コースの更新作業、急ピッチ。

 日本気象協会が桜(ソメイヨシノ)の開花予想を昨日(3月9日)発表しました。これによると奈良の開花は22日で満開は30日とのこと。気象協会によると今年の開花は平年より6日早く、昨年より3日早いそうです。

 いよいよゴルフシーズンを迎えます。春のゴルフシーズンを前にコースの更新作業はピッチを上げてます。

 すでにグリーンのコアリング(穴あけ)を行い薄目砂をいれていってます。(写真上)。パターの転がりに影響を与えて興趣に欠けますが、シーズン前にやらなければならない更新作業であり、また1年間良好なグリーンに保つためですのでご容赦ください。今回のコアリングはより排水性をよくするため12ミリのコアリングをしているため3月下旬に追い目砂を散布する予定です。

 またフェアウェーは全ホール、芝の根を鋤(す)かして太陽の光を当てて冬眠状態だった根に光を吸収させて芝芽の発芽を促進するバーチカルを2月に終え、今週からフェアウェーの目砂入れを実施しております。(写真中)

 さらにバンカーの排水不良を順次改修(写真下)して行く予定です。春のシーズンに皆様をベストターフでお迎えするべくコーススタッフはフル稼働中です。

クラブを14本から7本に本数規制しては?

 週刊ゴルフダイジェスト(2月28日号)の奥田靖己プロのコラム「ゴルフはつづくよどこまでも」を読んでいて主旨は違うが、私の日頃考えてるゴルフクラブ14本は多過ぎで7本くらいに制限した方がいいのではないかという考えと相通ずる思いがしました。

 奥田プロはクラブの本数を5本以下にしてラウンドしようというもの。「本数を少なくすることで、クラブ選択に迷うことなく決断が早くなりプレー時間が短縮されることと、限られたクラブで何とかせなアカンといろいろ考え工夫するようになる」という。

 私は常日頃からゴルフするのにクラブ14本は多すぎると考えてます。ゴルフを始めた初心者がクラブを購入するにあたってフルセット揃えるのに金がかかり過ぎます。ゴルフは金がかかるスポーツだとよく言われます。

 道具は高い、プレー代は高い、ひと昔前はゴルフは金がかかる金持ちのスポーツだとよくいわれてました。プレー代はかなり安くなりましたが、それでも他のスポーツに比べればまだまだ金のかかるスポーツです。

 ゴルフを始めようとする初心者が道具を揃えるのにクラブだけで10万円以上かかるのはハードルが高すぎます。昔のように初心者セットのハーフセットの7本が基準になればいいのですが。

 同時にクラブの本数制限を14本でなく半分の7本にすればキャディバッグも軽くなり、奥田プロのいうようにクラブの選択に悩む時間が短縮されプレー時間が早くなります。

 1本のアプローチウェッジでいろいろ打ち分ける技量こそが技を競いスコアを競うスポーツ競技の本来の姿だと考えます。現在のようにウェッジのライ角度が1度刻みで、打ち手の技量ではなくクラブの精度でスコアをまとめる、言葉を変えれば道具に頼りスコアメイクするゴルフは技を競うスポーツ競技ではないのではないかと思います。

 科学の先端技術の粋を集めて製造された飛ぶクラブ、ロングアイアンが苦手な人のためのユーティリティ(ハイブリッドともいいます)を開発したり、ゴルフクラブはどんどん進化をしています。開発に金がかかり需要もそんなに多くないし、金に余裕のあるゴルファーなら少々販売価格が高くても購入するだろうというメーカーの思惑が見えてきます。

 ゴルフの普及振興するためにクラブの本数を14本から7本に規制すればゴルフも変わって行くと思いますがいかがでしょう。

奈良オープンゴルフ選手権、当クラブで開催。

 ゴルフを通じて地域の活性化とチャリティ事業の推進などを目的に奈良県在住、奈良県下ゴルフ場に所属するプロゴルファーが手弁当で2000年に立ち上げた「奈良オープンゴルフ選手権大会」も今年で24回を迎えます。

 第24回大会は、当奈良柳生カントリークラブで6月16・17日の2日間にわたって開催されます。当クラブでの開催は2006年の第6回大会に続いて2回目の開催となります。

 アマチュア予選は4月11日(火)と5月16日(火)に、プロ予選は4月28日(金)と5月12日(金)に奈良柳生カントリークラブで行われます。

 すでに24回大会に関しての詳細は奈良オープンゴルフ選手権事務局で詳細が発表されてますので、申込み等は大会事務局へお問合せください。

雨によるキャンセルで自然クローズとなりました。

本日は雨にてエントリーがゼロになり自然クローズとなってしまいました。冬季の雪によるクローズならば諦めもつきますが、最近では雨でクローズというのが多くなってます。近隣ゴルフ場の支配人に電話すると「柳生さんも雨でクローズですか。うちもそうです。たかが雨でクローズというのは信じられないですよね。昔なら雨だからゴルフやめるわ、なんて許されませんでしたよね。時代は変わりましたね。」周辺ゴルフ場もクローズの所が多く、営業していても「3組が出て行きました。こんなに減るならクローズの方がいいですよ。」とボヤく支配人も。

 週刊天気予報で雨予報が出るとキャンセルが出始めます。雨がほぼ間違いないと連日テレビの天気予報が続くと毎日キャンセルが出続けて、ほぼ前日で数組が残るだけ。ゴルファーの多くがシニアゴルファーだけに「雨中でプレーして風邪でもひいたら大変や。昔のようにエントリーが取れないブームの時なら、今日しかないとゴルフをしましたが、暇を持て余す年寄りには今日でなくとも、いつでもゴルフができるから雨で無理することはない。」という訳です。

 50年以上前にゴルフを始めた私などは「雨が降ってもするのがゴルフや。ゴルフは春夏秋冬、寒い暑い関係なく自然の中で、自然と対峙して挑んで行くのがゴルフだから、雨で文句をいうな。」とよくいわれたものです。

 ゴルフマナー評論家・鈴木康之氏の著書「ピーターたちのゴルフマナー」に「天の自然には雨、風、霧がある。すべてが挑戦に値するハザードである。悪天候を嫌い、悪天候から逃げたがる心は、わがまま、弱虫の心である。強い雨、強風、濃い霧はゴルファーにとってもちろん快適なものではない。しかし、ゴルフにとってなんら不向きなものではない。悪天候を悪いスコアやミスショットの言い訳にしてならない。悪条件はみんなも同じ。」と悪天候との取り組み方を書いてますが、今やこうした言葉は通用しなくなってしまいました。

人気企画「第7回チーム対抗戦」が行われてます。

 

 奈良県ゴルフ協会の後援競技「第7回チーム対抗戦」が本日(2月4日)当クラブで31チーム、122人が参加して気心の合ったゴルフ仲間とゴルフを楽しんでいただいてます。
 このチーム対抗戦はサラリーマンなど多忙な現役世代に土曜日を開放し、しかもお得な割引料金でプレーの機会を与えようと企画されたもので、今回で7回を数え毎回定員超過の人気企画となってます。
 この競技は競技性よりもゴルフ仲間と一緒にプレーを楽しんでいただくことを目的にしており、組合せも知らない人同士のドローではなく親しいゴルフ仲間と一緒にラウンドできることが人気の秘密のようです。参加者全員ダブルペリアで算出した3人のベストネットトータルで順位を競うチーム対抗戦ということで和気あいあいとした雰囲気の中でゴルフを存分に愉しんでいただいてます。

 参加者からは「次回はいつですか?」「もう参加者募集をしていますか?」など問い合わせが数多く寄せられています。
 

冬のゴルフに果敢に挑戦しよう。

 ゴルフは自然の中で行うゲームです。春夏秋冬の季節の移ろい中、晴れの日、雨の日さらには風の強弱など自然現象と対峙しながら18ホールをプレーして行くのがゴルフです。

 冬のグリーンはカチカチに凍てついててグリーンにオンしたと思ったボールが大きく跳ねてグリーン奥のバンカーにといった経験はだれしもおありでしょう。

 「せっかくいいショットで見事にグリーンを捉えたのに~」と恨めしくボヤくゴルファーはこの時期多い。

 ゴルフは自然と対峙し自然の圧力に屈することなく自らの知力と技量で克服して行くところにゴルフの面白さ、奥深さがあるのです。

 冬のゴルフを敬遠するゴルファーは多い。しかしゴルフの面白さ、奥深さを追い求める真のゴルファーなら「寒いから」などと言い訳せずに果敢に冬のゴルフに挑戦し攻略してみてはいかがでしょうか?

2月23日の天皇誕生日の祝日、エントリーは少なくまだまだ空きがあります。お一人でもメンバー枠もありますのでぜひご来場ください。

明日も積雪クローズとなります。

 冬型の気圧配置が強まり日本列島に今季一番の寒気が流れ込み、24日以降日本列島は大雪に見舞われてます。25日以降昨日まで積雪クローズでしたが、今日(28日)、明日(29日)も雪が融けず積雪クローズとさせていただきます。

 明日日曜日はクラブ競技「親睦競技会」に多数のエントリーをいただいてますが、ご覧の写真の通りプレーは不可です。エントリーされてる方には、電話にてクローズのお知らせをしてますが、スタッフも凍結道路での通勤が難しいため、辛うじてゴルフ場に出勤してきたスタッフで電話してます。なかなか連絡が進まないため、本ブログにて今日、明日の積雪クローズを通知いたします。

今冬一番の寒波、雪のため今日明日クローズです。

 気象庁や国土交通省が23日に緊急発表していた今冬一番の寒気が襲来。日本列島を都市圏や太平洋側もほぼ全域雪に覆われました。「この冬一番の寒気が襲うため不要不急の外出は避けるよう」に警戒を呼び掛けていましたが、まさにその通り日本列島をすっぽり雪が覆いました。

 奈良でも前日の夕方から降り始めた雪が全県を覆いました。奈良市東部山間部に位置する当クラブも写真の通り5センチ~10センチの積雪のため、本日はクローズとなりました。

 今季最強寒波といわれるように気温も氷点下以下を記録し、日中も晴れ間が出るにも関わらず気温は3度以上上がらず雪融けもままならず、午後3時の時点でも写真の通りの雪化粧です。明日はクラブ競技「木曜杯」やコンペなど20組のエントリーがありましたが、やむ得ずクローズとさせていただきます。参加者の皆様には電話にてクローズのお知らせを事務局より通知いたしました。

第23回奈良県オープンゴルフ、当クラブで開催。

 今年6月に第23回奈良県オープンゴルフ選手権が奈良柳生カントリークラブで開催されることになりました。

 この奈良県オープンゴルフ選手権は2000年に奈良県在住、奈良県下ゴルフ場に所属するプロゴルファーがゴルフ振興のため各府県ゴルフ協会と連携し健全なゴルファーの育成やトーナメントを通じて地域社会に貢献することなどを目的に立ち上げられ、今年23回目を迎えます。

 奈良柳生CCでは第6回大会(2006年4月15・16日)で開催し今回で2回目となります。第23回大会は6月16日、17日に実施されます。アマチュア予選会、プロ予選会など大会の詳細は奈良県オープンゴルフ選手権のホームページでご覧になれます。

スポーツ庁長官が利用税撤廃に言及。

今年最初のブログ発信です。週刊ゴルフダイジェストを読んでますと室伏広治スポーツ庁長官がゴルフ場利用税廃止について憤りの発言をされたという記事が目に留まりました。

 記事によりますと「ゴルフというスポーツは健康増進も含め、競技としても重要。オリンピックの種目としても認められたというのに、国家公務員規程で利害関係者とはゴルフができず、利用税まで徴収している。これは五輪の精神、スポーツの精神に反していると強く言っておきたい。今すぐにでも取り払われるべき。こんなことは国際的にもあり得ないことだ」と公言されたそうです。

 ゴルフ場利用税の前身は1954年に制定された娯楽施設利用税。パチンコや麻雀といった施設と同様の扱いだった。そして1989年、消費税導入とともに撤廃が決まるが、なぜかゴルフだけはそうならず、代わりに「ゴルフ場利用税」と形を変えて存続することとなった経緯がある。

 その後、ゴルフは国体競技にもなり、2016年から五輪競技としても復活した。これを機に同税廃止の声が巻き起こるも、結果的には地方自治体を統括する総務省の反対でつぶれ今日に至ってます。

 政府の同長官がここまで憤りの発言をしているにも関わらず日本ゴルフ協会をはじめとするゴルフ関連団体の動きは鈍く「ここ3年、コロナ禍で地方自治体は疲弊し、今はそのタイミングではないと思います」などとJGA山中専務理事は呑気にのたまう馬鹿さ加減に呆れます。同長官が怒りを込めて利用税撤廃と公務員の倫理規定からゴルフを除外するように発言した好機をとらえて業界全体で行動すべき時だと思います。