春は、もうそこまで来ています。

天気予報通り3日前の水曜日以降、寒波がぶり返して昨日・一昨日と前が見えなくなるほどの吹雪が舞いましたが、さすがに積もる心配はありませんでした。6日以降の奈良県内は、冬型の気圧配置と寒気の影響で気温が上がらず平年より5度近く低く真冬並みの寒さが続いています。

奈良では東大寺二月堂の修二会(お水取り)が終わらないと暖かい春は来ないとよくいわれていますが、まさにその通りの気候です。奈良地方気象台によると、この寒さは11日くらいまで続き、お水取りの幽玄壮大な「籠たいまつ」が行われる12日ころから15日の満行には、気温も最高気温が14度くらいに上がるとのこと。春は、もうそこまで来ているようです。

5日には関西ゴルフ連盟主催の「関西オープンゴルフ選手権第1次予選」(4月8日)を当クラブで開催するために、コース設定などの打合せでKGUから梶本真也、堀井莞爾、北畠哲夫、佐野文範競技委員にお越しいただき、雨の中全ホールをチェックされ、ほとんど問題はなくルール上の処置、対応などを協議しました。

また7日には日本女子プロゴルフ協会から今年度の「日本女子プロゴルフ選手権」の予選2会場(東日本・西日本)の西日本会場候補として推薦していただいた杉本真美プロと同協会からトーナメント・プレーヤーズ・ディビジョン(TPD)担当の寺沢範美理事、事務局TPD事業部の小池新氏が来場され、開催会場としてふさわしいかなど雪がちらつく中、全18ホールを視察していただきました。コースレイアウト、コースコンディション、競技運営ノウハウなど高い評価をいただきました。当クラブでの予選開催が決定すれば8月12日(火)に行われます。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇