同伴者を意識せず゛パーおじさん゛に挑む。

随分前の話で記憶は定かではありませんが有名なゴルファーがいっていました(書物で読んだのですが)が、ゴルフというゲームは本来コースのパーに対して挑んで行くものであって、目の前の同伴競技者が相手でも敵でもない。したがって同伴競技者のプレーに惑わされたりせず、平常心でそのホールを攻略して行くことに集中することが肝要だとか。

確かにコース設計者は様々な罠や仕掛けを随所に企てています。手強いコース設計家の意図を見破り安全なパールートを模索し攻略して行くことが知性派ゴルファーの楽しみ方ではないでしょうか。DSC_0097

広大な自然の中に展開する18ホールは、池や小川などの景観美を兼ねたウォーターハザードや人工的な白砂のバンカーを巧みに配置された造形など戦略性と景観性を調和させたコース設計者の造形作品でもあります。_RAW5724

ティーグランドからグリーンに向かって淡々とボールを打って行くのではなく、そのホール全体を見渡し設計家の意図する戦略性と景観性を読み解いてからプレーして行くことこそ、ゴルフの奥深さと醍醐味があるのではないと思います。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

南さん圧倒的な強さでスクラッチ選手権優勝。





 今年最初のクラブ4大競技「スクラッチ選手権」決勝が雨と強い風の悪天候の中で行われ、南憲司さんが危なげのない圧倒的な強さで2位に13ストロークの大差をつけて優勝しました。2位はベテランの岡崎耕司さんが入り、予選7位タイで通過した川崎逸男さんが健闘して見事3位に入りました。

 今年のスクラッチ選手権は先週の3月29日に予選18ホールが行われましたが、今日と同様の悪天候の中で争われ、出場者の多くがスコアを大きく崩す中で南さんは38、39、77と安定したゴルフで2位に7ストロークの大差をつけて決勝進出を果たしました。

 本日の決勝18ホールは予選を通過した12人で行われましたが、予選と同じような雨と強風の悪コンディションの中での争いとなりましたが、7打差のアドバンテージをもつ南さんが安定したゴルフで38、39、77、トータル154で圧勝しました。岡崎さんは予選を43、42、85の3位で予選を通過したものの、トップの南さんとの差をつめることはできず43、39、82、トータル167で2位に終わりました。川崎さんは予選87の7位タイでしたが、決勝18ホールを45、42、84、トータル171と健闘し見事3位に入賞しました。入賞された3人に赤澤正道競技委員よりそれぞれカップが贈られました。

 成績は①南  憲司 77 77 154  ②岡崎 耕司 85 82 167   ③川崎 逸男87 84 171でした。

 ※写真上は左から赤澤競技委員、2位・岡崎さん、優勝・南さん、3位・川崎さん。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

7番ホールの池に棲む白鳥夫婦に卵?

 7番ホールの池に棲む白鳥夫婦が池の奥の沼地の茂みの同じ場所にジッとしていることが多く、どうやら卵を温めている様子です。夫婦で一緒にいてることも多く、エサを食べに水の中に行く時は必ず一方が同じ場所にいます。ここ数年、卵の孵化に失敗していますので、卵の孵化をしてる最中であれば白鳥も神経質になってるため、近くに確認しに行くことは控えています。。ここ1週間の様子を見ているとたぶん、卵を産み温めているところだと思います。

 例年この時期、卵は産むのですが、孵化中にイタチやキツネか空中からカラスやトンビなどが親鳥のスキを狙って卵を奪い去っているようです。防御のための網の柵や空中から襲われないようにテグスを張りめぐらしていますが、その間隙をぬって襲撃してきます。なんとか元気なヒナの姿が見れればいいのですが・・・・・。


 卵を温めている様子を撮影したいのですが、孵化中にいらぬ神経をつかわせ卵を放棄したりしてはいけませんので遠くから撮影しました。池の奥の沼地に佇む白鳥がかすかに見えると思います。分かりにくいですがご容赦ください。写真上は昨日(2日)、下は今日(3日)と同じ場所に佇んでいますので孵化中であることは間違いないと思います。。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

美しい梅の花の写真、さすがプロです。

 2、3日前の最後の寒波が過ぎて気温20度前後の陽光が眩しい好季節になりました。テレビや新聞など桜の開花情報がメディアを賑わせています。この季節、桜よりも梅の花が見事に咲き誇っています。

 昨日、いつもコースの写真を撮影してもらってる柴田カメラマンがコース内の梅の花を撮影し送信してきてくれました。クラブハウス前の庭園の梅の花も、さすがプロと思わせる写真です。週始めに小生がスマホで撮影した幼稚な?写真とは出来が違います。

 柴田カメラマンの撮影した梅の花の写真を数点、紹介します。ご鑑賞ください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇




ゴルフに出会えたことに感謝。

 ゴルフは面白く楽しい、だけでなく難しいし奥が深いスポーツでもあります。ゴルフというスポーツに出会えたことに感謝します。ゴルフを通じていろいろなことを教えられました。

 公正・正直・自制の精神を学びました。また挑戦・勇気・向上・計画性といった困難に立ち向かう精神力も養うこともできました。何よりもゴルフは人に対する敬意・思いやり・感謝といった寛容の精神を教えてくれます。

 ゴルフマナー評論家・鈴木康之氏は「ゴルフとの出会いに感謝しよう」でこう書いてます。ゴルフができる幸せ、ゴルフと出会った幸運な人生に感謝しているなど七つの恵みと称して次のように書いています。

 まず、ゴルフができる健康な体であること。二つ目にゴルフができる家庭であること。三つ目は仕事の恵み。会社や仕事、商売に破綻があればゴルフどころではない。四つ目は、高いゴルフができる財布の中の経済力。五つ目は、一緒に遊んでくれる友だちがいるという恵み。六つ目は、コースの人たちだ。コースがなければゴルフはできない。そして七つ目の恵みは、ゴルフの先人たちである。かくも面白いゲームを編み出し、営々とその面白さを伝承してきてくれた先人たちに感謝しなければならない、と。

 ゴルフがシニア世代の健康管理のための年寄りのスポーツに成り下がっており、若年世代を取り込む名案がないままゴルフ人口が衰退しつつあります。業界挙げてジュニア育成などに注力していますが、アスリートゴルファーを育成するだけでなく、ゴルフを通じて得られる精神や人格形成に役立つことをアピールして小・中・高校生の体育のカリキュラムに組み入れてもらうような働きかけを日本ゴルフ協会など業界団体はするべきだと思います。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

梅の花が開花しはじめました。



 梅の名所・月ヶ瀬梅渓は名張川の深い渓谷と梅の木が織り成す景色は寒梅客を魅了します。奈良柳生カントリークラブから奥へ車で約20、30分の所にあります。月ヶ瀬観光協会の発表では8分咲から満開で今週から来週にかけてが見ごろだそうです。当クラブの梅の花もようやく開花をはじめました(写真)。梅の花が終われば桜の花、すでに昨日から南国地方での桜の開花宣言が行われました。桜前線がいよいよ北上してきます。20度を超す暖かな春の陽気のせいか、半袖のポロシャツでプレーされているゴルファーも見かけます。春を実感しています。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

渋滞回避の新バイパス、本日午後5時に開通。





 春秋の行楽シーズン、奈良柳生カントリークラブからの帰路、般若寺交差点から奈良市内は大渋滞が悩みの種でしたが、ついに迂回道路が開通しました。中の川交差点から奈良市内方面へ約600メートル下った右側にバイパス道路を建設中でしたが、先に本欄でも紹介したとおり、本日15日、午後5時に遂に開通しました。

 早速、帰路に利用しました。ゆったりした2車線道路で途中、トンネル(奈良阪トンネル)を抜けると京都府木津川市へ。住宅街の梅美台西交差点につながり京奈和道路の木津IC(国道24号へも)に直結します。

 京奈和道路木津ICを利用して第2京阪、京滋バイパスを利用しても良く、また国道24号から少し南下して平城山(ならやま)道路を利用するなどすれば般若寺から大宮通りの渋滞が回避することができます。地元住民の方々が要望してから30年近い歳月を要した待望のバイパスがようやく開通しました。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

今日からグリーンの更新作業に着手しました。



 昨日10日は今年最後?の寒波襲来で猛吹雪に見舞われました。といっても1月、2月のように積雪になることはありませんでしたが、前が見えなくなるほどの猛吹雪でプレーヤーも大変でした。

 いよいよ春のシーズンに向けてコースの更新作業に追われています。今日からグリーンへのエアレーション作業(コアリング)に着手しました。この更新作業はグリーンの排水性を高めると共に、根の生育促進といった重要な作業です。

 ここ数年、3月といえども最高気温が20度近い日があるかと思えば昨日のように10度以下の真冬のような気温になることも多く、生育も安定せずコアリングした孔(穴)が塞がるのに時間がかかりプレーヤーには不評なのですが、春から秋までのシーズンを乗り切るためには欠かせない作業なのです。

 今回のコアリング(穴あけ)は8ミリのタインを使用し、薄く目砂を散布していきます。そしてこまめに施肥を行っていきますが孔が塞がるまでには約2週間かかりますが、ご容赦ください。これもシーズンをベストターフで皆様をお迎えするために、この時期には不可欠の作業であることをご理解ください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

待望の球春が到来しました。

 プロ野球のオープン戦やサッカーJ1も開幕するなど待望の球春到来となりました。ゴルフも国内女子ツアー「ダイキン オーキッドレディス」が一昨日開幕しました。

 今年の国内女子ツアーは第1戦の「ダイキン オーキッドレディス」から11月末の「LPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ」まで37試合が開催されます。年間37の試合数は世界最多だそうです。男子ツアーに比べて女子ツアーはまさに隆盛活況を呈しています。

 今季の女子ツアーは、昨年の賞金女王アン・ソンジュをはじめイ・ボミ、申ジエといった実力揃いの韓国勢を軸に、昨年みごとに復活した上田桃子、一昨年の賞金女王・森田理香子、ベテラン大山志保そして新鋭の鈴木愛、成田美寿々らの日本選手が賞金女王を奪還するか興味津々です。

 閑散としていたプレー後のクラブハウスのロビーも、トーナメント中継がはじまったことでテレビのあるロビーに人が集まり、賑わいをみせています。テレビ観戦しながら贔屓の選手の応援やにわかテレビ解説などメンバー同士の楽しい会話が聞こえてきます。寒い冬から暖かな春のゴルフシーズンがやってきたようです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

新バイパス3月15日開通。帰路の渋滞回避。



 2月もあと2日で終わりいよいよ弥生3月、春到来です。梅の開花情報が伝わってくる季節です。大阪市内の大阪城二の丸東部分にある梅林はすでに満開。1300本近い梅が甘い香りを漂わせています。奈良市東部山間にある月ヶ瀬梅林は3月中旬くらいから梅の花が楽しむことができます。

 この頃になると週末の行楽客とゴルフ帰りの車で奈良市内は大渋滞となります。とくに国道369号を利用するレイクフォレスト、奈良柳生、奈良の杜、新奈良などのゴルフ客の帰りは般若寺交差点から数珠繋ぎの大渋滞となりますが、3月15日からこの渋滞道路が解消されます。

 国道369号の中ノ川交差点から奈良市内方面へ600メートル下った右側から建設中だった新バイパスがようやく開通します。このバイパスを利用すれば般若寺交差点を経由しなくても梅美台、州見台のニュータウンを経て京奈自動車道木津川ICや国道24号に10分前後で直結されます。

 このバイパスを利用すれば奈良市内の幹線道路である大宮通りを利用しなくても国道24号からならやま大通りや国道163号など多様な周辺道路を利用することができ京都、大阪北部へお帰りになる方は大幅な時間短縮となります。

 このバイパス工事は20年近くかかってようやくこの3月15日に開通する待望の道路です。評判の悪かったゴルフ帰りの大渋滞もこれで解消されます。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇