ゴルフは人間性を養うには最適。

ゴルフというスポーツは人間性を養うには最適のスポーツです。日本のゴルフが昭和30年代に飛躍的に成長したのは、法人マネーによるところが多いと、このブログで何度も書いてます。

 企業のトップがゴルフを重要なコミュニケーションツールであることに気付き取引先や得意先をゴルフに招き「ゴルフは夜の飲食接待より、相手のプレーぶりをじっくり観察できる。相手のミスショットやトラブルショットの対応を見てその人間性がわかる」などビジネスに取り入れられてきました。

 得意先や取引先の接待だけでなく企業の社長や役員クラスであれば部下の人間性や長所・短所を把握するためにゴルフに連れだし、その人物の“人事考課”をするのに最適であるともいわれてきました。

 ゴルフの持つこうした利点をもっと積極的に活用して青少年にゴルフを通じて健全な判断力を培ったり、遵法精神を養ったりするための人間形成に役立つ教育にもっと利用する教育プログラムを文科省で検討してもらえればと思います。

女子ゴルフツアー25日から開幕します。

 新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために人の移動が制限されていましたが、ようやく都道府県境をまたぐ移動の自粛が全面解除されました。そのせいか昨日の土曜日、奈良公園や東大寺周辺の観光客が増え他府県ナンバーの車が多かったようです。ゴルフ場も昨日、今日と梅雨の晴れ間ということもあり来場者も多く活気が戻りつつあります。

 プロ野球も一昨日から開幕しました。無観客試合とはいえ、贔屓のチームの勝ち負けが気になり職場の仲間と勝因、敗因の分析など熱く語り合う日常が戻ってきました。

 ゴルフは女子ツアー「アースモンダミンカップ」(千葉県)が6月25日から始まります。一方、男子ツアーは新型コロナウイルスの影響で中止が続いてます。今年は年初にシンガポールで行われた「SMBCシンガポールオープン」のみ実施されましたが、第2戦以降10試合が中止になってます。

 日本ゴルフツアー機構では8月20日からの「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」(北海道)での再開をめざしています。男子ツアー25戦中10戦が中止されているため、今年度と来年度のツアーを統合して1シーズンとすることが発表されました。試合に出場できるシード権やQTファイナルで出場権を得たプロにとってはひとまず安堵したことでしょう。

南さん、2回目の年度グランドスラムへまず2冠制覇。

 2020年度の「理事長杯決勝」が南憲司さん(HD0)と石田敬宏さん(HD5)によって27ホール・マッチプレーで行われ、南さんが4-2で9年ぶり3回目の理事長杯を獲得しました。ランナースアップは石田さん、メダリストは浦島善民さんでした。

 前日から朝がたにかけて豪雨が降り続いていましたが、7時28分のスタート時には小雨となり、藤原安廣競技委員の立会いの下、スタートしました。

 南さんは過去クラブ選手権、理事長杯、キャプテン杯、スクラッチ選手権などのタイトルを完全制覇するグランドスラムを達成するなどクラブNO1の実力の持ち主。すでに今年度のスクラッチ選手権を制覇し2冠制覇を目指しています。

 一方の石田さんはクラブ4大競技の決勝進出は初めてですが、成長著しい有望株として実力NO1の南さんに挑戦しました。

 前半の9ホールは南さんが2UPリードでしたが、インに入り石田さんがハンディキャップホールをとるなど18ホールでイーブンに戻す熱戦が繰り広げられました。

 最終9ホールに入り1番ホール南さんがUPすれば2番ホールで石田さんが取り返すなど接戦でしたが、3番ホールから石田さんが乱れはじめ南さんの連続UPが続き6番ホールで3UP、7番のドーミーホールで石田さんの力が尽き南さんの4-2で決着がつきました。

 南さんは今年度のスクラッチ選手権を制覇しており、9年ぶり3回目の理事長杯に勝ち2冠制覇。キャプテン杯、クラブ選手権の4冠制覇に向けて2歩前進しました。

 ※写真上は今年2冠制覇した南さん(右)。写真下は左から藤原競技委員、優勝した南さん、ランナースアップの石田さん、メダリストの浦島さん。

プレーの後は風呂で汗を流してサッパリしては。

 近畿圏に限れば新型コロナウイルスの新規感染者は、この1週間限りなくゼロに近く収束に向かいつつあるように思われますが、ここは気を緩めることなくしっかりと予防対策をして行動しましょう。

 昨日の日曜日は好天気に恵まれたこともあり、会員を中心に多くの来場者がゴルフを楽しまれました。気温30度を超す真夏日でしたが、湿度は意外に低かったせいか皆さん「思ったより暑くなかった。むしろ自粛生活でストレスが溜まっていたのが、太陽の下で爽やかな汗をかいて気持ちよくプレーでき発散できました。」と満足気でした。

 コロナ禍による感染者拡大防止のためゴルフ場もいろいろな対策を講じています。気温が急上昇するとプレー後の汗を流す風呂も快適ゴルフの大きな要素です。しかしゴルフ場によってはコロナ対策で風呂は利用できずシャワーだけといったところが多いようです。当クラブは風呂、シャワーとも一貫して利用可能とし利用する、しないはお客様ご自身で判断していただいてます。

 風呂での感染率が高いと思われてる方も多いですが、さほど懸念することもないし、緊急事態宣言下でも町の銭湯は、自宅に風呂がない方のため衛生面から自粛、休業は要請されていませんでした。なぜかゴルフ場ではシャワーは可能だが風呂は使えない所が結構あります。

 当クラブのこの1か月間の風呂の利用状況を見ると来場者の男性利用者は65%、女性で40%の方が風呂を利用されています。昨日は来場者163名(男性143名、女性20名)の内、風呂利用は男性72名、女性14名で利用率は男女合わせて52・7%でした。

 これから真夏日、猛暑日と気温が高くなる夏のゴルフ、プレーで健康的な汗をかいた後は、風呂でさっぱり汗を流す気持ちよさは格別です。コロナウイルスをなめてはいけませんが、必要以上に神経質に怖がることもよくないと思います。

女子ツアーが6月25日、開幕します。

 新緑が美しく映える季節です。緊急事態宣言も解除され、国民の行動範囲も徐々に広がっています。大規模な第2波感染が発生しないよう、感染リスクを最小限に抑える責任ある行動をするように心掛けてください。とくに夜の歓楽街での遊興や接待には細心の注意を払ってください。

 今年度の男女プロゴルフツアーはコロナウイルス感染症拡大のため中止となっていますが、今日の新聞で、女子ツアー「アース・モンダミンカップ」(6月25日~28日)が千葉県のカメリアヒルズCCにおいて無観客で行うと発表がありました。待ちに待ったゴルフトーナメントがやっと開幕します。これを契機に男子ツアーも開幕してほしいとゴルフファンも願っていることでしょう。

ゴルフスタイルが変わりつつあります。

 コロナ禍はなかなか収束しそうにありません。コロナと共生しながらの新しい生活様式が求められています。ゴルフもコロナと共生しながらの新しいゴルフスタイルに変化して行かなければならないかもしれません。

 コロナによる自粛制限の下、ゴルフ場の営業は180度変わりました。キャディなしのセルフによるスループレーやレストラン、コース売店閉鎖など社交施設ではなくスポーツ施設に特化した営業となり、利用するゴルファーも特段不便や不自由を感じずゴルフを楽しんでおられるようです。

 ゴルフがスポーツより遊興に重点がおかれ、社交接待の有力な手段として法人マネーにより利用され発展してきた経緯があります。団塊の世代が退職し健康維持のため、身銭を切りながらゴルフを楽しむゴルファーが増えたことと、コロナ禍による施設制限が相まって皮肉にも本来のゴルフスポーツ施設に生まれ変わろうとしているようです。

 コロナ禍が完全に鎮静化した時にゴルフスタイルがどのように変わっているのか興味深いところです。