常勝南さんを阻止して大西さんがクラブチャンピオンに。


(左から南さん、クラブチャンピオン大西さん、シニアチャンピオン岡崎さん、落部さん)

 本日は今年度のクラブ選手権とシニア選手権の決勝戦が快晴、絶好のコンディションの中、行われました。クラブ選手権は南憲司さんと大西康司さんにより36ホール・マッチプレーが、シニア選手権は岡崎耕司さんと落部達雄さんにより27ホール・マッチプレーで熱戦が繰り広げられました。

 クラブ選手権は圧倒的な強さを誇る南さんが4年連続6回目のクラブチャンピオンになるか、その強敵の連続優勝を大西さんが阻止するか興味深い戦いが予想されました。予選をトップで通過し本戦に入っても1回戦、2回戦、準決勝と全く危なげなく決勝へ進出した南さん。一方、予選2位で通過した大西さんも順当に勝ち上がって初の決勝へ。

 南さんはティーショットが安定せず、パットの調子も悪く3パット連発など前半18ホールを終えて大西さんの6UPと大量リードを許す展開。しかしながら後半18ホールに入って、3年連続クラブチャンピオンの意地をみせ、じわじわとUPを重ねて1ダウンまで猛追しましたが、いかんせんリードが大きく大西さんの1UPで勝負がつきました。大西さんが南さんの連続優勝を阻み初のクラブチャンピオンに輝きました。

 シニア選手権は予選トップの成績で2年連続シニアチャンピオンを目指す岡崎耕司さんと予選3位で通過し初の制覇を狙う落部達雄さんの実力者対決となりました。

 決勝27ホール・マッチプレーは両者とも安定したショットとパットで好ゲームが展開されました。岡崎さんは好調なショットとパットで崩れることがなく、落部さんいわく「ミスしてボギーしたら負け。自分もいいゴルフをしましたが、それ以上に岡崎さんが素晴らしかった」という厳しい競り合いでしたが、ボギーを叩かない岡崎さんが終始リードし7-6で岡崎さんに軍配が上がり2年連続シニアチャンピオンに輝きました。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇