2番ホールの遺跡前の戦略的樹木について。



 2番ホールの右ドッグレッグした古墳の遺跡の手前にあった、戦略的に植えられていた松の木が松くい虫にやられてしまったため、他の松に松くい虫が移らないように早々に処分しました。しかしながら松の木を取り除いたことにより前方を阻む松の木がなくなったために、セカンドショットがノープレッシャーとなってしまいました。

 このため、松枯れの心配のない「センペルセコイア」をこのほど植樹しました。センペルセコイアは高さ100メートル近くにもなる世界有数の大高木で、アメリカ合衆国西海岸の海岸山脈に自生する常緑針葉大高木です。このセンペルセコイアは世界一の樹高を誇り、アメリカカリフォルニア州レッドウッド国立公園のセンペルセコイアは樹高世界1位を誇っています。病害にも強く成長も早いので、2番ホールのショートカットを阻む戦略的樹木としての役割を果たしてくれるはずです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇