3週続けて日曜日の雨、恨めしく雨空を仰いでいます。灼熱地獄と表現してもおかしくない8月でしたが、ひと雨ごとに秋の気配が感じられるようになってきました。朝夕の夜明けが徐々に遅くなってきました。毎朝4時半過ぎに起きていますが夜の闇で真っ暗、朝の明けるのが遅くなり季節の移り変わりを実感しています。
今朝(8日)は、2020年オリンピックの開催地が決定する瞬間を見ようと、朝起きるなりテレビのリモコンを入れました。早朝5時からの発表セレモニーを見ながら朝支度。5時20分、国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長が発表すべく封筒から中身を出した瞬間「TOKYO」の文字が見えました。そして「東京」の名を告げました。選手の立場で各地でプレゼンテーションしてきたフェンシングの太田選手の号泣している姿を見て胸が熱くなり思わず目頭を押さえました。
東京の五輪開催は1964年以来、50年ぶり2回目の開催となります。過去、名古屋、大阪、東京などが五輪開催地に立候補したものの、あっさり落選してきましたが、前回に続いて東京が候補地に名乗りをあげ決定したことは良かったと思う反面、日本で一極集中、巨大化する東京より地盤沈下激しい大阪など地方都市で開催されればなあという思いが残りました。
まあいずれにしても日本で開催が決まったことは喜ばしいことです。ゴルフは2016年のリオ五輪で112年ぶりに五輪競技に復活します。2020年の東京五輪は、開催コースも霞ヶ関GCで行われることが決定しています。ゴルフが五輪の正式種目になるということは、ゴルフ=スポーツが認知されたわけですから、ゴルフ利用者に課されている理不尽な「ゴルフ利用税」を撤廃すべきという世論の盛上がりを期待したいと思います。
時あたかも消費税が5%から8%に引き上げるかどうか安倍首相が決断する時期が近づいています。消費税にゴルフ利用税のダブル課税を余儀なくされているゴルファーは、これを機会にゴルフというスポーツに課税するのはおかしいと声を大にして叫ばなければなりません。ゴルフ利用税撤廃運動にご協力をお願いします。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇