の2週にわたって行われた今年度のクラブ四大競技のひとつ「スクラッチ選手権」(通算36ホール・ストロークプレー)が予選を通過した12人で決勝18H・Sで争われました。

 予選18H・Sで唯一、70台の79をマークしてトップに立ったクラブチャンピオン・向山昭三さんが決勝でも安定したショットとパットで39、39の78をマークして通算157で2位の岡田泰浩さんを5ストークの差をつけて優勝しました。3位には加藤研士さんが通算164で入りました。

 優勝:向山 昭三157 79(39・40) 78(39・39) 
 2位:岡田 泰浩162 80(41・39) 82(40・42)
 3位:加藤 研士164 83(43・40) 81(40・41)

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 ※写真は左から赤澤競技委員、3位・加藤さん、優勝・向山さん、2位・岡田さん