来年1月から世界中のゴルフ場で新ゴルフルールが一斉に施行されます。新規則は従来の4年に1回のルールの見直しといったものではなく大幅にルールが変わります。新しいルールブックは従前に比べてひじょうに見やすく、また分かりやすくなってます。
数多くのゴルファーにルールブックを持っていますか?と問うと、ほとんどの方が「持ってないし、見たこともない」と答える人が圧倒的に多いのが現状です。
ではゴルフルールをどのようにして理解しているのかというと、ほとんどの方がプレー中にトラブッたらキャディや同伴者に救済処置やペナルティーを教えてもらってるようです。
ゴルフは基本、ティーショットすればグリーンに上がるまでボールに触れずあるがままプレーして行けば良いという単純明快なスポーツです。しかしながらボールが曲がってボールを見失ったり、あると思われる所になかったり、コース内の池や小川など新ルールでいうところのペナルティーエリアに入りプレーが続行できなくなった場合に、どう救済処置をとれば良いかなどルールを知っていなければプレーを続けて行くことができません。
「ルールブックなんて読んだことはない」と自慢気にいう方がいますが、ゴルファーとしていくら技量は優れていても、非常識で無知なゴルファーという烙印を押されてしまいます。
そうならないように新しいルールブックを購入していただき熟読し、新ルールを理解していただくことが肝要です。またラウンドの際は、必ずルールブックはキャディバッグにいれ携行するようにしてください。何かトラブルが発生したら即座にルールブックを開くという習慣を身につけてほしいと思います。