奈良に観光客の賑わいが戻ってきました

 めっきり秋らしくなってきました。コースの木々も紅葉が始まりました。コロナ感染者も全国的に減少し緊急事態宣言などが解除されたせいか観光都市・奈良への観光客も増えてきました。そのせいか奈良の主要道路には他府県ナンバーのマイカーや観光バスが急増し道路の渋滞が目立ってきました。

 とくに奈良の秋の観光シーズンの目玉ともいえる正倉院展(10月30日~11月15日)が開催中だけに奈良公園を中心とした興福寺、東大寺、春日神社周辺は観光客で賑わっています。

 正倉院は奈良時代に建立された東大寺の倉庫で、聖武天皇の遺愛の品々を中心とする約9,000件の宝物を今に伝えています。正倉院展は、こうした宝物の中から毎年60件ほどを選び公開する展覧会だけに全国から鑑賞に訪れる愛好家が多数おられます。コロナ禍で観光客が激減していた奈良もようやく活気が戻ってきたようです。

秋のコース写真

高松志門のレッスン。

 1日の月曜日に車のオイル交換に行った際、30分ほど待つ間マガジンラックにあるゴルフ関係の雑誌を手にして読んでると、面白い記事に出くわしましたのでご紹介します。

 雑誌「GOLF11月号」(ゴルフダイジェスト社発行)の“高松志門 あんた一人をCADDIEしまっせ”という連載物で、読者ゴルファーとラウンドしながら種々アドバイスをしていく企画です。

 今回の読者S氏は63歳でベストスコアは74、平均スコア83とかなりお上手な方です。以下同誌原文のまま。( )は当方で注釈。

 10番ホール セカンド地点。
高松志門:そんなところで仁王立ちして何してますの。西郷隆盛かと思いましたわ。

S氏:いやピンまでの距離を測ってるんですけど。

高松志門:見たら分かると思いますけど、そっからはどうせ届きません。早う打って下さい。それに距離計いうのは状況が関係ないでしょ。距離がナンボ、風がナンボという事実だけを集めて、“さあ自分がどうする”やから、ピンのこっちに山があるとか肝心のコースの状況を覚えない。

S氏:(距離測定器を)やめた方がいいですか。

高松志門:日本のコースには100(ヤード)と150(ヤード)の杭があったら十分です。自分の打った感じでセカンド以降は計算するんです。(車の)ナビに頼ったら道を覚えないのと一緒でコースはやっぱり覚えません。

(中略) 16番ホール。
S氏:ピン手前か、何番かな・・・・・。

高松志門:こういうのも話を早うするんです。短いもん(クラブ)持ったら手前でいい。大きいのを持ったら奥でいい。ただそれだけの話。それを短いのを届かそう、大きいのをゆるめようとするからおかしなる。アマチュアはほんまわけがわかりません

※高松志門といえばといえば理屈よりも感性を優先させるレッスンで歯に衣着せぬ指導で人気が高く奥田靖己ら数多くのプロを育てています。