近畿地方もついに梅雨明けしました。

 ようやく近畿地方も昨日8日に梅雨明けしたと大阪管区気象台が発表しました。昨年より8日早く、平年よりは13日も早かったそうです。発表によりますと近畿地方は日本海付近に停滞していた前線の活動が弱まり、太平洋高気圧に覆われ、おおむね晴れたことにより梅雨明けを宣したようです。

 昨日に引き続いて暑さは半端ではなく35度以上の猛暑日が続きそうです。向こう1週間も高気圧に覆われて晴れの日が多いそうです。暑さ対策には十分気をつけてください。

 今年の梅雨入りは5月28日と例年よりも早く、当初は雨が降らず空梅雨の様相でしたが、7月7日までの梅雨の期間中の雨量は、奈良市で284ミリで平年の251ミリより雨量は多かったとのこと。さほど雨の日が多かったかな?と感じる今年の梅雨でしたが、雨の日よりも雨の降る量が半端でないゲリラ豪雨が多かったせいだと思います。

 短時間にバケツの水をひっくり返したようなゲリラ豪雨、明らかに地球温暖化の影響です。原子力発電の再稼動が賛否両論、喧々諤々していますが、火力発電に要する石油やその他エネルギーが地球温暖化に悪影響を及ぼしているのは事実ですが、不思議とメディアも参院選の各政党や政治家も地球温暖化に関する問題は取り上げられていません。

 1997年に京都市で開かれた「地球温暖化防止京都会議」で採択されたあの京都議定書はどこへ行ったのでしょう?地球温暖化に影響を与える温室効果ガスの一種である二酸化炭素やメタン等々の削減などを謳った京都議定書、見て見ぬ振りをしているのかメディアも全く取り上げないこの不思議さに疑問を抱くのは私一人ではないと思いますが・・・・・・。だからといって原発の再稼動にもろ手を挙げて容認してる訳ではありません。誤解のないように。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇