13番グリーン横の石仏群の供養を行いました。



 毎年お彼岸前後に13番ホールのグリーン横に祀られている磨崖仏など石仏の供養を本日(27日)、東大寺塔頭新禅院住職・筒井英賢導師によって執り行われました。筒井英賢導師は当クラブの筒井寛昭理事長(東大寺別当)のご子息で、ご多忙の筒井理事長の代理で本日の供養の導師を務めていただきました。供養には遠山隆重代表理事、遠山彩子代表取締役、鈴木副支配人兼グリーンキーパーをはじめコーススタッフが参列し午前9時半から石仏や多数のお地蔵様の供養を行いました。

 13番グリーン横に祀られている石仏群は、ゴルフ場の造成時に周辺に散在していたものを一箇所に移設したものです。中央左側の磨崖仏は線刻仏とも呼ばれ「不動明王」が彫られています。中央の浮き彫り仏は「阿弥陀如来像」でいずれも室町時代の作品だそうです。この二体はこの近くの遺跡「藤尾城」の南東側斜面の岩肌に磨崖仏として彫られていたものを移設しました。右側の「六地蔵菩薩像」は藤尾城の東側から出土したものです。




 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇 

ゴルフ場利用税廃止運動 現状報告。

 ゴルフ業界が一体となって「ゴルフ場利用税廃止運動」に取組んでいますが、このほど小宮山義孝ゴルフ場利用税廃止運動推進本部長が自民党本部で9月3日に行われたゴルフ振興議員連盟の総会に出席し、ゴルフ場利用税の廃止を要望したとの現状報告が各ゴルフ場支配人宛に送られてきましたので、その要旨を紹介します。

<要旨>
 総会には議員のほか所管官庁である文部科学省、ゴルフ関連17団体等も出席。会議で小宮山ゴルフ場利用税廃止運動推進本部長が「ゴルフ場利用税は消費税と二重課税になっており、税の公平性から大きな問題である。同税はスポーツに対する課税であり、スポーツ基本法の理念に全く反するものである。またこれまでいわれてきた「ゴルファーの担税力」と「ゴルフ場に対する行政サービスのコスト」という課税理由は妥当性に欠ける。唯一「市町村の重要な財源だから」という理由だけでゴルフ場利用税が存続するのは理不尽で不公平なことであるとゴルフ場利用税の廃止を要望した。

 プレー料金が大幅に低下する中、ゴルファーの支払金額に占める税金(消費税との二重課税)は、大きな割合になっており、予定される消費税率の引き上げにより、さら不公平は増大する。リオデジャネイロ五輪からゴルフは正式競技となり、2020年の東京五輪開催が決定し、世界でも国内でもゴルフに関心が高まりつつある、今こそゴルフ場利用税というスポーツへの課税制度を廃止すべきであると等々の意見が出た。

 議員連盟では党税制調査会に対し、ゴルフ場利用税を廃止し、これによって影響を受ける市町村に対しては必要な措置を講ずる税制改正を要望することにした。(また同日、超党派ゴルフ議員連盟総会も開催され、同様の税制改正要望が決議された)

 会議においては、複数の出席議員から「地元からも強い要望を受けている」との報告があり、地元陳情の効果が着実に現れてきている。

 最後に推進本部では衛藤征士郎議連会長、文部科学省と連携して行動して行く。皆様には、地元選出議員に対するアプローチを引き続きお願いするとともに、ご支援、ご協力をお願い申し上げますと結ばれています。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

秋らしいフロントの装花が皆様をお迎えします。


 今月のフロントの装花は秋らしく高さ1・5メートルの絹糸状で銀白色の毛を密生させた「パンパス」にススキのような葉っぱとネコじゃらしのような穂の「パープルファウンテングラス」そして夏から秋にかけて開花し、大きな花輪と色鮮やかな花色が特徴の「ダリア」に加えて、秋に桃色・白・赤などの花を咲かせる「コスモス」の組合せです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

2020年五輪、東京に決定。

 3週続けて日曜日の雨、恨めしく雨空を仰いでいます。灼熱地獄と表現してもおかしくない8月でしたが、ひと雨ごとに秋の気配が感じられるようになってきました。朝夕の夜明けが徐々に遅くなってきました。毎朝4時半過ぎに起きていますが夜の闇で真っ暗、朝の明けるのが遅くなり季節の移り変わりを実感しています。

 今朝(8日)は、2020年オリンピックの開催地が決定する瞬間を見ようと、朝起きるなりテレビのリモコンを入れました。早朝5時からの発表セレモニーを見ながら朝支度。5時20分、国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長が発表すべく封筒から中身を出した瞬間「TOKYO」の文字が見えました。そして「東京」の名を告げました。選手の立場で各地でプレゼンテーションしてきたフェンシングの太田選手の号泣している姿を見て胸が熱くなり思わず目頭を押さえました。

 東京の五輪開催は1964年以来、50年ぶり2回目の開催となります。過去、名古屋、大阪、東京などが五輪開催地に立候補したものの、あっさり落選してきましたが、前回に続いて東京が候補地に名乗りをあげ決定したことは良かったと思う反面、日本で一極集中、巨大化する東京より地盤沈下激しい大阪など地方都市で開催されればなあという思いが残りました。

 まあいずれにしても日本で開催が決まったことは喜ばしいことです。ゴルフは2016年のリオ五輪で112年ぶりに五輪競技に復活します。2020年の東京五輪は、開催コースも霞ヶ関GCで行われることが決定しています。ゴルフが五輪の正式種目になるということは、ゴルフ=スポーツが認知されたわけですから、ゴルフ利用者に課されている理不尽な「ゴルフ利用税」を撤廃すべきという世論の盛上がりを期待したいと思います。

 時あたかも消費税が5%から8%に引き上げるかどうか安倍首相が決断する時期が近づいています。消費税にゴルフ利用税のダブル課税を余儀なくされているゴルファーは、これを機会にゴルフというスポーツに課税するのはおかしいと声を大にして叫ばなければなりません。ゴルフ利用税撤廃運動にご協力をお願いします。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

ホームページのトップページが変わりました。

 4年前の7月からブログを書きだして711本、平均して2、3日に1本書いています。当初は週に1本程度のペースでクラブ近況などをメンバーの皆様にお伝えすればいいのではと、軽い気持ちで始めました。書き始めるとメンバーの皆様にお伝えすることがあるわ、あるわで週に2、3本のペースでブログを発信することになってしまいました。

 サーバーを管理しているスタッフから「これだけのブログは一過性のものにしておくのはもったいない。奈良柳生カントリークラブのクラブ運営ポリシーとしてホームページの頭にまとめて掲載してみれば、代わり映えしないホームページも少しは他のクラブにはない生きたホームページになるのではないですか」との提案で、ホームページのトップに「総支配人が綴ったブログを見れば、奈良柳生CCの運営ポリシーが分かる」と4年分の代表的な記事を4つのカテゴリーに分けて紹介しています。

 ホームページからブログを開くのは手間で「お気に入り」に登録されている方も、今回は奈良柳生CCのホームページからまず開いて見てください。少しはマンネリのホームページも改良されたのではないかと思います。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

フロント横の装花が変わりました。


 暦の上では立秋も過ぎましたが、日本列島は35度を超す猛暑と局地的なゲリラ豪雨に翻弄されています。昨日(8月12日)は四国の四万十市で国内の観測史上最高気温となる41度を記録しました。暑さの程度を表現する30度以上は真夏日、35度以上は猛暑日と呼んでいますが、40度を超した場合はなんと表現すれば良いのでしょう?

 フロント横の装花が変わりました。華やかなユリに涼しげなアサガオ、そして果実を鳴らして遊ぶ子どもたちの頬の様子から「頬突き」と呼ばれるようになったホオズキがうまくアレンジされています。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

関西女子クラブ対抗決勝、13位と健闘しました。



 昨日(8月2日)関西ゴルフ連盟主催の「第1回関西女子クラブ対抗競技決勝」が兵庫県の三木ゴルフ倶楽部で、予選3会場で行われた予選を通過した当クラブなど30クラブ120名によって争われました。当クラブは牧草眞由美・谷ちづ子・山口美帆・藤原美樹さんの4選手が出場し「参加30クラブの半分の15位以内を目指す」とのことで村岸プロと応援に馳せ参じました。

 予選を通過した決勝進出クラブは兵庫県14クラブ(愛宕原、小野、北六甲、千刈、ぜん、滝野、宝塚、西宮高原、六甲国際、花屋敷、富士OGM、三木、美奈木、山の原)、大阪6クラブ(天野山、茨木高原、泉佐野、四条畷、聖丘、太子)、京都6クラブ(宇治田原、亀岡、加茂、、京都、協和、れいせん)、奈良3クラブ(グランデージ、ナパラ、奈良柳生)、和歌山1クラブ(国木原)の30クラブでした。

 気温34度の猛暑の中、初代NO1クラブの栄誉を目指して8時から東コース、南コースに分かれてスタートして行きました。当クラブの牧草選手はショットは安定、バーディチャンスのパットをことごとく逃すものの前半はしっかりパープレー。後半もパットが今いちフィーリングがあわず、最終18番のロングホールも本人曰く「完璧のショット」で見事2・5メートルに2オン。下りの難しいスライスラインを見事に読んだもののわずかに切れイーグルならずバーディの37、トータル73でホールアウトしました。ベストスコアは73で牧草選手のほか橋元良子(太子)、野瀬志麻(千刈)、大仲桃恵(グランデージ)の4選手が獲得されました。

 対抗戦は15位以内を目指した奈良柳生CCは各選手、ベストを尽くし予選の256ストロークを上回る245ストロークの13位と健闘し目標を果たしました。 

 成績は下記の通り。
1位:茨木高原234  2位:山の原238  3位:千刈238  4位:グランデージ238  5位:宝塚239  6位:三木239  7位:太子239  8位:美奈木243  9位:宇治田原244  10位:国木原244  11位:京都244  12位:ナパラ245  13位:奈良柳生245  14位:ぜん246  15位:四条畷247  16位:小野247  17位:愛宕原250  18位:滝野250  19位:加茂250  20位:れいせん251  21位:富士OGM252  22位:泉佐野252  23位:六甲国際254  24位:聖丘256  25位:亀岡257  26位:協和257  27位:花屋敷260  28位:西宮高原261  29位:北六甲262  30位:天野山262

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

距離表示のマーキング作業終わる。



 8月5日から始まる日本ゴルフツアー機構(JGTO)主催のクォリファングトーナメント(QT)の1stステージに出場する選手にとって、コースの詳細データを盛り込んだ公式ヤーデージブックは重要なコース攻略のアイテムです。JGTOが委託しているジョー・エドワーズさんが昨日来場し、精力的に作業を行いました。

 ジョーは以前にも紹介しましたが宮里藍や宮里聖志、優作兄弟の専属キャディをした経験もあり、キャディとしてのコースマネージメントのアドバイスをするために、自分用にコースデータを作成していたのを、トーナメント会場の各ホールの距離やグリーンの特徴、芝目などデータを詳細に取材してヤーデージブックにまとめて出場選手に販売するようになったとのこと。

 一昨日も三重県の白山ビレッジで行われるチャレンジトーナメントのためのヤーデージブック作成のため行ってきたとのこと。

 当クラブはすでに4回目で各ホールのレイアウトやグリーンの形状などはデータ保存されているため、距離表示の正確なチェックとJGTOから依頼を受けた距離表示のマーキングをするだけなので、作業は一日で終わりました。
 

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

フロントの装花が向日葵に変わりました。


 今月のフロントの装花は向日葵(ひまわり)とグロリオサ(ユリの一種)という夏の代表的な花の組合せです。
夏の花の代表といえば向日葵。文字通り向日葵は太陽の動きにつれてその方向を追うように花が回ります。朝には東を向いていたのが夕方には西を向き、日没後はまもなく起きあがり、夜明け前にはふたたび東に向きます。大輪の花を咲かせるところから日輪草とも呼ばれています。

 グロリオサはあまり馴染みがありませんが、英語ではGlory Lily(栄光のユリ)、あるいはFlame Lily(炎のユリ)とも呼ばれているそうです。夏に赤で黄色いふちの、波状のねじれたような花で花束としてよく見かけます。
日本では別名「百合車(ゆりぐるま)」とも「狐百合(きつねゆり)」とも呼ばれています。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

あじさいの花が美しく咲き誇っています。



 鬱陶しい梅雨の季節に鮮やかな白、桃、紅、赤、青、紫といった花色のあじさい(紫陽花)が庭先に映えています。不思議なもので、燦々と輝く太陽の下であじさいを見ても晴れやかでもないし、さほど感動も覚えませんが、しとしと降る雨の中に浮かぶあじさいの花を見ると色鮮やかで思わず「きれい」とつぶやいてしまいます。

 あじさいは古くから日本で咲いており万葉集にも詠(うた)われています。万葉集に出てくる文字は「紫陽花」ではなく「味狭藍」「安治佐為」で、このほか「阿豆佐為」とも記されていますが、なんとも野暮な文字表現で美しさを感じません。現在使われている「紫陽花」の方が見事に美しいあじさいを表わしているように思います。

 写真は16番ホールのグリーン奥に咲くあじさいの花。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇