明日から第24回奈良オープンが開幕

 

 いよいよ明日(6月15日)から第24回奈良オープンゴルフ選手権が始まります。試合は明後日からですが、明日は協賛スポンサーを招いてのプロアマ大会が行われます。

 プロアマ大会は36組144名の参加で、1番・6番・10番・14番ホールから8時に同時スタートするショットガン方式です。4か所から各9組が順次スタートしていくのですが、これがなかなか大変です。お客様が時間通り集合しないなどちょっとしたトラブルで全てが狂ってしまうだけに、スタート室ではいろいろシュミレーションしています。

 16日は予選ラウンド。プロ101名、アマチュア50名の151名が参加します。7時から8時30分まで10分間隔で各11組がスタートする午前の部と、11時20分から12時23分までの各8組がスタートする午後の部に分かれて18ホール・ストロークプレー(スループレー)で争われます。

 予選ラウンドはプロ50位タイ、アマ20位タイが予選通過として17日に決勝ラウンドが行われます。

 奈良テレビでこの大会のスポット紹介されているせいか、観戦希望者が多く問い合わせが多数寄せられています。観戦はフリーで認めてますが、ゴルフ場の駐車場は選手や大会関係者のみなので、車での来場はお断りしてます。公共機関をご利用ください。なお大会の模様は奈良テレビで7月2日(日)16時30分~17時55分まで放送されます。

関西ゴルフ練習場連盟の定例会は中止。

 大型の台風2号が沖縄本島周辺から北北東に進路を変え日本の南の海上に達する見込みだといいます。この台風とともに厄介なのが西日本から東日本で非常に激しい雨が降る線状降水帯予報が出ました。

 朝方から激しい雨が降り続いてます。本日は関西ゴルフ練習場連盟のプロ競技の定例会が行われる予定でしたが、9時半以降の雨量が13ミリ、10時頃から20ミリ、以降も10ミリを超す雨が降り続くとの予報。このため財田事務局長と協議し、本日の競技は中止とすることを決定しました。

 競技委員は最悪9ホールで成立としましたが、スタートから雨量10ミリ、しかも10時過ぎからは20ミリの大雨では競技不成立が目に見えており、スタート前に競技中止を決定した方が良いとの結論でした。

 プロ競技といえば6月16・17日に奈良オープンゴルフ選手権が当クラブで行われます。昨日も主催者のプロ会の木本利美会長が来場され、小職をはじめ鈴木グリーンキーパー、村岸プロなどスタッフとの合同の打合せを行いました。

 すでに組合せも済み、近々奈良オープンゴルフ選手権事務局のホームページに掲載されるとのことです。

 ゴルフ場にも観戦の問合せの電話が多数寄せられてます。観戦はウエルカムですが、ゴルフ場の駐車場は選手とスタッフ及び奈良テレビ関係者以外は入れませんので、車での来場はお断りします。公共交通機関をご利用いただきますようお願いいたします。

ねんりんピック愛媛大会選手選考会が行われました。

 

  

 本日(4月27日)は奈良県シニアゴルフ競技兼第35回ねんりんピック愛媛大会代表選手選考会が当クラブで行われています。

 ねんりんピックとは正式には全国健康福祉祭と称しスポーツや文化種目の交流大会をはじめ健康や福祉に関する多彩なイベントを通じ高齢者を中心とする国民の健康保持・増進、社会参加、生きがいの高揚を図り、ふれあいと活力ある長寿社会の形成に寄与するため厚生省創立50周年にあたる1988年からない年開催しているものです。

 60歳以上のシニアゴルファー143名が参加して、色鮮やかに咲き誇る花々と穏やかな日差しが降り注ぎ、鳥のさえずりが聞こえる緑の大地で熱戦が繰り広げられています。

本日の成績表は奈良県ゴルフ協会ホームページからご覧ください。

高松志門プロの含蓄ある言葉。

 春爛漫、ゴルフには最高の季節となりました。明日(4月21日)は当クラブで近畿地区プロゴルフ会4月度競技会が21組84名が参加して行われます。

 さらに6月16・17日に行われる奈良オープンゴルフ選手権、8月29日からのJGTOのクォリファイング・トーナメント(QT)1stとプロ競技が控えてます。

 それはさておき雑誌GOLF DAIGEST5月号の「高松志門 あんた一人をCADIEしまっせ」を読んでると〝なるほど〟と思う箇所がありましたので、ご紹介しましょう。

 4メートルのバーディパットに付けた場面。「こういう場面は一生懸命読んで入れたいところやけど、もしそれを失敗して1メートル以上残したら、それを引きずって、次のパーパットがごっついしびれて外しやすくなる。そうやなしに、どうせ1回では入らんから、さっさと2回で終わらそうと思うことや。つまり、頑張らないほうが入りやすくもあり、寄りやすくもある。ルーティンなんかより、こういう気持ちの持ちようを覚えたほうが、よっぽど役に立つわ。」いかがです、いい得て妙ですね。

男子ゴルフツアー、いよいよ開幕。

コースの桜も満開、桜花爛漫絶好のゴルフ日和です。澄み渡った青空と新緑に染まる木々、さらに薄桃色の花が咲き誇る桜の花を愛でながらのゴルフは、1年で最も自然の美しさを感じる優雅な時間を過ごすことができます。今週末までは桜の花見ゴルフは間に合うと思います。

 いよいよ男子ゴルフツアーが今日、「東建ホームメイトカップ」で開幕しました。女子ツアーに対して男子ツアーは人気の面で後れをとってますが、今シーズンの男子ツアーは若手の台頭で盛り上がりそうです。

 昨年アマチュアながらメジャーの日本オープンを制覇し2勝を挙げた蝉川泰果(22)を筆頭に、2021年にアマチュア優勝した中島啓太(22)さらに圧倒的な飛ばしが魅力でルーキーイヤーの昨シーズンに2勝挙げた河本力(23)や着実に成長している金谷拓実(24)など大型かつ実力のある若手が目白押し。

 迎え撃つ石川遼、今平周吾、比嘉一貴、堀川未来夢、池田勇太、谷原秀人など実力ある人気選手が絡んで今シーズンの男子ツアーは目が離せません。

クラブを14本から7本に本数規制しては?

 週刊ゴルフダイジェスト(2月28日号)の奥田靖己プロのコラム「ゴルフはつづくよどこまでも」を読んでいて主旨は違うが、私の日頃考えてるゴルフクラブ14本は多過ぎで7本くらいに制限した方がいいのではないかという考えと相通ずる思いがしました。

 奥田プロはクラブの本数を5本以下にしてラウンドしようというもの。「本数を少なくすることで、クラブ選択に迷うことなく決断が早くなりプレー時間が短縮されることと、限られたクラブで何とかせなアカンといろいろ考え工夫するようになる」という。

 私は常日頃からゴルフするのにクラブ14本は多すぎると考えてます。ゴルフを始めた初心者がクラブを購入するにあたってフルセット揃えるのに金がかかり過ぎます。ゴルフは金がかかるスポーツだとよく言われます。

 道具は高い、プレー代は高い、ひと昔前はゴルフは金がかかる金持ちのスポーツだとよくいわれてました。プレー代はかなり安くなりましたが、それでも他のスポーツに比べればまだまだ金のかかるスポーツです。

 ゴルフを始めようとする初心者が道具を揃えるのにクラブだけで10万円以上かかるのはハードルが高すぎます。昔のように初心者セットのハーフセットの7本が基準になればいいのですが。

 同時にクラブの本数制限を14本でなく半分の7本にすればキャディバッグも軽くなり、奥田プロのいうようにクラブの選択に悩む時間が短縮されプレー時間が早くなります。

 1本のアプローチウェッジでいろいろ打ち分ける技量こそが技を競いスコアを競うスポーツ競技の本来の姿だと考えます。現在のようにウェッジのライ角度が1度刻みで、打ち手の技量ではなくクラブの精度でスコアをまとめる、言葉を変えれば道具に頼りスコアメイクするゴルフは技を競うスポーツ競技ではないのではないかと思います。

 科学の先端技術の粋を集めて製造された飛ぶクラブ、ロングアイアンが苦手な人のためのユーティリティ(ハイブリッドともいいます)を開発したり、ゴルフクラブはどんどん進化をしています。開発に金がかかり需要もそんなに多くないし、金に余裕のあるゴルファーなら少々販売価格が高くても購入するだろうというメーカーの思惑が見えてきます。

 ゴルフの普及振興するためにクラブの本数を14本から7本に規制すればゴルフも変わって行くと思いますがいかがでしょう。

雨によるキャンセルで自然クローズとなりました。

本日は雨にてエントリーがゼロになり自然クローズとなってしまいました。冬季の雪によるクローズならば諦めもつきますが、最近では雨でクローズというのが多くなってます。近隣ゴルフ場の支配人に電話すると「柳生さんも雨でクローズですか。うちもそうです。たかが雨でクローズというのは信じられないですよね。昔なら雨だからゴルフやめるわ、なんて許されませんでしたよね。時代は変わりましたね。」周辺ゴルフ場もクローズの所が多く、営業していても「3組が出て行きました。こんなに減るならクローズの方がいいですよ。」とボヤく支配人も。

 週刊天気予報で雨予報が出るとキャンセルが出始めます。雨がほぼ間違いないと連日テレビの天気予報が続くと毎日キャンセルが出続けて、ほぼ前日で数組が残るだけ。ゴルファーの多くがシニアゴルファーだけに「雨中でプレーして風邪でもひいたら大変や。昔のようにエントリーが取れないブームの時なら、今日しかないとゴルフをしましたが、暇を持て余す年寄りには今日でなくとも、いつでもゴルフができるから雨で無理することはない。」という訳です。

 50年以上前にゴルフを始めた私などは「雨が降ってもするのがゴルフや。ゴルフは春夏秋冬、寒い暑い関係なく自然の中で、自然と対峙して挑んで行くのがゴルフだから、雨で文句をいうな。」とよくいわれたものです。

 ゴルフマナー評論家・鈴木康之氏の著書「ピーターたちのゴルフマナー」に「天の自然には雨、風、霧がある。すべてが挑戦に値するハザードである。悪天候を嫌い、悪天候から逃げたがる心は、わがまま、弱虫の心である。強い雨、強風、濃い霧はゴルファーにとってもちろん快適なものではない。しかし、ゴルフにとってなんら不向きなものではない。悪天候を悪いスコアやミスショットの言い訳にしてならない。悪条件はみんなも同じ。」と悪天候との取り組み方を書いてますが、今やこうした言葉は通用しなくなってしまいました。

冬のゴルフに果敢に挑戦しよう。

 ゴルフは自然の中で行うゲームです。春夏秋冬の季節の移ろい中、晴れの日、雨の日さらには風の強弱など自然現象と対峙しながら18ホールをプレーして行くのがゴルフです。

 冬のグリーンはカチカチに凍てついててグリーンにオンしたと思ったボールが大きく跳ねてグリーン奥のバンカーにといった経験はだれしもおありでしょう。

 「せっかくいいショットで見事にグリーンを捉えたのに~」と恨めしくボヤくゴルファーはこの時期多い。

 ゴルフは自然と対峙し自然の圧力に屈することなく自らの知力と技量で克服して行くところにゴルフの面白さ、奥深さがあるのです。

 冬のゴルフを敬遠するゴルファーは多い。しかしゴルフの面白さ、奥深さを追い求める真のゴルファーなら「寒いから」などと言い訳せずに果敢に冬のゴルフに挑戦し攻略してみてはいかがでしょうか?

2月23日の天皇誕生日の祝日、エントリーは少なくまだまだ空きがあります。お一人でもメンバー枠もありますのでぜひご来場ください。

第23回奈良県オープンゴルフ、当クラブで開催。

 今年6月に第23回奈良県オープンゴルフ選手権が奈良柳生カントリークラブで開催されることになりました。

 この奈良県オープンゴルフ選手権は2000年に奈良県在住、奈良県下ゴルフ場に所属するプロゴルファーがゴルフ振興のため各府県ゴルフ協会と連携し健全なゴルファーの育成やトーナメントを通じて地域社会に貢献することなどを目的に立ち上げられ、今年23回目を迎えます。

 奈良柳生CCでは第6回大会(2006年4月15・16日)で開催し今回で2回目となります。第23回大会は6月16日、17日に実施されます。アマチュア予選会、プロ予選会など大会の詳細は奈良県オープンゴルフ選手権のホームページでご覧になれます。

スポーツ庁長官が利用税撤廃に言及。

今年最初のブログ発信です。週刊ゴルフダイジェストを読んでますと室伏広治スポーツ庁長官がゴルフ場利用税廃止について憤りの発言をされたという記事が目に留まりました。

 記事によりますと「ゴルフというスポーツは健康増進も含め、競技としても重要。オリンピックの種目としても認められたというのに、国家公務員規程で利害関係者とはゴルフができず、利用税まで徴収している。これは五輪の精神、スポーツの精神に反していると強く言っておきたい。今すぐにでも取り払われるべき。こんなことは国際的にもあり得ないことだ」と公言されたそうです。

 ゴルフ場利用税の前身は1954年に制定された娯楽施設利用税。パチンコや麻雀といった施設と同様の扱いだった。そして1989年、消費税導入とともに撤廃が決まるが、なぜかゴルフだけはそうならず、代わりに「ゴルフ場利用税」と形を変えて存続することとなった経緯がある。

 その後、ゴルフは国体競技にもなり、2016年から五輪競技としても復活した。これを機に同税廃止の声が巻き起こるも、結果的には地方自治体を統括する総務省の反対でつぶれ今日に至ってます。

 政府の同長官がここまで憤りの発言をしているにも関わらず日本ゴルフ協会をはじめとするゴルフ関連団体の動きは鈍く「ここ3年、コロナ禍で地方自治体は疲弊し、今はそのタイミングではないと思います」などとJGA山中専務理事は呑気にのたまう馬鹿さ加減に呆れます。同長官が怒りを込めて利用税撤廃と公務員の倫理規定からゴルフを除外するように発言した好機をとらえて業界全体で行動すべき時だと思います。