汗をかく量も多くなってきました。夏場のゴルフで注意が必要なのが脱水症と熱中症です。
ゴルフは過激な運動ではありませんが、乗用カートが普及したとはいえ、炎天下でプレーするため体温が上がり発熱量が多くなり大汗をかくことになります。したがって水分補給をこまめに行わないと脱水症になってしまいます。
脱水症は血液量が減り血圧が急激に下がり脱力状態となり、意識は朦朧としフラフラし歩行困難になります。マラソン選手がフラフラになって今にも倒れそうになっているのをテレビで見たことがあるはず。あの状態が脱水症です。一方、熱中症は体温が上昇することにより発汗機能がおちて頭痛や吐き気、失神を起こすものです。
いずれも水分補給が重要ですが、単に水だけでなくナトリウムを含んだスポーツドリンクを用意してこまめに水分補給することが予防に効果があるそうです。
もっとも気をつけておきたいのは、前日の暴飲暴食、睡眠不足などの不摂生をして体調不良のまま、翌日のゴルフに挑むことは厳禁です。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇