トランプ大統領のゴルフ外交。

 米国トランプ大統領が来日し安倍首相と松山英樹プロを伴って2020年東京五輪のゴルフ会場となる霞ヶ関カンツリー倶楽部東コースでラウンドされました。

 トランプ大統領は無類のゴルフ好きでハンディキャップも3(?)だとか。もともと不動産業の大富豪でゴルフ場の経営も10指で数えられないほど保有しています。同氏はビジネスでも「真に付き合う人物かどうか判断するには一緒にゴルフをすればその人物の性格や考え方がおおよそ判る」とゴルフ接待やゴルフ外交がいかに有効であるかを説いています。

 確かにゴルフを一緒に18ホール回れば同伴者の一挙手一投足で、その人物の性格や考え方がよく判ります。相手や周りの人に迷惑をかけたり不愉快な言動や行動をせず謙虚、気遣いをする紳士で上辺だけでない信頼に足る人物かどうか。また、そのプレーが「公正」「正直」か。さらにトラブルに見舞われた時の対処法が「挑戦」「勇気」「計画性」といった的確な判断力をもっているかなどラウンドすればその人の人物像がみえてきます。

 ビジネスにゴルフを活用するトランプ大統領のゴルフ観、私も同感です。