日本ゴルフツアー機構(JGTO:青木功会長)のクォリファイングトーナメント(QT)2ndがいよいよ明日28日から始まります。今日はレジストレーション(現地での出場登録)と指定練習日となっているため、出場を予定している全選手が顔を見せます。
JGTOから送られてきている「参加者名簿」は97名。うち外国人選手は26名(韓国12名、台湾4名、オーストラリア4名、米国2名、タイ2名、シンガポール2名)です。
昨年のQT2ndでタイのT・チャイプラコン選手が驚異の22アンダーをマークし、コースレート73・9の奈良柳生カントリークラブがいともたやすく攻略されてしまったことにいささかショックを受けてしまいました。
しかしこの時期、ツアーレベルのコースセッティング即ち、ラフを100ミリ以上に伸ばしたりグリーンのコンパクションを堅くし、スピードを12フィート以上の高速グリーンに仕上げることは難しく、通常営業をしながらのセッティングですので「これくらいのアンダーが出るのは当たり前ですよ。レギュラーツアーでも20アンダー近く出るようになってきてますから・・・・・・。とにかく道具(クラブ)とボールの進化にゴルフ場が追いつかなくなってます」(JGTO競技委員)
昨年の2ndの通過スコアはトップの22アンダーから3アンダーの39選手が3rdへ進出しています。来季のツアーの出場権を得るための厳しい戦いが始まります。