美しい花を愛でながらのゴルフはいかが。

 

 奈良市内の桜(ソメイヨシノ)が満開になったと昨日(29日)奈良地方気象台が発表しました。昭和29年に観測を開始して以来、3番目に早い記録だそうです。平年(4月5日)より7日早く、昨年(4月8日)より10日早いとのこと。

 奈良柳生カントリークラブへ来る道すがら、須川ダム周辺の桜(写真上)もパッと咲き始め七・八分咲きとなり明日、明後日の週末には間違いなく満開になり見事に咲き誇ると思います。

 標高300メートルの当ゴルフ場の桜も場所によっては満開に近い咲き具合ですが、全体としては五分咲きといったところでしょうか。

 春の訪れと共にゴルフ場にある木々や草花が華やかな彩りを見せてくれます。美しい花や若葉を愛でながらゴルフを楽しんでください。

2019年施行のルール改正について。

 ゴルフルールの総本山R&AとUSGAから2019年に施行されるルール改正がこのほど発表されました。今回のルール改正については、施行の2年前に変更される改正案が発表され各国でモニタリングした結果を基に、このほど来年施行するルールの改正が決まりました。

 今回のルール改正はルールの簡略化とプレーの進行を早めるなどが要点となっています。すでに2019年ゴルフルールは英文で発表されてますが、日本語訳版も近々発表されるそうです。

 今回のルール改正はドロップ方法やグリーン上の旗竿や靴跡の修復、バンカー内のアンプレヤブルなどかなり衝撃的な改正でゴルファー間でも話題になりました。

 そのひとつドロップは当初案では地上から数センチの所からでもOKでしたが、「ドロップは膝の高さから真っ直ぐに」に変わりました。また「グリーンでパッティングの時、立っている旗竿に当っても無罰」「グリーンでスパイク跡の損傷は直せる」「バンカーのアンプレヤブルは2打罰でバンカーの外から打てる」「バンカーに球がある時、クラブが砂に触れても無罰」「ロストボールを探す時間は3分」などの大幅改正は事前発表通りのルール改正となりました。

春の陽気に誘われてゴルフ解禁。

 

 本日はBクラスのマンスリー競技が行われています。東大寺のお水取りも終わり日に日に春の陽気が感じられます。

 寒い冬のゴルフを敬遠していたメンバーの皆さんも今日は多数来場し挨拶も「ようやく暖かくなってきたのでゴルフの封印を解きゴルフ解禁です」とか「この2ヵ月半、寒いので打球練習場に行く程度でゴルフは全くしてませんでした。」「家内から冬のゴルフは禁止令が出ていて蟄居してました」などの声をお聞きしました。

 どうやら皆さん待ち遠しい春の訪れをクビを長~くして待ってらした様子。ゴルフができる喜びや嬉しさが表情に溢れていました。

 月ヶ瀬梅林の梅の花も満開に近く、東京では早くも桜の開花宣言も出て、日本列島南から北へと花便りが届いてくる季節になりました。いよいよ春のゴルフシーズン到来です。コースの芝も枯芝から日に日に青くなってきました。皆様のご来場をお待ちしております。

深夜から降り続く無情の雨に思う。

 東大寺二月堂の修二会(お水取り)も昨日終わり、いよいよ春本番と思いきや深夜からずっと降り続く無情の雨。キャンセル続出です。

 ゴルフに悪天候はつきもの「自然の中で行うゴルフは悪天候を嫌ってはいけない」とはゴルフマナー研究家の鈴木康之氏の弁。鈴木氏の著書から以下抜粋。

 ゴルフは自然をグランドにして行うゲーム。この場合の自然とは、地の自然と天の自然を意味する。地の自然に急傾斜や谷や池があるように、天の自然には雨、風、霧がある。全てが挑戦に値するハザードである。悪天候を嫌い、悪天候から逃げたがる心は、わがまま、弱虫の心である。強い雨、強風、濃い霧はゴルファーにとってもちろん快適なものではない。しかしなんら不向きなものではない。

 悪天候を悪いスコアやミスショットの言い訳にしてはならない。悪条件はみんなも同じ。悪条件なのだから、うまくいかなくても恥じることはない。その中でもこれだけのゴルフができたと喜ぶべきだ。

 と、書いているものの最近のゴルファーは高齢者が多いこともあり「健康のためにゴルフをしているのに、雨の中で無理してラウンドして風邪を引いたりしたらいい笑い者になる」とあっさりキャンセルされてしまいます。

 以前のようなゴルフブームの時代には、忙しいビジネスマンがスケジュールをやり繰りしてようやくエントリーが取れ、その日を逃すと次のチャンスは当分ないというような状況ならば雨でも仕方がないとプレーしたものです。しかし昨今のゴルファーの多くが現役を引退したシニアゴルファーですから暇はたっぷりあり、エントリーを受けるゴルフ場もいつでもOK状態だけに悪天候なら即キャンセルが現実です。仕方ないですよね。

10番ホール右法面の崩落、改修工事に着手。

 昨年10月22日の超大型台風21号が近畿各地に土砂災害や川の氾濫などの被害を残していきました。当コースでも10番ホールの200ヤード右の法面が伏流水で一部崩落があり、ブルーシートで覆っていましたが、このほど改修工事に着手することになりました。改修工事は今月末完工をメドに進めて行きますが、工事期間中、ご迷惑をお掛けしますがご了承ください。

プレー後に月ヶ瀬梅林へ観梅はいかが。

 最近の天気は一定せず穏やかな春の暖かさであったり、雨風が吹き荒れる春の嵐であったりと天気が安定しません。ようやく今週末から来週にかけて天気は安定し春の陽気が感じられるそうです。

 前回のブログでコースの更新作業(バーチカル、グリーンなどのコアリング)をお知らせしましたが、ここ2日の雨で作業は中断しており、来週から再開する予定です。

 奈良市の東部山間にある梅の名所「月ヶ瀬梅林」の梅の花も咲き始めており、3分咲き、5分咲き、7分咲きと2週間くらいかけてゆっくりと見頃を迎えていきます。

 月ヶ瀬梅林は名張川の深い渓谷と梅の木が織り成す風景が大正11年に金沢の兼六園、奈良公園とともにわが国初の名勝に指定されたそうです。

 奈良柳生カントリークラブから国道369号を東部山間方面に20分ほどの所に月ヶ瀬梅林はありますのでプレーの後、観梅に行かれてはいかがでしょう。帰りは西名阪道の五月橋ICまで5分~10分ほどですから大阪方面の方は便利です。

いよいよ春のゴルフシーズン到来。

 奈良時代から続く東大寺二月堂の伝統法会「修二会」(お水取り)が2月1日に本行入りしました。長さ6メートルの「お松明」(たいまつ)が二月堂の欄干に現れ炎が乱舞する様は幻想、幽玄の絵巻ともいえます。

 週初は日本列島を春の嵐が吹き荒れましたが、その間春一番も吹きここ数日暖かな春の陽気が続いています。このまま春到来となればいいのですが、関西では「お水取りが終わらないと春が来ない」といわれてます。この分だとお水取りが終わらなくても一気に春到来となるのではないかと思います。また、そうあって欲しいものです。

 春のゴルフシーズンを控えて、コースの更新作業にスタッフ全員汗を流しています。芝の根を鋤(す)かして排水・透水性をよくするとともに、芝の根に太陽の光を吸収させて芝の成長を促すバーチカルの更新作業(写真)が始まりました。これに合わせてグリーンやティーインググランドのコアリング(穴あけ)も来週から始めて行きます。

 またイノシシの侵入に昨年は悩まされてきましたが、コース外周に、電柵に替えて防網柵を設置することにより侵入が止まってきました。今月中に外周5キロ余(4キロ設置済み)を完了させます。これに併行して掘り返された跡の整地に順次取り掛かって行きます。

 春のシーズンに皆様をベストターフでお迎えするべくコーススタッフはフル稼働中です。

国内女子ゴルフツアー今日から開幕。

 天気予報通り未明から朝にかけて前線を伴った台風並みの春の嵐が近畿地方にも吹き荒れました。これを機に春が一気に近づいてくれれば有難いのですが・・・・。テレビをはじめとするメディアの情報は貴重ですが、雨や雪でもそうですが、いかにも日本列島全体や関西地方全体が雨や雪に見舞われるような過剰な報道でなく、もう少しピンポイントでの報道にしてもらえればと思います。

 話は変わって、いよいよ国内女子ゴルフツアーが今日(3月1日)開幕しました。1日~4日まで沖縄で行われる「ダイキンオーキッドレディース」が初戦で、最終の「LPGAツアー選手権」(11月22日~25日、宮崎県で開催)まで38試合が行われます。

 昨シーズン、久々に日本人賞金女王に輝いた鈴木愛をはじめ新人で日本女子オープン2連覇など2勝した畑岡奈沙や川岸史果、勝みなみら若手の活躍が楽しみです。

 一方、昨シーズンは春先から不振が続いたイ・ボミや賞金女王争いを最終戦まで演じたキム・ハヌルや申ジエ、アン・ソンジュなどの韓国勢に加えてテレサ・ルーなど賞金女王奪還を狙っています。今シーズンも国内女子ゴルフツアーが盛り上がりそうです。