日本のゴルフ場の松枯れ被害は一向に収まる気配がありません。これに加えて新たな樹木の線虫?によるナラやカシの木が枯れる被害が激増し始めました。
松枯れの原因はマツクイムシですが、ナラやカシはカシナガキクイムシがマツクイムシ同様に樹木に潜入し木を枯れ死させているそうです。関西グリーン研究所などでも数年前から近畿圏でも被害が出ており注意を促していました。
異常気象による気候変動によるものか原因はまだはっきりしていません。いずれにしても松の木同様、日本のゴルフ場にとってカシの木やナラの木はゴルフ場の残地森林に多くおちついた自然景観をなしています。
奈良県でもナラやカシの木の枯れの被害が急増中で対策に乗り出したと報じられています。当クラブでも13番ホールの第2打地点の右側のナラの木の様子がおかしいとグリーキーパーが警戒しています。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇