2日間休場日を利用して目砂散布を実施。


 大型連休も終わりゴルフ場にとってもホッとひと段落です。明日、明後日とゴルフ場は休場日で従業員にも英気を養ってもらうために数少ない連休にしています。一方、コース管理はこの2日間の休場日を利用してフェアウェーの目砂散布を行います。

 今年は5月といえども気温が低く芝の生育が若干遅いように感じます。しかしながらフェアウェーの芝もいよいよ青くなり青い芝がどんどん伸びだしてきました。芝の生育もかなりしっかりしてきましたので、バーチカルの後、目砂散布を今日のプレー後の1番ホールから開始しました。プレーヤーのいない2日間でかなり作業がはかどりますが、18ホール全て散布するには今週の木曜日か金曜日ころまでかかる見込みです。

 何しろ500トンの砂を散布して行きますので、なかなか大変な作業です。目砂が入った後は、プレーヤーから「全面バンカーやな」とよく揶揄されますが、できるだけ薄くなるように、芝に刷り込んで行くよう作業させています。芝の生育が旺盛になるこの時期が最もベストだとされています。砂代だけでも大変な費用ですし、できることなら目砂散布はしたくないのですが・・・・・。そうもいきません。奈良柳生カントリークラブのコースコンディションは超一級と評価されているだけに、手抜きはできません。

 目砂を散布することにより、フェアウェーの表面の不陸(凹凸)を均一にし、サッチの分解、透水性など芝の健全な生育を助成します。目砂散布後のプレーはいく分、球趣を削ぐかもしれませんが、暑い夏を越して1年間のフェアウェーコンディションを良好に維持するための更新作業です。ご了承ください。
※写真は本日の3時過ぎから始めた1番ホールの目砂散布の模様。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇