女子ツアーが6月25日、開幕します。

 新緑が美しく映える季節です。緊急事態宣言も解除され、国民の行動範囲も徐々に広がっています。大規模な第2波感染が発生しないよう、感染リスクを最小限に抑える責任ある行動をするように心掛けてください。とくに夜の歓楽街での遊興や接待には細心の注意を払ってください。

 今年度の男女プロゴルフツアーはコロナウイルス感染症拡大のため中止となっていますが、今日の新聞で、女子ツアー「アース・モンダミンカップ」(6月25日~28日)が千葉県のカメリアヒルズCCにおいて無観客で行うと発表がありました。待ちに待ったゴルフトーナメントがやっと開幕します。これを契機に男子ツアーも開幕してほしいとゴルフファンも願っていることでしょう。

ゴルフスタイルが変わりつつあります。

 コロナ禍はなかなか収束しそうにありません。コロナと共生しながらの新しい生活様式が求められています。ゴルフもコロナと共生しながらの新しいゴルフスタイルに変化して行かなければならないかもしれません。

 コロナによる自粛制限の下、ゴルフ場の営業は180度変わりました。キャディなしのセルフによるスループレーやレストラン、コース売店閉鎖など社交施設ではなくスポーツ施設に特化した営業となり、利用するゴルファーも特段不便や不自由を感じずゴルフを楽しんでおられるようです。

 ゴルフがスポーツより遊興に重点がおかれ、社交接待の有力な手段として法人マネーにより利用され発展してきた経緯があります。団塊の世代が退職し健康維持のため、身銭を切りながらゴルフを楽しむゴルファーが増えたことと、コロナ禍による施設制限が相まって皮肉にも本来のゴルフスポーツ施設に生まれ変わろうとしているようです。

 コロナ禍が完全に鎮静化した時にゴルフスタイルがどのように変わっているのか興味深いところです。