随時、コース写真を紹介していきます。

 写真家・柴田ヒデヤス氏が奈良柳生カントリークラブの四季折々のコース写真を撮影してくれています。このブログでも紹介したように、ホームページに「フォトギャラリー」を設けて、いつでも閲覧していただけるように準備中です。すでに3月早春から5月までの春のコース写真100数点提供してもらいました。現在、この中から30点くらいに絞り込む作業をしています。

 100数点全て掲載したいくらい良い写真があり、なかなか絞り込むことはできませんが、ようやく30点をピックアップしました。選んだ写真はいずれホームページの「フォトギャラリー」でご覧いただくとして、ほかにも多数良い写真がありますので、このブログで順次紹介していきたいと思います。

 今回紹介する2枚の4月上旬の早朝に撮影されたコース写真です。何番ホールか即座に答えることができるでしょうか?


 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

夏のスタミナ源、鰻メニューが復活しました。

 国際自然保護連合が「ニホンウナギが絶滅の恐れがある生き物」であるとレッドリストに指定し、鰻好きにとっては鯨同様気軽に食せなくなるのではないかと気をもむ方も多いのではないでしょうか。鰻の稚魚の漁獲量が少なくなり鰻の値段がそれこそ゛うなぎ上り゛で仕入値が上がり、鰻専門店ではやむ得ず閉店せざるを得なくなった店が多く、中には昔からの名店ものれんを畳んだという話も聞きます。

 こうしたニュースの一方、今年に入って鰻は豊漁だそうで徐々に仕入値が下がりつつあるとのこと。7月の暑い夏を控えて鰻でスタミナをつけたいという鰻好きの方から「レストランでは鰻メニューは復活しないのですか?」との問い合せが先月から再々聞こえてきました。レストランマネージャーや料理長にこうした声を伝えたところ「まだまだ仕入値は高いですが、なんとか夏には期待に応えるようにします」とのことで、昨日から鰻重が登場しました。価格も2,300円といくぶん高いのですが、待望の鰻重を10人の方が注文されました。

 料理長も値の張る鰻重だけでなく、手頃な値段で鰻を味わっていただこうと涼やかな素麺と夏野菜の天婦羅に加えてミニ鰻丼をセットした「旬采膳」(写真)を1,500円で7月から提供してくれます。ぜひご賞味ください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

日本女子プロゴルフ選手権関西地区予選の打合せ。

 日本女子プロゴルフ協会(LPGA)主催のメジャー「2014年 日本女子プロゴルフ選手権 コニカミノルタ杯」関西地区予選会が8月12日、当クラブで行われます。本日はLPGAから当日の競技委員長・森岡まゆみプロとトーナメント・プレーヤーズ・ディビジョン事業部の小池新氏が来訪され、コース視察及び期間中のセッティング等々の打合せを行いました。

 毎年8月に日本ゴルフツアー機構のQTを開催していますが、女子プロ競技は今回初めて。男子プロと女子プロでは飛距離の点で全く違うため、まず各ホールの使用ティインググランドの設定を決めるため、グリーンキーパーを伴って入念にセッティングしていただきました。ちなみに各ホールのティインググランドは下記の通りに決まりました。

 1H:白マーク364ヤード   2H:白517ヤード   3H:青374ヤード   4H:白152ヤード     5H:青388ヤード   6H:青379ヤード   7H:黒196ヤード   8H:ゴールド509ヤード    9H:白376ヤード   

 10H:ゴールド379ヤード   11H:青515ヤード   12H:白346ヤード   13H:白356ヤード   14H:青170ヤード   15H:白376ヤード   16H白154ヤード   17H:白367ヤード   18H:白511ヤード 

 アウト:3255ヤード   イン:3174ヤード   全長6429ヤードに決定しました。

 このほかグリーンスピードは10フィート、コンパクション23、芝の刈高はティー9ミリ、フェアウェー12ミリ、セミラフ25ミリ、ラフ50ミリの仕様でセッティングします。

 コース視察、打合せを終えた後、森岡競技委員長、小池氏と歓談しましたが、「コースは距離もタップリありコースレイアウトも素晴らしい。それにコースメンテも行き届いますし、練習場の施設も充実してるので今すぐにもツアー競技が開催できますね。何よりも素晴らしいのはゆったりしたレイアウトに管理道路が隅々まで網羅されているので、大勢のギャラリーが入ってもプレーに支障なく移動ができるなどトーナメントを念頭に置いて作られたコースですね。ぜひ近いうちにトーナメントを開催してください。」との感想をいただきました。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

雨傘の取り扱いについて。

 6月4日に早々と梅雨入りしたものの、比較的好天気が続き、雨が降っても夜の間に降り朝には雨が上がっているという具合に、ゴルフ場関係者には好都合な天気が続いていました。しかしながら本日は、昨夜からの雨が降り続き予報では夕方近くまで降るとのこと。せっかくの日曜日のゴルフが雨中プレーとなり残念ですが、幸い雨量は少なくレインウェアを着るほどでもないようです。

 雨の日のゴルフは誰でも嫌なもの。しかしながら自然の中で行うゴルフは雨、風、霧といった悪天候は自然のハザード。悪天候から逃げたくなるのは我侭です。365日、晴天が続くわけがありません。雨の日のゴルフは快適とはいえませんが、天が与えたハザードに果敢に挑戦する強い心を持ちたいものです。

 雨の日のプレーといえば傘がつきもの。プレー中の雨傘の取り扱いについて日ごろ気になっていることを少し書いておきます。昔は自分の雨傘を持って行きましたが、今はゴルフ場のサービスとして無料(昔は有料貸傘)が当たり前となっています。それだけに雨傘は借り物であることを頭におき、丁寧に取り扱うようにしたいものです。

 雨傘は、ショットする際に下に置きますが、その時は開いたままでなく必ず閉じて置くように心がけてください。風の強い時など開いたまま置いておくと、傘が動いたり飛んだりしてプレーの邪魔になりますし、風に飛ばされて傘の骨が折れたりします。借り物の傘だから別に構わないという気はないでしょうが、往々にして乱暴に取り扱いがちです。借り物だからこそ、より丁寧に扱うようにお願いします。

 それとグリーン上での雨傘の置き方ですが、旗竿、クラブと同じように傘も原則グリーン外に置くように心がけてください。グリーンにやむ得ず置かなければならない時は、開いたままでなく必ず閉じてそっと置くようにしてください。開いたままグリーン上に置いていて風に吹かれて飛ばされた際、傘の先がグリーンを傷めたりすることがありますので、極力グリーン外に置くようにしてください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

森安さん、4-2で松本さんを降し理事長杯獲得。

 ※スタート前に健闘を誓い握手する森安さん(右)と松本さん。

  本日は晴れの好天気の下、2014年度の理事長杯決勝が、予選・本戦を勝ち抜いてきた森安健さん(HD10)と松本昇三さん(HD8)で27ホール・マッチプレーにより争われ、森安健さんが4-2で松本さんを降して初の理事長杯を獲得されました。ランナースアップ松本さん、メダリストは永岡悟さんでした。

 今年度の理事長杯には過去最多の50名がエントリー、5月25日に予選18ホール・ストロークプレーが行われました。永岡悟さん(HD6)が35、38、ネット67の好スコアで予選トップ、以下ネット76までの16名が予選を通過して本戦へ。予選通過者には、前年度の理事長杯覇者の岡田泰浩さん、2009年度の理事長杯と前年度のキャプテン杯を制覇している岡崎耕司さんら強豪も予選を通過し本戦へ。

 予選を16位で通過した松本さんは1回戦でメダリストの永岡さんを4-3で降し、続く2回戦でも前年の覇者・岡田さんを1UP、準決勝も村上英也さん(HD2)を28ホール1UPで強豪を次々に降し初の決勝進出を果たしました。

 一方、森安さんも平田勇二郎さん(HD8)を6-4、2回戦で遠山幸雄さん(HD9)を2UPで降し、準決勝で強豪の岡崎さんを28ホール1UPで退け決勝へ初進出しました。

 決勝27ホール・マッチプレーは7時半、赤澤正道、藤原安廣競技委員が見守る中、森安さんのオナーでスタート。9ホールを終えて松本さんの1UPリードで10番へ。ショット、パットとも好調な森安さんは11番から3ホール連取するなど逆転し18ホールを終えて4UPリードで最終9ホールに。松本さんも19ホール目からよく踏ん張ったものの25ホール目で4-2となり勝負がつき森安さんの優勝となりました。

※写真上:藤原競技委員から理事長杯を贈られる森安さん(左)。写真下:左から理事長杯を獲得した森安さん、藤原競技委員、ランナースアップの松本さん。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

ボールはあるがままに打て。

 ゛Play the ball as it lies゛(ボールはあるがままに打て)即ちノータッチプレーがゴルフゲームの基本であることは皆さんよくご存知だと思います。コースコンディションの悪いゴルフ場やプレーの進行を早めるためにスルーザグリーンに限って6インチプレース適用をローカルルールで表示しているゴルフ場があります。プライベートコンペでも6インチOKにしているケースもあります。

 ゴルフというスポーツの面白いところは自身の実生活や人生で遭遇する出来事を教訓的に経験できるところにあります。素晴らしいティーショットが狙い通りフェアウェーに飛んだのに、セカンド地点のボールの所に行ってみると不運にもディボット跡にすっぽりはまっていることがありますし、落下したボールがスプリンクラーの蓋に当たって跳ね返り木の根っこに止まったりすることが多々あります。なんという不運、ナイス(グッド)ショットしたのに・・・・・・なんという不公平かと嘆きたくなります。

 しかしこの不公平こそがゴルフのスリリングな面白さであり、実生活への教訓的な試練でもあるのだと我が敬愛する鈴木康之氏は書いてます。さらに氏はナイスショットの功と不運を取引して6インチ動かすようなルールを適用してはならないと断言しています。たとえローカルルールで6インチの適用を認めていても、そこ(ディボット跡や木の根っこなど)に打った自分が悪いのだと切り替え、この苦境からいかに脱し、最小限の被害(スコア)にとどめるか、最良の手立てを考えることこそゴルフを楽しむに値するゴルファーだといってます。

 ゴルフには運・不運はつきものです。ショットだけでなく、組合せで同伴者との相性やついたキャディの良し悪しなどゴルフには際限なくあります。幸運なショットやパットもあれば、アンラッキーなこともたくさんあります。ゴルフはいかにラッキーを継続させるか、また不運に見舞われたら不運の連鎖に陥らないように、最小限の被害でいかに正常に戻すかなどゴルファー自身の精神力、判断力が問われるスポーツです。これこそがゴルフの面白さであり、他のスポーツにない知的スポーツだといわれてる所以でもあります。甘言に惑わされず、あるがままに打つを忘れずゴルフを楽しんでください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

緑映える美しいコース写真を紹介。

オーストラリアで商業写真家として活躍をされていたカメラマン・柴田ヒデヤス氏が季節ごとのコース写真を撮影してくれていますが、緑が美しい春のコース写真を撮ってくれました。一部ここで紹介します。近くホームページに全写真をUPしてご覧いただけるようにしますので、お楽しみに。それぞれの写真の上にカーソルをもっていきクリックすると写真は拡大されます。

春のゴルフシーズン真っ只中。コースの緑が美しく映える15番ホール。

池の水面とグリーンと背景の樹木の緑と
青い空のコントラストが美しい13番ホール。

一面、緑の芝生が輝くような美しさを見せる13番ホールと14番ホール。

めったに見られないカメラアングル。
7番ショートホールの池にある島に設けられた白鳥の家。


碧い池の水と白砂のビーチバンカーそして
フェアウェーの緑が一幅の絵画のような17番ホール。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

嫌な梅雨の季節に入りました。

 5月に30度を超す猛暑が続き一足飛びに真夏を迎えた感がありましたが、季節の周期は不思議なもので、やはり来るべき梅雨はやってきました。

 奈良地方気象台によると昨日4日、近畿地方が梅雨入りしたと見られると発表がありました。平年より3日早く、去年より8日遅いとのこと。ただ梅雨入りしたとはいえ、向こう1ヵ月は平年より曇りや雨の日が少ないと予想しています。

 今日の天気も天気予報では、未明から9時ころまでは激しい雨風とともに落雷があるなど、ゴルファーも二の足を踏むような予報でキャンセルが続出し、クラブ競技の「木曜杯」も参加者ゼロとなってしまいました。にもかかわらず、朝からは雨らしい雨もなくどんよりとした曇り空で、雨を覚悟で来場されたゴルファーは「ラッキー!このまま(雨が)降らずに1日もってくれれば・・・・」とスタートして行きました。

 この稿を書いている10時20分現在、雨はなく心地よい涼風が吹き、まるで信州の高原でゴルフをしているような爽やかゴルフを皆さん楽しんでおられます。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇