12月11日は奈良マラソンで交通規制があります。

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 恒例の「奈良マラソン2016」が今年も12月11日(日)に行われます。鴻ノ池陸上競技場を午前9時にスタートします。したがって午前8時30分から10時30分までスタート地点の鴻ノ池陸上競技場から奈良市内の幹線道路である大宮通りや天理街道が全面交通規制されます。大阪方面から第2阪奈道路や西名阪自動車道を利用される方はご注意下さい。なお、8時半までに奈良市内の幹線道路を通過される方はほとんど影響はありませんので、早めにゴルフ場にお越し下さいますよう、お願いします。

 スタート時間が9時半以降の遅い方で大阪方面から来られる方は、早めにお越しいただくか、迂回道路をご利用下さい。西名阪道をご利用の方は、天理ICで降りずに針ICまで行き国道369号から水間トンネルを経て大柳生~ゴルフ場か針ICから国道369号を柳生方面を経て大柳生~ゴルフ場への迂回ルートがありますのでご利用下さい。

 阪奈道路や第2阪奈道路をご利用の場合は、阪奈道路の二条大路南交差点を左折して北上、二条町交差点を右折、平城宮跡北側の道路を国道24号線へ向けて走り、国道24号線を北進して下さい。京奈和道木津ICを右折し州見台、梅美台を直進すれば3月に開通した新バイパスにつながり国道369号中の川交差点に出ます。このルートだと奈良市内の幹線道路の大宮通り、県庁前、県庁東、般若寺交差点を迂回することができます。

 9時半以降の遅いスタートの方も、交通規制のかかる8時半までに通常通りのルートで通過すれば規制の心配はありませんので、11日は早い目に自宅を出発してゴルフ場でスタート前の打球練習をした後、ゆっくりコーヒーでも飲んでスタートに備えてはどうでしょう。なお当日の迂回ルートのチラシをフロントに置いてますのでご覧下さい。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

ゴルフが上手い下手よりも人柄・人間性。

 ゴルファーにとって「あの人とならいつでも一緒にプレーしたい」といわれるゴルファーこそ、本物のゴルファーだと思います。ゴルフが上手い下手よりも人柄・人間性がゴルファーには求められます。

 ゴルフはスポーツです。当然、他者とスコアを争う競技ですから一つでも良いスコアで回れれば満足感、充実感を得られますが、逆にスコアが悪ければ落胆や喪失感を嫌というほど味あわせられます。それ故に人柄や人間性がプレー態度に大きく反映されてしまいます。

 ゴルフにはプレーを通じて多くの人々と交流・親睦を図れる効用があります。そのためには、まず嫌われないゴルファーにならなければなりません。ゴルフを通じて気のおけない親しい人々を得るためににはどうすれば良いのだろう?

 答えは簡単明瞭、他人(ひと)に対する気遣いができるかどうかです。気遣い即ち相手のためを思っていろいろ配慮すること。英語でいえばマナー・エチケットです。

 マナー・エチケットに欠ける人はゴルフに限らず社会生活においても敬遠されます。最低限のルールや常識を守っておればみんなと楽しくゴルフを通じて交われるはずです。

 ご存知のようにゴルフには他のスポーツのように審判がいません。自分で自分を律するという誠に高貴なスポーツです。審判がいないということをいいことに木の根っこやディボット跡に入ったボールを、人目を盗んでボールを動かしたりする人がいます。人に負けたくない、勝ちたいためについつい不正を働いてしまうといった自分を律しきれない哀れなゴルファーにならないように気をつけてください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
 

ゴルフは生涯スポーツです。

 「高齢化が急速に進んでいるわが国にとっては、健康寿命を延ばすことは個人の生活の質の低下を防ぐと共に社会保障負担の軽減に繋がる。したがってゴルフは生涯スポーツとして健康増進、予防医療そして健康寿命の延伸に大きな役割を期待できる」と全日本ゴルフ振興会議が「ゴルフ場利用税廃止」を求める意見書に明記されていました。

 ゴルフ場利用税廃止はともかく、この意見書にあるようにゴルフの効用はシニア世代が急増して行く現在、ゴルフは最適なスポーツといえます。健康に良いスポーツといえばジョギングや水泳、テニスなどを思い浮かべますが、高齢者にはあまりお勧めできません。なぜならジョギングにしろ水泳やテニスにしろ結構、過激な運動で汗をかき心臓や脈拍が早くなるなど体に相当の負担をかけ危険でもあります。

 その点、ゴルフは歩くことが基本で、町のアスファルト舗装された道路を歩くのではなくコース全体に敷かれた美しい緑の芝の上を18ホール歩く(最近は乗用カートが導入されており歩行は少なくなったとはいえ、1万歩前後は歩いています)ことによって運動不足の解消となり、生活習慣病の予防にも繋がります。

 ゴルフといえばボールを打つためにスイングします。このスイングをすることによって体幹筋を効率よく鍛えられる効果があるといいます。手に持ったクラブでスイングをすることにより体の姿勢を維持したり、手足を動かす軸の役割を果たすために重要なのが体幹筋だそうです。ここを強化すれば体全体の血流がよくなり新陳代謝もよくなり脂肪燃焼が行われやすくなるといわれてます。

 またスイングの動作を大まかに分解すると、構える姿勢、振り上げる姿勢、振り下ろす姿勢の3つに分けられます。スイングすることによって、体幹筋を構成するすべての筋肉(腹直筋・腹斜筋・脊柱起立筋)が鍛えられるそうです。つまりゴルフスイングは「筋のストレッチ」と「筋トレ」を同時に行う動作にあたり、体幹筋を強化する上ではこの上なく理にかなった動作だともいわれています。

 ゴルフが生涯スポーツとして健康増進、予防医療、健康寿命の延伸に大きな役割を果たしており、高齢者には最適のスポーツであることを知っていただき70歳、80歳、90歳といつまでもゴルフを楽しんでいただきたいと思います。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

秋のコース写真紹介。

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 カメラマンの柴田ヒデヤス氏が先日、秋のコース写真を撮影してくれました。早速、ホームページのトップページからリンクして写真が見れるようにしました。トップページの2016年コースの四季「秋編」をクリックすれば秋のコース写真が見れます。今回は多数の写真の中から6枚をピックアップしています。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

イノシシが侵入し荒らしまわってます。

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 近在農家の話ではこのところイノシシが頻繁に出没しているといいます。ここ3、4日ゴルフ場にも出没してエサを求めて掘り返しているとグリーンキーパーから昨日、報告を受けました。12番のティインググランド左前方に幅3~5メートル×10メートルにわたって無残に掘り返されていました。(写真)

 このところ日本各地で熊やサル、イノシシ、鹿といった野生動物が人里に出没し農作物を荒らすといった被害が報告されています。ゴルフ場にとってはイノシシが一番厄介で、ミミズなどを探して芝を掘り返します。当ゴルフ場もイノシシの侵入防止のため外周を電気柵で囲む対策をしていますが、どこからか電柵の下を掘り返して侵入しているのではないかと思われます。

 14・15・16・17番ホールに隣接する山から侵入してきているのではないかと電気柵周辺をチェックしていますが、その形跡は見当たりません。電気柵の電線が何かの障害で通電していないかも確認していますが異常なし。地元猟友会に相談するものの高齢者が多く、鉄砲をもって犬を放ち山の中を追いかけて射止めるということはほとんどされてません。せいぜい檻を仕掛けることをアドバイスしてくれる程度で問題解決しません。

 とはいえ猟友会の方の指導アドバイスを受けて檻以外の仕掛けを電気柵の外側に設置してみようと思ってます。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

利用税撤廃阻止より代替財源を要求すべし。

 ゴルフ場利用税は各市町村にとって使途が制限されない有難い財源であるだけに、各市町村が利用税撤廃阻止にやっきになるのは当然といえば当然です。

 しかしながらこのゴルフ場利用税もゴルフ人口が増加傾向にあれば税収も上がり市町村も潤うのですが、ゴルフ人口が減少し、しかもゴルファーの多くが高齢者で70歳以上は免税となれば、毎年団塊の世代が免税ゴルファーになってくるわけですから税収は激減していきます。

 ゴルフ場の延べ利用者は、ピークの1992年の1億200万人、利用税も1035億円あったのが、現在は利用者数も8600万人、利用税収入も478億円まで落ち込んでます。

 利用者数で16%減、利用税は54%も減少しています。利用者数が16%減であるのに税収は54%減、これは70歳以上の免税ゴルファーの増加によるものだと思います。

 すでに団塊の世代が70歳代に入り年々この世代が増加していきますから、税収が年々減少していくのが目に見えています。それだけに市町村連盟もいつまでもスポーツに課税するゴルフ場利用税の存続を陳情するよりも新たな代替財源を国に要求するよう、方向転換する時期にきていると思うのですが・・・・・。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

クラブ選手権大西さん、シニア選手権は渕上さん。

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 2016年度クラブ選手権とシニア選手権決勝が本日行われました。クラブ選手権は前年度クラブチャンピオンの向山昭三さんと一昨年のクラブチャンピオン・大西康司さんの激突となりましたが、5-4で大西さんが向山さんを降し見事チャンピオンの座を奪還しました。メダリストは寺嶋亨さんでした。

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 シニア選手権は予選をトップで通過した渕上哲夫さんと決勝初進出の川崎逸男さんの争いとなりましたが、渕上さんが終始リードをし8-7で川崎さんを降し念願のシニアチャンピオンに輝きました。

※写真上から1枚目と2枚目はクラブチャンピオン大西さんと渕上さんにカップを授与する赤澤競技委員。

写真上から3枚目は右からメダリスト寺嶋さん、ランナースアップ向山さん、クラブチャンピオン大西さんと赤澤競技委員。

写真下は右からランナースアップの川崎さん、シニアチャンピオン渕上さんと赤澤競技委員。

 

ゴルフ場利用税撤廃か存続か攻防熾烈。

 今週発売された週刊パーゴルフ(11月1日号)に「ゴルフ場利用税撤廃派VS堅持派」という特集記事が掲載されており、興味深く読みました。

 年末にかけて結論を出す2017年度税制改正を前に、ゴルフ場利用税の撤廃派、堅持派の攻防が熱を帯びているそうな。これまでは常に不利な戦いを強いられてきた撤廃派でしたが、リオ五輪でゴルフが正式種目として復活し東京五輪という追い風が吹きはじめ、ここはなんとしても議員立法により成立を目指したいと「超党派ゴルフ議員連盟」(高村正彦会長)はいう。

 一方、ゴルフ場利用税の7割がゴルフ場所在の市町村に交付されるため、全国の840市町村は「ゴルフ場利用税の収入がなければやっていけない」とゴルフ場利用税堅持のための全国市町村連盟(込山正秀代表世話人)は危機感をもっている。財政が厳しい市町村にとってゴルフ場利用税は貴重な財源であるため、存続を訴えて政府・与党への働きかけを強めていくといいます。

 25のゴルフ場がある兵庫県三木市の税収は約110億円(2015年度)、うち利用税は5億8100万円で全体の約5%を占めるだけに地方自治体にとっても影響は大きい。とはいえ「スポーツに課税するのはおかしい」し、ゴルフ場側からいえば固定資産税も支払っているし、何よりも1事業所当たり57・3人、1億5000万円の雇用に貢献しているのだから「ゴルファーいじめ」「ゴルフ場いじめ」はもう勘弁してほしい。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

開場20周年記念競技が行われました。

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 今日10月10日は体育の日です。1964年10月10日に行われた東京オリンピックを記念して「体育の日」が制定されました。今でこそオリンピックは真夏の8月に開催されていますが、当時はスポーツに最適のシーズンである秋に行われました。

 東京オリンピックの10月10日に決定した経緯は、日本の過去100年の気象データ即ち晴れの確率が最も高かったのが10日だったそうです。そして10日を開幕式に決めたとのこと。(伝聞だけに確かではありません)この決定が見事なのは、前日の9日が大雨であったが、翌10日には雲ひとつない快晴、まさに日本晴れに恵まれたことです。

 過去の気象データを基に10日は晴れの日が多いというだけに本日も、昨日までぐずついていた天気も見事に晴れ渡りました。

 今日は奈良柳生カントリークラブの開場20周年記念競技が行われました。毎年「体育の日」に合せて開場記念競技を開催しています。体育の日は「スポーツに親しみ健康な心身をつちかう」日です。開場記念だからといってお金をかけた華美な演出は避け、会員同士がゴルフを通じて交流・親睦を図る交歓の場となるよう、普段の競技とは違う親睦に重点を置いた記念競技にしています。

 参加者全員ダブルペリアで行います。オフィシャルハンディキャップによるアンダーハンディ競技では、自分のネットスコアがすぐに判ってしまいますが、ダブルペリアなら思わぬ大叩きがハンディキャップに生かされ優勝や上位入賞もあります。当然、逆のケースもありますが、ホールアウト後まで自分のハンディキャップが判らず、成績順位も全員がホールアウトするまで上位か下位かも判らない面白さがあります。

 開場記念競技は競技の楽しみだけでなく昼食も恒例のバイキング料理です。料理に舌鼓をうちながら会員同士が和やかに歓談し交流・親睦を深めていただいてます。今年の参加賞は地元の契約農家に委託したこの秋収穫したばかりの新米こしひかり2キロを全員に贈呈。そして賞品も全て収穫したての美味しい新米こしひかり30キロ、20キロ、10キロ、5キロなどです。まさに奈良柳生CC全米オープンです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

ゴルフはマナー・エチケットが何よりも優先されます。

 前回のブログでディボット埋めについて書きましたが、最近のゴルファーは、ディボット埋めやバンカー均しをするのはキャディの務め「自分はお金を払ってプレーしているのだから、そういう作業はキャディやコースの作業員がするのが当然。われわれはお客様なのだから・・・・・」と平然という方がたまにおられます。

 ゴルファーは、まずマナー・エチケットを何よりも優先されます。ゴルフ規則第1章エチケットでコース上での心得として「コースの保護」が明記されています。

 「バンカーは、バンカーから出る前に自分が作ったバンカー内の穴や足跡は勿論、近くにある他のプレーヤーの作った穴や足跡もすべて入念に埋め、平らにならしておくべきである」と。また「ディボット跡やボールマークなど自分たちの作ったディボット跡(略)を入念に直しておくべきである。」ともゴルフ規則には書かれています。

 ゴルフマナー評論家・鈴木康之氏は「ディボットとディボットマーク(跡)を放置していくな」にこう記してます。

 後続のプレーヤーのナイスショットしたボールが、そのディボットマークに入ることもある。不運な後続のプレーヤーは不愉快ながら、そのまま打たなければならない。不運は天が人に与えるものである。人には別なゴルファーに不運を与える権利などはない。あなたが被害者になった場合の腹立たしさを想像しただけでも、なにをすべきかは明瞭である。

 そういう想像が働かない人、想像を怠る人、たとえ想像してもリアリティを感じない人、こういう人たちにはゴルファーとしての資質が欠落している。(ピーターたちのゴルフマナーより)

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇