17年前(平成8年)の9月11日は当クラブが正式にオープンした日です。オープン直後はコース内の樹木も少なく景観も殺風景であったり、フェアウェ-幅もやたら広く変化の少ない大味なホールが多かったため、要所・要所に樹木を植樹し戦略的コースにしたり景観を高めるなどの目的で、毎年11日の開場記念日を「植樹祭」としてメンバーの皆様から植樹基金をいただき、各ホールに植樹してきました。基金されたメンバーの皆様の署名を銘刻し額に入れてクラブハウス内に掲額しています。
今日の植樹祭に筒井寛昭理事長も来場され、8月7日に行われた「関西インタークラブ競技」の奈良西地区予選の優勝を祝って「心無雲」と揮毫した書を寄贈していただきました。クラブの選手の皆さんの活躍を讃えるとともに9月19日のインタークラブ決勝で戦うにあたり「心を無にして」臨むようにとの意味だと思います。
「心無雲」の意味を調べるためインターネットでいろいろ検索しましたが「心無雲」では出てきませんでしたが、趣意に近い面白い文を見つけましたので、ここに掲載しておきます。
夕雲:心を無にしなさい。ただただ剣を振りかざすのみ。打たれても良いのじゃ。
一雲:何も観なくてよいのですね?
夕雲:観なくてよいわけではない。雲といえども見えなければ雲ではない。何が動いているかしっかり見定めよ。
一雲:わかりました。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇