グリーンスピードの測定方法。

 紅葉が深まり秋のゴルフシーズン真っただ中です。時々、会員の皆様から「今日のグリーンは早くて難しかったです。9・5フィートと書いてましたが、それ以上あったのではないですか?グリーンのスピードはどのように測っているのですか?」といった質問を受けることがあります。

 グリーンスピードの測定はスティンプメーターというグリーンスピードを測定する器具を使用して距離を出してます。毎朝1番グリーンの平坦部分で20度の角度がついたアルミ製の長いV字状の溝に沿ってボールを転がします。転がったボールがグリーンに接地してから転がった距離をフィート(1フィートは304・8ミリ)で表します。

 もちろん測定は1回ではなく3回転がしその距離を記録し、次は逆方向から同じ方法で3回転がし距離を記録しトータルし平均値を出し本日のグリーンスピードを決め表示します。

 通常営業のゴルフ場では平均8フィートから9フィートほどの速さに設定しています。プロトーナメントでは10フィートから12フィート。先日のマスターズなど世界のメジャー大会なら13フィートを超す高速グリーンで行われてます。ゴルファーなら一度は体験したい高速グリーンですが、通常営業でこんな高速グリーンにすれば3パット、4パットの連発、50センチをはずして2メートル先にいったりして大渋滞になってしまいます。

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