奈良気象台は昨日19日、近畿地方は梅雨明けしたと発表しました。平年より2日早く昨年より1日遅かったそうです。6月7日から今月18日までの梅雨の期間中の降雨量は奈良市内で145・5ミリ(平年で282・6ミリ)と平年の半分以下の雨量と少なかったようです。
梅雨が明けると気温もうなぎ上り、35度を超す猛暑日が各地で記録されてます。こう暑くては食欲も減退してしまいます。食事も素麺やざるそばといったもので済ませることが多くなってしまいます。夏バテ予防のためにもしっかりと食事を摂るようにしてください。
今年の7月25日は「土用の丑の日」です。土用の丑の日には昔から鰻を食べると良いという習慣が今日まで続いています。土用の丑の日に鰻を食べると夏負けしないと平賀源内が発案をしたといわれてます。
夏バテ予防に鰻は本当に効くのだろうか?確かに鰻にはビタミンA・B群が豊富に含まれており食欲減退防止の効果があり、栄養価も高い。鰻以外に土用の丑の日には「う」の字がつく物を食べると夏負けしないという習慣があったらしい。「う」のつく物といえば梅干、うどん、瓜、馬肉(うま)、牛肉(うし)、うさぎなどがありますが、やはり鰻が一番のような気がします。
昨年は「土用の丑の日」は7月30日の1日しかありませんでしたが、今年は7月25日と8月6日の2日あります。食欲がおちる夏に鰻の香ばしい匂いは食欲を誘います。当クラブレストランでも活きた鰻を仕入れて料理長自らがさばいて焼き上げる手間をかけた自慢の江戸風鰻重を用意してます。しっかり鰻を召し上がって夏バテ防止をしてください。