ゴルフはご存知のように自然の中でプレーを楽しむスポーツです。暑さ寒さはもちろん風が吹いたり雨が降ったりと自然の変化に対応して行くところにゴルフというスポーツの妙味があります。
とはいえ、ゴルフ人口の7割近くを占める60歳以上のシニア世代には、もはやこの理屈は通用しなくなってきました。暑い夏や寒い冬それに雨が降れば「健康管理のためにゴルフをしているのに、過酷な気象条件の中でゴルフして体をこわしては元も子もない」などの理由で簡単にキャンセルされる方が多くなってきました。
血気盛んだった壮年時代にゴルフに夢中になった団塊世代も暑さ寒さに加えて雨風に簡単にギブアップしてしまいます。雨のゴルフは快適とはいえませんが、帽子やレインウェア、シューズ等々ゴルフ用品も年々優れた商品が開発され市販されていますのでそれなりにゴルフも楽しめるはずなんでがねえ。
エントリーした日がいつもいつも晴れの日や春・秋の爽やかな日ばかりとは限りません。その日が雨であったとしても大自然の厳しさに対峙して堂々と立ち向かって行く気概を忘れずにゴルフを楽しみたいものです。
昨日は今冬一番の寒さで、近畿でも雪が降ったようです。奈良県でも阿騎野GCでは積雪のためクローズになったとか。オークモントGCやヤマトCC、春日台CCなど標高400メートル以上のゴルフ場は朝方に薄っすらと積雪があり、スタート時間を遅らせたとのことでした。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇