13番ホール横の磨崖仏を供養しました。

 昨日、9月27日午前9時より東大寺の筒井英賢師(東大寺長老・筒井寛昭理事長のご子息)を導師にお迎えして13番グリーン横の磨崖仏や地蔵菩薩の供養を執り行っていただきました。

 磨崖仏は自然の露岩に彫られた仏像です。日本の磨崖仏の造立開始時期は平安時代初期までさかのぼると言われてます。平安時代前期から後期に移行すると、各地に多くの磨崖仏が盛んに造立されるようになったともいわれています。

 こうした磨崖仏や地蔵菩薩はゴルフ場の造成工事の際、ゴルフ場周辺にあったものを、ゴルフ場やゴルファーの無災害、安全を祈念して祀っています。13番ホールのプレーを終えた後、こうした磨崖仏や地蔵菩薩に手を合わせばご利益があるかも。

QTでみる奈良柳生CCの各ホール難易度

 奈良柳生カントリークラブで9月3日から6日まで行われた日本ゴルフツアー機構(JGTO)主催のクォリファイングトーナメント(QT)2ndステージ出場選手のホールバイホールのスコアデータをJGTOからいただきました。

 このデータは全選手の4日間のスコアをホールバイホールで入力しており、各ホールのイーグル、バーディ、パー、ボギー、ダブルボギー、トリプルボギー、それ以上などが入力され、そのホールの平均スコアを小数点以下まで出した数字でホールの難易度がわかります。

 4日間、延べ人数429名で難易度一番は10番ホール(453ヤード、パー4)で平均スコアは4・25でした。逆に最も易しかったのは11番ホール(535ヤード、パー5)の平均スコアは4・79でした。

 難易度データは下記のPDFで各日そして4日間トータルを掲載してますのでご覧ください。

QT難易度1

QT難易度2

QT難易度3

QT難易度4

QT難易度通算

ゴルフ場利用税廃止の声を。

 2020年東京五輪・パラリンピックの開幕まで1年を切り、五輪に関連する番組を目にしない日がないほどです。2016年のリオネジャネイロ五輪で五輪競技に復帰したゴルフは、来年の東京五輪では霞ヶ関カンツリー倶楽部で行われます。すでに世界的な名設計家トム・ファジオの手によりコース改造も完了したといいます。

 米国に次ぐゴルフ大国・日本といわれますが、プレー人口の減少に歯止めがかからない状況にあります。ゴルフ人口減少の一因にゴルフというスポーツの負のイメージがあります。即ち金がかかり過ぎて金持ちの遊びや法人の接待に利用されてきた「緑のお茶屋」といった過去のマイナスイメージが今に至っても消えないことにあります。

 このため今もゴルファーには担税力があるとの理由でプレーごとにゴルフ場利用税(800円~1200円)が消費税とは別に二重課税されてます。

 このゴルフ場利用税は消費税が導入される前までは「娯楽施設利用税」といってパチンコ、麻雀、ボウリング、ビリヤードなどの利用に対し地方税として徴収されていました。消費税が導入された1989年にこの「娯楽施設利用税」が廃止になったものの、ゴルフだけが「ゴルフ場利用税」と名を変えて今日まで徴収され続けているのです。

 スポーツに税金を課す日本の悪しき税制、しかも消費税との二重課税などゴルファーが増えず減少一途の一因でもあります。

 日本経済新聞(9月13日スポーツ面)の国際ゴルフ連盟のピーター・ドーソン会長のインタビューで同会長は「今のゴルフはれっきとしたスポーツであり、年齢やレベルの違う人たちがともに楽しめる生涯スポーツである。五輪競技となった今でも、他の競技と平等に扱われていないのは残念だ」と日本のゴルファーに課すゴルフ場利用税を批判しています。

 9月3日~6日までの期間、当クラブで一般社団法人・日本ゴルフツアー機構のQT2ndを行いましたが、海外プロ選手20名を含めて112名が参加して行われました。これに先立ち、ゴルフ場利用税の免税もしくは軽減措置を奈良県中南和県税事務所に申請しましたが、「業務利用は、利用者が利用料金を一切払わない場合に限られる」と一蹴されました。

 QTに出場するために海外を含め北は北海道から九州まで日本各地から奈良へ来て1週間、滞在しプレー代だけでなく滞在費など奈良県下に相当のお金をおとしていってるわけです。こうした現状を考えれば、プロ競技であるQTは当然免税にして当然と思いますが、いかがでしょう。

藤島選手ら46人が2nd通過しました。

 日本ゴルフツアー機構主催のQT2ndステージが本日無事終了しました。4日間のうち2日目が雷によるサスペンデッドとなったものの3日目、最終日と好天に恵まれ72ホールを消化することができました。

 3日目11アンダーで首位に立った藤島豊和選手(写真上)がこの日も35、35の70で通算13アンダーとスコアを伸ばし見事1位で3rdステージへ進出しました。2位はタイのK・レプクルテ選手(写真中)が1打差の12アンダーで通過。以下1オーバーまでの46名が2ndを通過し3rdステージへの資格を得ました。

 例年この大会は20アンダー前後の好スコアが出ていましたが、今大会は大会1週間前から秋雨前線が停滞するなどコース作業ができず当初予定のコースセッティングが大幅に狂いました。グリーンの刈り高、コンパクションさらにはラフの刈り高も60ミリから90ミリ前後の状態でのトーナメントになりました。とくにラフからのショットは難しく選手を悩ませたようです。

 2ndステージを通過した上位46選手には、コンペ室でJGTOより3rdステージへの説明と通過証と成績順で3rdの会場を選択して行きました。(写真下)出場選手にとっては長い4日間でしたが、3rdステージ、Fainalステージと戦いはまだまだ続いていきます。Fainalステージで上位に入賞し来年のツアー出場権を獲得し、活躍されんことを期待してます。

QT最終日 成績表

7時40分、無事にプレー再開しました。

 日本ゴルフツアー機構主催のQT2ndステージの第2ラウンドが雷のためサスペンデッドになり、本日7時40分、残りの組(14組)のプレーを再開しました。

 競技委員が前日17時45分、サスペンデッドを決定してからコース作業は日が暮れた19時半までバンカーの流水跡の整地やバンカー内に溜まった水溜まりの水抜きなどコーススタッフが作業に追われ、今朝も早朝から作業の続行とともにグリーン刈りやグリーンの露払い、枯れ葉の処理など総出で時間内に間に合うよう頑張ってくれました。

 一方7時40分のプレー再開に伴いフロント、ポーター、レストランなど各部署は5時45分にスタンバイ。さらにキャディさんもいつもより早く出勤し、7時25分に各選手を乗せてサスペンデッドになった地点まで行くための作業に追われました。7時40分に競技委員の再開のサイレンを合図に一斉に無事スタートさせることができました。

 第3ラウンドは本来2日目終了時の成績順の組合せになるのですが、サスペンデッドのため第2ラウンドと同じ組み合わせで8時10分、順調にスタートして行ってます。

※写真:バンカー整地作業(上)、整備されたグリーン(中)、サスペンデッドになった地点に向かう選手(下)

QT 2日目成績

8時10分に3rdラウンドが予定通りスタート。昼過ぎに雨予報がでていましたが、雨もなく好天に恵まれ熱戦が繰り広げられました。

藤島豊和、金兵俊、杉山佐智雄、K・レプクルテの4選手が通算11アンダーで首位タイに。1打差で初日首位だった尹晟豪がつけています。

QT 3日目成績

2日目は雷のためサスペンデッド。

日本ゴルフツアー機構主催のQT2ndステージ2日目が行われましたが、午前中は快晴の好天でしたが、13時40分頃から雷雲が接近しプレーを中断しました。28組中、半分の14組が中断し雷の遠ざかるのを待ちましたが、16時40分まで雷雲は去らず居座ったままの状態のため、サスペンデッドとなりました。

 初日2位タイだった河合和眞選手が33、34、67と好調なプレーで通算11アンダーで暫定トップに立ち、8アンダーで照屋貴之が続く。明日、7時40分から再開スタートとなります。2日目の暫定成績は下記。

2日目暫定 成績表

QT2nd尹選手が7アンダーで首位

 日本ゴルフツアー機構主催のQT2ndステージが始まりました。111名の選手が出場し8時ジャストにスタート。快晴に恵まれ、コースコンディションも良く好スコアが初日から続出しました。韓国の尹晟豪選手が快調に飛ばし33、32の7アンダー65をマークし初日トップに立ちました。次いで1打差で河合和眞(32、34)Yoon Gyung-Sik(33、33)、園田謙介(31、35)の3選手が2位タイをキープ。以下32位タイの42選手がアンダーパーを記録するなど白熱した好ゲームが展開されました。

QT2nd 初日 成績表

 

本日はQT2ndのレジストレーション受付。

 一般社団法人・日本ゴルフツアー機構(JGTO)主催のQT2ndがいよいよ明日から始まります。本日は指定練習と出場選手のレジストレーションの受付が行われました。

 レジストレーションとは明日からのQT2ndへの出場の登録確認で、QT出場に際し、クォリファイングトーナメント規定を遵守すること、また違反した場合の処分等について従うという同意書に署名することです。レジストレーションをを済ませて明日から本番、3rdステージ進出を目指して熱戦が繰り広げられます。

いよいよ明日からQT2ndが始まります。

 夏も盛りを過ぎて今日から9月です。いよいよ明日から一般社団法人・日本ゴルフツアー機構(JGTO・青木功会長)のクォリファイング・トーナメント(QT)2ndステージが始まります。

 明日2日は、QT2ndの指定練習日とレジストレーションが行われ、3日から6日までの4日間72ホール・ストロークプレーで熱戦が繰り広げられます。

 JGTOのQTとは、来年度のシード権をもたないプロが来年度のツアー資格を獲得するための競技で1st、2nd、3rd、Finalの4ステージを勝ち上がって行く、いわばサバイバルゲームです。

 Finalで上位に勝ち残った者が来年度のツアートナメント、AbemaTV(チャレンジトーナメント)への出場資格を得ることができる厳しい戦いです。

 3日から当クラブで行われる2ndステージには海外20名、アマ1名を含む112名がエントリーしています。

 JGTO競技委員と打合せしたコースセッティングに合わすべくコース作業を進めていますが、先週1週間停滞した秋雨前線の影響で刈り込みが遅れており、とくにグリーンは柔らかく低(ひく)刈りができず当初予定の10フィートのグリーンスピードが難しい状況です。

 4日間、72ホールの熱戦が好天に恵まれコースコンディションもベストの状態で、選手の技量を十分に発揮しレベルの高い熱戦が展開されるべくコーススタッフ全員、頑張ってます。 

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      上杉公一さんがキャプテン杯2連覇達成。

本日は2019年度「キャプテン杯」決勝が予選を通過した16名によって27ホール・ストロークプレー(通算45ホール)で行われ、前年の覇者・上杉公一さん(HD7)が42、38、39ネットトータル181・5で寺嶋亨さん(HD2)を2・5打差をつけて優勝、見事2連覇を果たしました。3位はトータルネット188・5の川上正訓さん(HD5)が入り、赤澤正道競技委員からカップが贈呈されました。
※写真上から優勝の上杉さん、2位の寺嶋さん、3位の川上さん。