夏のゴルフはしっかり体調管理を。

 梅雨明け以降、一気に気温が上がり連日36度以上の猛暑日が続いています。ホールアウトしてクラブハウスに戻ってくるメンバーと顔を合わすと声を揃えて「暑い!もうフラフラですわ。」と。

 暑い夏のゴルフはしっかり体調管理をして無理せず楽しんでいただきたいと思います。ゴルフの前日、遅くまで飲み歩き深酒と睡眠不足でゴルフ場に来られる方は要注意。ゴルフを甘くみないようにお願いします。スタート前の準備運動もなしでいきなりティーショット。右か左かに大きく曲がるミスショットは必然。法面に止まったボール地点へ駆け上がろうものなら心臓に負担をかけてしまいます。夏場のゴルフの突然死の多くは心筋梗塞によるものだといわれています。気をつけてください。

 猛暑が続くと熱中症・脱水症にも注意をしてください。ショットした後、歩き出したとたんに立ちくらみや吐き気など気分が悪くなり意識を失ってしまう場合は、完全に熱中症か脱水症です。こうした症状の場合はキャディか同伴者に「気分が悪い」ことを伝え、プレーを中断し涼しい木陰に運んでもらい、スタート室に連絡してもらってください。

 熱中症・脱水症のときの応急処置は、まず涼しいところに連れていき衣服をゆるめて仰向けに寝かす。もしアイスパックなどがあれば首筋・脇の下、足の付け根などに当て冷やす。意識があればスポーツドリンクなどを少しずつ飲ませてください。いずれにしても「いつもと違う息苦しさや気分が悪い」と感じたら勇気をもってプレーを中断することです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

 

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