冬のゴルフに果敢に挑戦しよう。

 ゴルフは自然の中で行うゲームです。春夏秋冬の季節の移ろい中、晴れの日、雨の日さらには風の強弱など自然現象と対峙しながら18ホールをプレーして行くのがゴルフです。

 冬のグリーンはカチカチに凍てついててグリーンにオンしたと思ったボールが大きく跳ねてグリーン奥のバンカーにといった経験はだれしもおありでしょう。

 「せっかくいいショットで見事にグリーンを捉えたのに~」と恨めしくボヤくゴルファーはこの時期多い。

 ゴルフは自然と対峙し自然の圧力に屈することなく自らの知力と技量で克服して行くところにゴルフの面白さ、奥深さがあるのです。

 冬のゴルフを敬遠するゴルファーは多い。しかしゴルフの面白さ、奥深さを追い求める真のゴルファーなら「寒いから」などと言い訳せずに果敢に冬のゴルフに挑戦し攻略してみてはいかがでしょうか?

2月23日の天皇誕生日の祝日、エントリーは少なくまだまだ空きがあります。お一人でもメンバー枠もありますのでぜひご来場ください。

第23回奈良県オープンゴルフ、当クラブで開催。

 今年6月に第23回奈良県オープンゴルフ選手権が奈良柳生カントリークラブで開催されることになりました。

 この奈良県オープンゴルフ選手権は2000年に奈良県在住、奈良県下ゴルフ場に所属するプロゴルファーがゴルフ振興のため各府県ゴルフ協会と連携し健全なゴルファーの育成やトーナメントを通じて地域社会に貢献することなどを目的に立ち上げられ、今年23回目を迎えます。

 奈良柳生CCでは第6回大会(2006年4月15・16日)で開催し今回で2回目となります。第23回大会は6月16日、17日に実施されます。アマチュア予選会、プロ予選会など大会の詳細は奈良県オープンゴルフ選手権のホームページでご覧になれます。

スポーツ庁長官が利用税撤廃に言及。

今年最初のブログ発信です。週刊ゴルフダイジェストを読んでますと室伏広治スポーツ庁長官がゴルフ場利用税廃止について憤りの発言をされたという記事が目に留まりました。

 記事によりますと「ゴルフというスポーツは健康増進も含め、競技としても重要。オリンピックの種目としても認められたというのに、国家公務員規程で利害関係者とはゴルフができず、利用税まで徴収している。これは五輪の精神、スポーツの精神に反していると強く言っておきたい。今すぐにでも取り払われるべき。こんなことは国際的にもあり得ないことだ」と公言されたそうです。

 ゴルフ場利用税の前身は1954年に制定された娯楽施設利用税。パチンコや麻雀といった施設と同様の扱いだった。そして1989年、消費税導入とともに撤廃が決まるが、なぜかゴルフだけはそうならず、代わりに「ゴルフ場利用税」と形を変えて存続することとなった経緯がある。

 その後、ゴルフは国体競技にもなり、2016年から五輪競技としても復活した。これを機に同税廃止の声が巻き起こるも、結果的には地方自治体を統括する総務省の反対でつぶれ今日に至ってます。

 政府の同長官がここまで憤りの発言をしているにも関わらず日本ゴルフ協会をはじめとするゴルフ関連団体の動きは鈍く「ここ3年、コロナ禍で地方自治体は疲弊し、今はそのタイミングではないと思います」などとJGA山中専務理事は呑気にのたまう馬鹿さ加減に呆れます。同長官が怒りを込めて利用税撤廃と公務員の倫理規定からゴルフを除外するように発言した好機をとらえて業界全体で行動すべき時だと思います。

賞金総額過去最高、活況を呈す女子プロツアー。

 今日12月22日は二十四節季のひとつ冬至です。1年を通して日の出から日の入りまでの時間が最も短い日ですが、明日からまた日一日と日が長くなって行きます。冬至にはゆず湯に入るという慣習がありますが、どの程度のご家庭が風呂にゆずを浮かべて疲れを癒されているのでしょうか?

 一昨日、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)では、2023年のツアー日程を発表しました。ツアー数は今年と同じ38大会ですが、賞金総額は44億9千万円と過去最高額となるそうです。

 ツアー初戦は例年通り3月2日に沖縄で行われるダイキン・オーキッド・レディースで幕を開け、11月26日の最終戦ツアー選手権リコーカップで幕を閉じます。

 国内メジャー4大会はワールド・サロンパス・カップ(茨城GC)が5月4日、日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯(長崎・パサージュ琴海)は9月7日、日本女子オープン選手権(福井・芦原GC)が9月28日、そして最終戦のツアー選手権リコーカップ(宮崎GC)となってます。

 全国各地で38大会行われますが関西での開催は4月7日の富士フイルム・スタジオアリス(兵庫・花屋敷GCよかわ)と宮里藍サントリーレディース(6月8日六甲国際)、楽天スパーレディース(8月27日兵庫・東急グランドオーク)と延田グループ・マスターズレディース(兵庫マスターズGC)の4大会が開催されます。

 下部のステップアップツアーも今年より4試合増えて3月中旬から11月中旬まで21試合が行われるなど女子プロゴルフは活況を呈してます。

ゴルフ場は自然環境の保全に貢献。

 日本でもSDGsという言葉がよく聞かれます。SDGsとは国連が定めた持続可能な開発目標として多くの企業や団体が取り入れてます。

 ゴルフ場にとってのSDGsを考える場合、広大な緑地森林地は自然環境を保全する役割を担ってます。ゴルフ場にはウサギやタヌキ、キツネ、サル、シカ、アナグマ、イノシシまでもが生息しています。鳥類や爬虫類といった野生動物がゴルフ場の残置森林や水辺が安全な生息場所として住み着いてます。

 ゴルフ場はご存知の通り森林、芝地、池、砂地など自然の宝庫、そのため様々な動物が住み着くのは自然の理。多種多様な動物がゴルフ場内を自由に行き来することが動物の生態系を守っていることにつながっているのです。ただイノシシやシカはゴルフ場にとっては天敵、侵入しないよう、柵(策)をめぐらせてますが・・・・・・。

サッカー、ゴルフともテレビ観戦が楽しみ。

 サッカーワールド杯カタール大会でドイツ、スペインという強豪を破ってEグループ首位で通過。決勝トーナメントに駒を進めた日本代表。死のグループといわれた予選リーグで予想だにしなかった首位通過に一昨日、昨日と連日メディアのみならず日本人全てが俄かサッカーファンとなり歓喜、快哉を叫んでいます。

 過去、予選リーグ突破するも決勝トーナメント1回戦の壁は厚く何度も跳ね返されてきました。決勝トーナメント1回戦は前大会準優勝のクロアチア戦です。日本時間6日の日付が変わってすぐ戦いは始まります。テレビの前でしっかり声援を送りましょう。

 一方、ゴルフも女子ツアーは先週、山下美夢有が最終戦のツアーチャンピオンシップリコーカップで勝みなみをプレーオフで下し今季5勝目と年間女王を戴冠、有終の美を飾りました。男子ツアーは今、最終戦の日本シリーズJTカップでベテラン、ルーキーに加えて外人選手が熱い戦いを繰り広げてます。

 舞台の東京よみうりCCの最終18番ショートホールの結果次第で勝負が決まる名物ホールです。

 傾斜のきついグリーンでピンより上につければたとえ1メートル以内についたとしても、ジャストタッチでもカップを外せば数メートル下までコロコロ転がって行きます。

 選手だけでなくテレビ観戦する私たちまでヒヤヒヤドキドキします。今年のゴルフツアー最終戦を飾るに相応しい舞台です。午後3時からのテレビ放映が待ち遠しいところです。

高齢者ゴルファーのお話。

75歳を超えても背筋がピーンとして溌剌とゴルフを楽しむグランドシニアは多い。ゴルフを愛好する高齢者ゴルファーはお洒落で若く、街で見かける同年配者とはどこかが違います。なぜか高齢者ゴルファーに「お年寄り」の称号は似合いません。

 日本のゴルフ人口の半数以上は60歳を超えたシニアゴルファーです。私も70歳を超えた高齢者ゴルファーですが、仲間とゴルフをすると話題は「健康=薬の話」と「孫の話」です。

 それと高齢者同士のゴルフのスケジュールの立てにくさをよく耳にします。大学時代の仲間とゴルフをしようという話になると、なかなか日程が決められないそうです。「毎日がサンデー」という割に、なんやかやと予定が入っててまとまらないことが多いようです。

 プレー日を決め連絡すると、ある人は白内障の手術があるので術前、術後1週間は養生のため駄目。また別の人は毎月の通院と薬をもらいに行く日だとか、歯医者へ行く日だとか町内会の世話があるとか、あれやこれやで日が重なりプレー日が決められません。

 さらに高齢者ゴルファー特有のわがまま「雨模様の予報が出れば即中止との条件」が必ずつきます。毎日暇してるといいつつもスケジュールを合わすのは難しい。高齢者ゴルファーにとって1か月先の予約を決めるより2、3日先の天気の良い日を速攻で決める方が意外にうまく行くのではないかと思います。

利用税撤廃に白旗上げてどうする。

ゴルフ場でプレー後の精算時に明細書を見て「ゴルフ場利用税」を支払っていることにお気付きでしょうか。また、「このゴルフ場利用税って一体何の税金なんだろう」と疑問に思ったことはありませんか。

 オリンピック種目にも復活した純然たるスポーツでありながら利用するたびに税金が取られ、しかも消費税も徴収されており完全なダブル課税になってる理不尽な税なのです。この理不尽なゴルフ場利用税の撤廃を要望して毎年、ゴルフ関連団体は署名活動などを通じて運動をしてきました。

 ところが2023年度税制改正要望で「ゴルフ場利用税」が撤廃はおろか見直し等の改正の要望が盛り込まれていないことが判明しました。

 ゴルフの総本山を自負する日本ゴルフ協会(JGA)をはじめとする日本ゴルフ場経営協会(NGK)など15のゴルフ関連団体から陳情や要望がなかったせいか文部科学省は来年度の税制改正でゴルフ場利用税の見直しは全く盛り込まなかったといいます。

 ゴルファーやゴルフ場事業者が切望しているゴルフ場利用税撤廃が来年度の税制改正の議論にもならないということです。

 JGAをはじめとするゴルフ関連団体はゴルフ場利用税の完全撤廃に対して完全に白旗を上げたも同然。消費税とダブル課税のこの理不尽な税金をなくそうという気はなくなったのだろうか。

 ゴルフは高齢者でもできる生涯スポーツとして人気があり、コロナ禍でも「密」にならないスポーツとして若い世代のゴルフ人口も急増してきてます。今こそこの理不尽なゴルフ場利用税撤廃を要望しなければならない時に、白旗を上げてどうするのか!怒りを覚えます。

関西社会人ゴルフ選手権予選開催。

 

 本日はスポーツニッポン新聞社主催の日本社会人ゴルフ選手権関西予選兼関西社会人ゴルフ選手権予選が行われています。

 この大会は昨年から一般の部とシニアの部に分かれて行われるようになり、一般の部63名、シニアの部58名が参加して熱戦が繰り広げられています。

 予選はすでに実施済の小野東洋ゴルフ俱楽部、奈良柳生カントリークラブ、城陽カントリー俱楽部(7月13日)、六甲国際ゴルフ倶楽部(8月8日)で実施され、決勝が枚方カントリー俱楽部で行われます。

 本日の予選では一般の部16名、シニアの部14名が予選通過者となり、予選会場での通過者により8月24日、関西社会人ゴルフの決勝が行われます。

成績表はこちらから

ゴルフ場はCO2を抑制し地球温暖化防止に寄与してます。

 本日、「事務局だより」6月1日号の発送作業を終え明日郵送します。先月のように4月末に郵送したにもかかわらず、春のゴールデンウイークで休みが続いたため会員の皆様の手元に届いたのが連休明けの6日となってしまいました。日本郵便が民営化されて土・日・祝日は配送が休みであることを忘れていたための失態でした。

 このため「事務局だより」6月号は1日には会員の皆様のお手元に届くように頑張って早めに作り上げ、本日発送作業中です。

 今回の「事務局だより」の冒頭文では2050年に二酸化炭素(CO2)の排出量の実質ゼロを目指すカーボンニュートラル社会実現に関して、ゴルフ場は温暖化防止、脱炭素社会に大きく貢献していることを書いてます。

 会員だけでなく広くゴルファーにも知っていただきたいので、冒頭文のさわりを紹介します。

 日本のゴルフ場は山林や原野を切り崩して造成しているため、環境破壊の元凶と環境保護団体からバッシングを受けてきました。

 ゴルフ場の造成開発には自治体などの厳しい開発規制法の下、許可を取得して開発しているため、ゴルフ場内の残地森林を30%~40%手をつけてはならない、さらに回復緑地として環境保全を義務付けるなど新しい自然を造り上げたのがゴルフ場なのです。

 ゴルフ場は芝地と木々の樹林地として残留しており九州大学の縣和一名誉教授は「ゴルフ場は大気浄化・地球温暖化防止に寄与している」と論文発表しています。

 大気中のCO2は植物の光合成により吸収され、植物体を形成する葉や根になるとのこと。しかも枯れると微生物等により芝の養分を保つ有機物に分解され土壌中の有機炭素として蓄積され、この土壌炭素量が増加すれば地球温暖化を抑制することができるそうです。

 世界中の産業活動による膨大なCO2排出による気候変動が私たちの安全・安心な暮らしを脅かしています。ともすれば森林破壊してゴルフ場を造成したという負のイメージをお持ちかもしれませんが、ゴルフ場は逆にCO2を抑制し地球温暖化防止に大きく寄与していることを再認識していただきたいと思います。