今日は久しぶりの快晴、好天に恵まれました。

 長雨が続く3月ですが、今日は久しぶりの快晴です。3月下旬から4月はじめにかけて菜の花が咲くころに降る長雨を菜種梅雨といいますが、先週から今週にかけてまさに菜種梅雨といえるでしょう。

 最近のゴルフ場は雪によるクローズよりも雨によるクローズが常態化してきました。当クラブでも昨日は雪でなく雨によるクローズとなりました。ゴルファーの核をなす65歳以上のシニアゴルファーが雨を嫌うせいか、週間天気予報で雨予報が出ると早速キャンセルが出始め、日を追うごとにキャンセルが増えて行きます。

 「雨が降ろうが槍が降ろうがゴルフはやるもの」だと、先輩ゴルファーに口酸っぱく聞かされ「雨でキャンセルなどゴルファーの風上にも置けない」といわれました。最近では週間予報で雨予報が出るだけでキャンセル続出します。先週の土・日曜日などはほぼ両日ともフルエントリーに近い状況でしたが両日とも大した雨でもないのに10数組で50人を割る惨憺たる来場者数でした。当クラブは、会員はキャンセルフィーを徴収しないためか「雨が正当な理由」としてキャンセルされる方がほとんどです。

 雨によるキャンセル問題はどこのゴルフ場も頭の痛い問題です。30年前までは雨でキャンセルなどどこも認めてませんし、またゴルファーも雨でキャンセルは恥という意識がありましたが、今は平気の平左、時代は変わりました。

歩き出そう!もっと楽しく、もっと健康に。

 公益財団法人・日本ゴルフ協会(JGA)から「ゴルフと健康」を啓蒙するポスターが送られてきました。JGAはもともとゴルフ競技を主体とする競技団体でしたが、近年アスリートゴルファーのみならず一般アマチュアゴルファーも対象としたゴルフの普及振興を目指し、ゴルフ振興推進本部を設立しました。

 この活動の柱の一つを「ゴルフと健康」とし、ゴルフを通じた国民の健康維持増進のための様々な活動を行っているといいます。その一環として、歩き出そう!もっと楽しく、もっと健康に。「ゴルフと健康」と題したポスターが届きました。

 ポスターには「世界のゴルフの総本山であるR&Aがまとめたレポートでは、ゴルフは糖尿病、心臓発作、脳卒中、乳癌、大腸癌、うつ病、認知症などを含む40の主要な慢性疾患の予防と治療に役立つことが確認されてます。また、心疾患や脳卒中の危険因子であるコレステロールや血圧が低下することも明らかになっています。朝早く起き、長い距離を歩き、仲間と共に笑う。ゴルファーはプレーを楽しむと同時にカラダとココロの健康も増進させることができるのです。上達も健康も一歩一歩あせらずに。」とあります。

 以前からゴルフが健康に良いと科学的データに基づいた発表があり、本ブログでも数回取り上げたことがあります。この機会にゴルフを始める、一度止めた方も復帰していただければと思います。

グリーンのコアリング本日完了予定。

 4月2・3日に日本プロゴルフ選手権の関西地区予選を当クラブで開催します。このため、コースの更新作業も例年より早めに行っていますが、先週・今週と雨が多く作業が遅れ気味です。

 グリーンのコアリング(穴あけ)もようやく今日中に完了する予定です。コアリングとはグリーンの土壌環境の改善と透水改善を促進するためです。毎朝のグリーン刈りでサッチ(刈りカス)が堆積し透水性や過水分保持による軟弱化など様々な弊害が出るため、コアリングをすることにより透水性をよくします。

 今回のコアの大きさは11ミリとやや大きめのコアなので、目砂を入れた後も回復には若干時間がかかりますが、1年を通してのグリンコンディションを維持するには11ミリのタインで、1回で済ます方が良いとの判断です。

 コアリングはサッチを抜き取るだけでなく、コアを抜いた後に砂をしっかり入れることで透水性の改善や芝の根の生育やサッチの分解を促進させます。芝は生き物です。今、ベストの状態だから何もしなくても良いという訳にはいきませんのでご了解ください。