体調を整えてゴルフを楽しもう。

 ゴルフはスポーツか遊びかといえばやはりスポーツです。しかしながらポーツといえば体力の限りを尽くす激しい運動競技と思われますが、ゴルフはさほど過激な運動を必要としません。むしろ散歩に毛が生えたような運動だと思ってる人が多いようです。

 ゴルフを甘く見て、前夜の飲酒で二日酔い状態や夜更かし睡眠不足でプレーする人が多いようです。さらにはプレー当日のスタート前やラウンド中に飲酒するゴルファーも結構多くよく目にします。

 意外と思われますが、スポーツの最中に不幸にして死亡する人は、他のスポーツに比べてゴルフはけた違い多いのをご存知だろうか?

 ゴルフが散歩程度の運動という認識だから二日酔いの体で、あるいは徹夜明けの体調不良の状態でコースに行きアクシデントが起こることが多々あります。血圧が不安定な状態や動悸がおかしい場合、ショットやパッティングの緊張感から発作を起こして倒れこむケースがあります。

 救急車を呼び病院に搬送し間に合うこともありますが、不幸にもお亡くなりになることもあります。どこのゴルフ場でもプレー中に脳梗塞や心臓麻痺でお亡くなりになったという痛ましい事故はあります。

 ゴルフ前夜の不摂生や無茶する人に限って自分を過信したり、逆に誇らし気に同伴者に、自慢気に前夜のハシゴ酒や睡眠不足を口にする人がいます。ゴルフは他のスポーツに比べて案外、危険なスポーツであることを認識してしっかり体調を整えてプレーを楽しんでください。

奈良オープン2回目のプロ予選開催中。

本日は奈良柳生カントリークラブで行われる「第24回奈良県オープンゴルフ選手権」(6月16・17日)の2回目のプロ予選が行われてます。

 1回目のプロ予選は4月28日に119名のプロが出場して行われ、池見和輝が32、34、66の好スコアをマークしトップで本戦出場権を獲得しました。この日は快晴微風の絶好のコンディションに恵まれ好スコアが続出、池見の5アンダーパーをトップに好スコアが続出し、カットラインの69に12名が並ぶ大接戦でした。競技規定(カウントバック)で4名が惜しくも敗退し上位12名が出場権を得ました。

 本日の2回目のプロ予選には134名が出場し上位17名の本戦出場権を目指して熱戦が繰り広げられてます。

成績表はこちらから

ねんりんピック愛媛大会選手選考会が行われました。

 

  

 本日(4月27日)は奈良県シニアゴルフ競技兼第35回ねんりんピック愛媛大会代表選手選考会が当クラブで行われています。

 ねんりんピックとは正式には全国健康福祉祭と称しスポーツや文化種目の交流大会をはじめ健康や福祉に関する多彩なイベントを通じ高齢者を中心とする国民の健康保持・増進、社会参加、生きがいの高揚を図り、ふれあいと活力ある長寿社会の形成に寄与するため厚生省創立50周年にあたる1988年からない年開催しているものです。

 60歳以上のシニアゴルファー143名が参加して、色鮮やかに咲き誇る花々と穏やかな日差しが降り注ぎ、鳥のさえずりが聞こえる緑の大地で熱戦が繰り広げられています。

本日の成績表は奈良県ゴルフ協会ホームページからご覧ください。

高松志門プロの含蓄ある言葉。

 春爛漫、ゴルフには最高の季節となりました。明日(4月21日)は当クラブで近畿地区プロゴルフ会4月度競技会が21組84名が参加して行われます。

 さらに6月16・17日に行われる奈良オープンゴルフ選手権、8月29日からのJGTOのクォリファイング・トーナメント(QT)1stとプロ競技が控えてます。

 それはさておき雑誌GOLF DAIGEST5月号の「高松志門 あんた一人をCADIEしまっせ」を読んでると〝なるほど〟と思う箇所がありましたので、ご紹介しましょう。

 4メートルのバーディパットに付けた場面。「こういう場面は一生懸命読んで入れたいところやけど、もしそれを失敗して1メートル以上残したら、それを引きずって、次のパーパットがごっついしびれて外しやすくなる。そうやなしに、どうせ1回では入らんから、さっさと2回で終わらそうと思うことや。つまり、頑張らないほうが入りやすくもあり、寄りやすくもある。ルーティンなんかより、こういう気持ちの持ちようを覚えたほうが、よっぽど役に立つわ。」いかがです、いい得て妙ですね。

ゴルフを通じて健康維持増進を図ろう。

 ゴルフの祭典「マスターズ」が開幕しました。悪天候の影響でプレーが中断するなど、テレビ観戦も今一つ盛り上がりに欠ける気がします。

 桜の花も散り葉桜となりましたが、コース内の木々や芝の色も緑に映え絶好のゴルフシーズン到来です。ゴルフを通じて健康維持と豊かな人生を享受していただくために長くゴルフを続けていただきたいと思います。

 以前にも紹介しましたが、ゴルフをする人はしない人に比べて寿命が平均5年は長いといわれてます。ゴルフは健康の維持増進につながる素晴らしいスポーツです。身体的な健康だけでなくストレス発散など心身の健康維持増進にも大いに役立つことは科学的にも立証されてます。

 とくに高齢者にとってゴルフは最適のスポーツですが、年甲斐もなく無理してケガなど体を壊しては元も子もありません。そのためには、スタート前にストレッチなど準備運動をしっかり行ってください。

 ゴルフはボールを打って、歩く(カートに乗る)軽いスポーツと思われてますが、思い切りフルスイングをして膝や腰を傷めたり、曲がったボールを捜しに急な法面を駆け上ったり駆け下りたりして心臓や脳に負担をかけて倒れたりすることがあります。

 準備運動をしっかり行った上で体力に応じたゴルフを楽しんでいただきたいと思います。

南さん圧勝で7回目の優勝。

 2023年度スクラッチ選手権は3月26日の予選を通過した10人で決勝18ホール、通算36ホール・ストロークプレーで行われました。予選の強風雨の悪コンディションで参加者のほとんがスコアを崩す中、39、35、74の好スコアで通過した南憲司さんが決勝でも39、36、75とまったく危なげなく通算149で2位に15ストロークの大差をつけて7回目のスクラッチ杯を獲得しました。

 予選の悪コンディションの中、41、42、83の2位で予選を通過したクラブチャンピオンの大西康司さんもスタート前から「7打差からの逆転は無理」とあきらめムード。この日も41、40、81、通算164の2位に終わりました。3位には佐竹仁志さんが81(47、41)、88(42、39)で通算169で入りました。

 写真は左から優勝・南さん、藤原競技委員、2位・大西さん、3位・佐竹さん

男子ゴルフツアー、いよいよ開幕。

コースの桜も満開、桜花爛漫絶好のゴルフ日和です。澄み渡った青空と新緑に染まる木々、さらに薄桃色の花が咲き誇る桜の花を愛でながらのゴルフは、1年で最も自然の美しさを感じる優雅な時間を過ごすことができます。今週末までは桜の花見ゴルフは間に合うと思います。

 いよいよ男子ゴルフツアーが今日、「東建ホームメイトカップ」で開幕しました。女子ツアーに対して男子ツアーは人気の面で後れをとってますが、今シーズンの男子ツアーは若手の台頭で盛り上がりそうです。

 昨年アマチュアながらメジャーの日本オープンを制覇し2勝を挙げた蝉川泰果(22)を筆頭に、2021年にアマチュア優勝した中島啓太(22)さらに圧倒的な飛ばしが魅力でルーキーイヤーの昨シーズンに2勝挙げた河本力(23)や着実に成長している金谷拓実(24)など大型かつ実力のある若手が目白押し。

 迎え撃つ石川遼、今平周吾、比嘉一貴、堀川未来夢、池田勇太、谷原秀人など実力ある人気選手が絡んで今シーズンの男子ツアーは目が離せません。

待ちに待った球春到来。

ワールドベースボールクラシック(WBC)で大谷翔平をはじめダルビッシュ有、ヌートバー、吉田正尚など大リーグ選手と山本由伸、佐々木朗希、近藤健介など日本を代表する選手がいかんなく実力を発揮して圧倒的な強さで準決勝まで勝ち上がり、大いに盛り上がってます。

 WBC以外にも昨日、選抜高校野球大会も開幕しました。さらには大相撲大阪場所も横綱大関不在とはいえ、優勝争いが混沌として白熱の土俵が繰り広げられてます。

 新型コロナウイルス対策が3月13日から緩和されたせいか野球、相撲をはじめとしたイベントもファンの熱い声援が会場を大いに盛り上げ、白熱した好プレーに胸が熱くなります。

 コース内の梅や木蓮の花が咲き、コースの芝の色も日一日と色づいてきました。桜(ソメイヨシノ)の開花予想は奈良は22日、満開は30日とのこと。ゴルフ場の開花は奈良市内より5日ほど遅れますが、いよいよ球春到来です。皆様のご来場、お待ちしてます。

コースの更新作業、急ピッチ。

 日本気象協会が桜(ソメイヨシノ)の開花予想を昨日(3月9日)発表しました。これによると奈良の開花は22日で満開は30日とのこと。気象協会によると今年の開花は平年より6日早く、昨年より3日早いそうです。

 いよいよゴルフシーズンを迎えます。春のゴルフシーズンを前にコースの更新作業はピッチを上げてます。

 すでにグリーンのコアリング(穴あけ)を行い薄目砂をいれていってます。(写真上)。パターの転がりに影響を与えて興趣に欠けますが、シーズン前にやらなければならない更新作業であり、また1年間良好なグリーンに保つためですのでご容赦ください。今回のコアリングはより排水性をよくするため12ミリのコアリングをしているため3月下旬に追い目砂を散布する予定です。

 またフェアウェーは全ホール、芝の根を鋤(す)かして太陽の光を当てて冬眠状態だった根に光を吸収させて芝芽の発芽を促進するバーチカルを2月に終え、今週からフェアウェーの目砂入れを実施しております。(写真中)

 さらにバンカーの排水不良を順次改修(写真下)して行く予定です。春のシーズンに皆様をベストターフでお迎えするべくコーススタッフはフル稼働中です。

クラブを14本から7本に本数規制しては?

 週刊ゴルフダイジェスト(2月28日号)の奥田靖己プロのコラム「ゴルフはつづくよどこまでも」を読んでいて主旨は違うが、私の日頃考えてるゴルフクラブ14本は多過ぎで7本くらいに制限した方がいいのではないかという考えと相通ずる思いがしました。

 奥田プロはクラブの本数を5本以下にしてラウンドしようというもの。「本数を少なくすることで、クラブ選択に迷うことなく決断が早くなりプレー時間が短縮されることと、限られたクラブで何とかせなアカンといろいろ考え工夫するようになる」という。

 私は常日頃からゴルフするのにクラブ14本は多すぎると考えてます。ゴルフを始めた初心者がクラブを購入するにあたってフルセット揃えるのに金がかかり過ぎます。ゴルフは金がかかるスポーツだとよく言われます。

 道具は高い、プレー代は高い、ひと昔前はゴルフは金がかかる金持ちのスポーツだとよくいわれてました。プレー代はかなり安くなりましたが、それでも他のスポーツに比べればまだまだ金のかかるスポーツです。

 ゴルフを始めようとする初心者が道具を揃えるのにクラブだけで10万円以上かかるのはハードルが高すぎます。昔のように初心者セットのハーフセットの7本が基準になればいいのですが。

 同時にクラブの本数制限を14本でなく半分の7本にすればキャディバッグも軽くなり、奥田プロのいうようにクラブの選択に悩む時間が短縮されプレー時間が早くなります。

 1本のアプローチウェッジでいろいろ打ち分ける技量こそが技を競いスコアを競うスポーツ競技の本来の姿だと考えます。現在のようにウェッジのライ角度が1度刻みで、打ち手の技量ではなくクラブの精度でスコアをまとめる、言葉を変えれば道具に頼りスコアメイクするゴルフは技を競うスポーツ競技ではないのではないかと思います。

 科学の先端技術の粋を集めて製造された飛ぶクラブ、ロングアイアンが苦手な人のためのユーティリティ(ハイブリッドともいいます)を開発したり、ゴルフクラブはどんどん進化をしています。開発に金がかかり需要もそんなに多くないし、金に余裕のあるゴルファーなら少々販売価格が高くても購入するだろうというメーカーの思惑が見えてきます。

 ゴルフの普及振興するためにクラブの本数を14本から7本に規制すればゴルフも変わって行くと思いますがいかがでしょう。