奈良オープンのアマ予選会開催

 第22回奈良オープンゴルフ選手権大会のアマチュア予選会が本日、奈良柳生カントリークラブで行われました。快晴微風の絶好のコンディションの中で103人のアマチュアが参加して6月18日・19日(KOMAカントリークラブ)の本戦出場を目指して熱戦が繰り広げられ、河村唯人選手が37、34の1アンダー71で見事首位で予選を通過しました。以下81までの25人が予選を通過し本戦への出場権を獲得しました。

【成績表はこちらからご覧いただけます】

ゴルファーは死亡率が低い

 鈴木大地スポーツ庁前長官が今朝の毎日新聞スポーツ面(18面)にゴルフの効用について寄稿していたので要約紹介します。

 鈴木前長官はスウェーデンのカロエインス研究所の調査から「ゴルファーの死亡率は一般人に比べて4割も低い」と紹介しています。

 ゴルファーの死亡率が低い理由として18ホールのプレーで4~5時間、距離にして5~6キロ歩くことになるからと書いています。

 ゴルファーの死亡率が低いことや認知症の発症率が低いことは他の研究機関でも数多く発表されており、このブログでも紹介しています。

 さらに調査ではハンディキャップが低い人ほど死亡率が低いとの指摘もあったそうです。ローハンディキャップ者の死亡率が低いということはゴルフが上手だということで、上達のために何回もコースに出て練習しなければならない。その結果健康につながると鈴木前長官は解釈していますが、いささか短絡的だとは思いますが・・・・・。

 確かに上達のためにゴルフのプレー回数が増えれば運動の機会がそれだけ増えるのですから健康増進にはなりますよね。逆にいえば下手なゴルファーでもプレー回数が多ければ同様に健康増進に役立ちますし、ヘボゴルファーであれば球筋が安定せず右や左へと歩行回数もローハンディキャップ者より増えると思いますが。

 この論文にはスウェーデンではコース内の移動手段としてあまりカート(乗用?)を使わないとも紹介されてます。歩いてプレーすることこそが健康維持・増進に欠かせないと思います。

 乗用カートが大勢を占めている日本のゴルフ場ですが、急な上りや下りの際はカートに乗っても平坦なホールではできるだけ歩いてプレーすることをお勧めします。

南憲司さん2年連続4回目の優勝。

 例年より早い桜が満開、花吹雪の舞う中で「スクラッチ選手権」決勝が行われました。先週の予選を通過した10人により決勝18ホール、通算36ホール・ストロークプレーで熱戦が繰り広げられ南憲司さんが加藤研士さんに2ストローク差をつけて2年連続4回目の栄冠を獲得しました。

 スクラッチ選手権はハンディキャップの無いスクラッチで争う事実上のクラブ実力NO1を決める競技だけにハンディキャップ0に近い実力者が予選を通過しました。

 2週間前に更新作業でグリーンのコアリングをした後だけにグリーンも万全な状態ではなく各選手ともグリーンの転がりに手こずり苦戦しましたが、2年連続4回目のスクラッチ選手権獲得を目指す南さんが安定したショット、パットで41、39、80にまとめ通算162で逃げ切り2位の加藤さんに2ストロークの差をつけて優勝しました。

 南さんを追う加藤さんも初優勝を目指し途中逆転、リードする場面もありましたが、惜しくも2打差で逆転ならず2位となりました。3位には39、38、77の好スコアをマークし通算165の岡田泰浩さんが入りました。

※写真上は2年連続優勝した南さんに藤原競技委員より優勝カップが贈られた。写真下は右から3位の岡田さん、南さん、2位の加藤さん、藤原競技委員