サッカー、ゴルフともテレビ観戦が楽しみ。

 サッカーワールド杯カタール大会でドイツ、スペインという強豪を破ってEグループ首位で通過。決勝トーナメントに駒を進めた日本代表。死のグループといわれた予選リーグで予想だにしなかった首位通過に一昨日、昨日と連日メディアのみならず日本人全てが俄かサッカーファンとなり歓喜、快哉を叫んでいます。

 過去、予選リーグ突破するも決勝トーナメント1回戦の壁は厚く何度も跳ね返されてきました。決勝トーナメント1回戦は前大会準優勝のクロアチア戦です。日本時間6日の日付が変わってすぐ戦いは始まります。テレビの前でしっかり声援を送りましょう。

 一方、ゴルフも女子ツアーは先週、山下美夢有が最終戦のツアーチャンピオンシップリコーカップで勝みなみをプレーオフで下し今季5勝目と年間女王を戴冠、有終の美を飾りました。男子ツアーは今、最終戦の日本シリーズJTカップでベテラン、ルーキーに加えて外人選手が熱い戦いを繰り広げてます。

 舞台の東京よみうりCCの最終18番ショートホールの結果次第で勝負が決まる名物ホールです。

 傾斜のきついグリーンでピンより上につければたとえ1メートル以内についたとしても、ジャストタッチでもカップを外せば数メートル下までコロコロ転がって行きます。

 選手だけでなくテレビ観戦する私たちまでヒヤヒヤドキドキします。今年のゴルフツアー最終戦を飾るに相応しい舞台です。午後3時からのテレビ放映が待ち遠しいところです。

高齢者ゴルファーのお話。

75歳を超えても背筋がピーンとして溌剌とゴルフを楽しむグランドシニアは多い。ゴルフを愛好する高齢者ゴルファーはお洒落で若く、街で見かける同年配者とはどこかが違います。なぜか高齢者ゴルファーに「お年寄り」の称号は似合いません。

 日本のゴルフ人口の半数以上は60歳を超えたシニアゴルファーです。私も70歳を超えた高齢者ゴルファーですが、仲間とゴルフをすると話題は「健康=薬の話」と「孫の話」です。

 それと高齢者同士のゴルフのスケジュールの立てにくさをよく耳にします。大学時代の仲間とゴルフをしようという話になると、なかなか日程が決められないそうです。「毎日がサンデー」という割に、なんやかやと予定が入っててまとまらないことが多いようです。

 プレー日を決め連絡すると、ある人は白内障の手術があるので術前、術後1週間は養生のため駄目。また別の人は毎月の通院と薬をもらいに行く日だとか、歯医者へ行く日だとか町内会の世話があるとか、あれやこれやで日が重なりプレー日が決められません。

 さらに高齢者ゴルファー特有のわがまま「雨模様の予報が出れば即中止との条件」が必ずつきます。毎日暇してるといいつつもスケジュールを合わすのは難しい。高齢者ゴルファーにとって1か月先の予約を決めるより2、3日先の天気の良い日を速攻で決める方が意外にうまく行くのではないかと思います。

利用税撤廃に白旗上げてどうする。

ゴルフ場でプレー後の精算時に明細書を見て「ゴルフ場利用税」を支払っていることにお気付きでしょうか。また、「このゴルフ場利用税って一体何の税金なんだろう」と疑問に思ったことはありませんか。

 オリンピック種目にも復活した純然たるスポーツでありながら利用するたびに税金が取られ、しかも消費税も徴収されており完全なダブル課税になってる理不尽な税なのです。この理不尽なゴルフ場利用税の撤廃を要望して毎年、ゴルフ関連団体は署名活動などを通じて運動をしてきました。

 ところが2023年度税制改正要望で「ゴルフ場利用税」が撤廃はおろか見直し等の改正の要望が盛り込まれていないことが判明しました。

 ゴルフの総本山を自負する日本ゴルフ協会(JGA)をはじめとする日本ゴルフ場経営協会(NGK)など15のゴルフ関連団体から陳情や要望がなかったせいか文部科学省は来年度の税制改正でゴルフ場利用税の見直しは全く盛り込まなかったといいます。

 ゴルファーやゴルフ場事業者が切望しているゴルフ場利用税撤廃が来年度の税制改正の議論にもならないということです。

 JGAをはじめとするゴルフ関連団体はゴルフ場利用税の完全撤廃に対して完全に白旗を上げたも同然。消費税とダブル課税のこの理不尽な税金をなくそうという気はなくなったのだろうか。

 ゴルフは高齢者でもできる生涯スポーツとして人気があり、コロナ禍でも「密」にならないスポーツとして若い世代のゴルフ人口も急増してきてます。今こそこの理不尽なゴルフ場利用税撤廃を要望しなければならない時に、白旗を上げてどうするのか!怒りを覚えます。

関西社会人ゴルフ選手権予選開催。

 

 本日はスポーツニッポン新聞社主催の日本社会人ゴルフ選手権関西予選兼関西社会人ゴルフ選手権予選が行われています。

 この大会は昨年から一般の部とシニアの部に分かれて行われるようになり、一般の部63名、シニアの部58名が参加して熱戦が繰り広げられています。

 予選はすでに実施済の小野東洋ゴルフ俱楽部、奈良柳生カントリークラブ、城陽カントリー俱楽部(7月13日)、六甲国際ゴルフ倶楽部(8月8日)で実施され、決勝が枚方カントリー俱楽部で行われます。

 本日の予選では一般の部16名、シニアの部14名が予選通過者となり、予選会場での通過者により8月24日、関西社会人ゴルフの決勝が行われます。

成績表はこちらから

ゴルフ場はCO2を抑制し地球温暖化防止に寄与してます。

 本日、「事務局だより」6月1日号の発送作業を終え明日郵送します。先月のように4月末に郵送したにもかかわらず、春のゴールデンウイークで休みが続いたため会員の皆様の手元に届いたのが連休明けの6日となってしまいました。日本郵便が民営化されて土・日・祝日は配送が休みであることを忘れていたための失態でした。

 このため「事務局だより」6月号は1日には会員の皆様のお手元に届くように頑張って早めに作り上げ、本日発送作業中です。

 今回の「事務局だより」の冒頭文では2050年に二酸化炭素(CO2)の排出量の実質ゼロを目指すカーボンニュートラル社会実現に関して、ゴルフ場は温暖化防止、脱炭素社会に大きく貢献していることを書いてます。

 会員だけでなく広くゴルファーにも知っていただきたいので、冒頭文のさわりを紹介します。

 日本のゴルフ場は山林や原野を切り崩して造成しているため、環境破壊の元凶と環境保護団体からバッシングを受けてきました。

 ゴルフ場の造成開発には自治体などの厳しい開発規制法の下、許可を取得して開発しているため、ゴルフ場内の残地森林を30%~40%手をつけてはならない、さらに回復緑地として環境保全を義務付けるなど新しい自然を造り上げたのがゴルフ場なのです。

 ゴルフ場は芝地と木々の樹林地として残留しており九州大学の縣和一名誉教授は「ゴルフ場は大気浄化・地球温暖化防止に寄与している」と論文発表しています。

 大気中のCO2は植物の光合成により吸収され、植物体を形成する葉や根になるとのこと。しかも枯れると微生物等により芝の養分を保つ有機物に分解され土壌中の有機炭素として蓄積され、この土壌炭素量が増加すれば地球温暖化を抑制することができるそうです。

 世界中の産業活動による膨大なCO2排出による気候変動が私たちの安全・安心な暮らしを脅かしています。ともすれば森林破壊してゴルフ場を造成したという負のイメージをお持ちかもしれませんが、ゴルフ場は逆にCO2を抑制し地球温暖化防止に大きく寄与していることを再認識していただきたいと思います。

真のゴルファーとは?

 ゴルフは技量以前にルール、マナー、エチケットが最も重視されるスポーツです。長い歴史を積み重ねて作り上げられてきたゴルフルールですが、改正されず不変なのがマナー、エチケットです。

 ゴルフ規則第1章エチケットには
◎コース上での心得 ◎他のプレーヤーに対する心くばり ◎プレーのペース ◎コース上の先行権 ◎コースの保護について明記されてます。

 ルールは違反すれば罰せられますが、マナー、エチケットはプレーヤー同士がお互いを信頼し尊重し合って共通の楽しみであるゴルフに興じるわけですから、マナー、エチケットに反していても罰せられることはありません。

 そのせいかマナー、エチケットを守らず平気でマナーやエチケットに反する行動をする無神経なゴルファーがいるから厄介です。プレー中なら同伴者に、クラブハウスなど多くの人が集まる場ではそこにいる人たちに不快な思いをさせてしまいます。

 ゴルフは老若男女、様々な経歴を持つ紳士淑女が楽しむスポーツです。「マナー知らずは人に嫌われ、仲間が少なくなり、誘われなくなる。人のプレーを妨げ、人を不愉快にさせるからである。ゴルフマナーは本来好きなゴルフがもっと愉快なゲームになり、人との付き合いがもっと深い親交になる、そうした限りない楽しみをできる行いなのである。」(鈴木康之著・ピーターたちのゴルフマナーより)

 同書はさらに「他のプレーヤーへの配慮をとくに重んじるゴルフの世界では、ひとりの愉快より誰かひとりの不愉快のほうが重い。」と断じてます。自己中心の考えや行動は厳に慎み、人に気を遣い周囲や環境に気を配る気遣いこそが真のゴルファーであると肝に銘じてプレーしてください。

ゴルフの祭典マスターズが開幕します。

 

 全国的に桜の花が満開となりました。奈良柳生CCの桜も見事に咲き誇り、いまが最高の見ごろです。陽春の下、白球を追いながらコース内の桜の花を見つつゴルフを楽しむ花見ゴルフは1年でも最高の至福の時といえます。

 ゴルフの祭典「マスターズトーナメント」が今日、開幕します。世界のトッププロがグリーンジャケットに袖を通す夢を実現するために最高の技術を駆使して戦うマスターズが始まります。

 前回大会ではアジア人初のマスターズ制覇した松山英樹の2連覇に期待が寄せられています。過去2連覇したのはジャック・ニクラス、ニック・ファルド、タイガー・ウッズのたった3人だけ。この偉業に松山が果敢に挑みます。

 しかしながらマスターズの舞台オーガスタは超タフなコース。テレビ画面で見る美しいコースとは裏腹にコースは硬くグリーンも世界一速いといわれているだけにトップ10に入るのもなかなか難しいコースです。

 誰が優勝してもおかしくないレジェンドたちが挑むオーガスタ、気負いなく臨むことこそがグリーンジャッケットに袖を通すことができるといわれてます。

 すでに初日の組合せが発表されており、松山は世界ランキング7位のジャスティン・トーマス、昨年の全米アマチュアチャンピオンのジェームス・ピオットと同組で午前10時45分(日本時間7日午後11時45分)にスタートします。

 また史上最強といわれたタイガー・ウッズも松山の組の前に出場します。交通事故による負傷が癒えたとはいえ、まだまだ万全の状態ではありませんが姿を見せるだけで会場の空気を一変させるオーラがあり、マスターズに花を添えてくれます。今夜から4日間、寝不足になりそうです。

ゴルフは生涯スポーツです。

 ゴルフは精神的にも体力的にも老若男女問わずできる最も優れたスポーツだと私は思います。とくにシニア世代には最適のスポーツです。

 広大な緑の空間を白球を追って闊歩して行くゴルフは過激な運動でなく1日1万歩の歩行による健康維持にうってつけ。さらに青空の下、ボールを思い切り打って行く爽快さとともに4・25インチ(108ミリ)の小さなカップをターゲットに狙いすましたパットがカップインすれば満足感・充実感が得られます。
 
 逆にカップの縁をなめて外せば口惜しいし、ミスショットすれば忘れていた負けん気や闘争心が蘇ってきます。何よりもゴルフは頭を使うスポーツであり脳の活性化に最適、ボケ防止にもなります。

 ティーイングエリアに立って「このホールは右に打てばOB,左のあそこが狙い目だな」とか「グリーンのピン位置は奥目でオーバーすれば返しが難しいので手前から攻めて行こう」などショットごとに攻略の仕方を考えることが脳の活性化につながり認知症予防にもなるといわれてます。ゴルフはまさに生涯スポーツです。

 若い時のようにボールが飛ばなくなり、目も悪くなりスコアは悪化の一途「もうゴルフはやめるよ」というシニアの方が多い。スコアにこだわるスコア亡者、飛距離比べに明け暮れするゴルフから脱却して心豊かにゴルフを楽しむ大人のゴルファーに引退はありません。

いよいよ男子ツアーが明日開幕します。

 女子ツアーが開幕してすでに3戦消化、20歳の西郷真央がすでに2勝するなど女子ツアーは活況を呈してます。

 一方、男子ツアーは明日からいよいよスタートします。「東建ホームメイトカップ」で開幕です。開催場所は東建多度カンツリークラブ名古屋で行われます。

 この大会の第1回目は1993年3月に鹿児島の祁答院ゴルフ倶楽部で「東建コーポレーションカップ」の大会名でスタートしました。第1回の勝者が飯合肇でした。

 東建多度CC名古屋はもとはゼネコンの大日本土木が造り上げ経営していたゴルフ場です。バブル期にできたこともありコース内にそっくりの金閣寺があることで有名です。

 バブル期に誕生したこともありクラブハウス、コースなど至るところ、贅を尽くしていたのが印象的でした。

 近くにこれまたバブルの象徴ともいえる中部地方の高級ゴルフ場・涼仙ゴルフ倶楽部がありクラブハウス、庭園風コースに思わずため息が漏れたのを覚えています。

プレー中の転倒に気をつけましょう。

 ネットニュースを見ていると「ピーター(池畑慎之介)ゴルフ中に転び骨折」というニュースに目がいきました。ゴルフ好きのピーターも69歳、記事は次の通り。

ピーターこと歌手で俳優の池畑慎之介(69)が10日のゴルフラウンド中に左足首を骨折したことが12日、分かった。17日に入院して18日に手術、順調なら20日に退院予定という。

この日、自身のインスタグラムで「一昨日、太平洋クラブ御殿場コース!! メンバーも楽しくスタートホールに!! と、思ったら…。本当にドジで間抜けで、おっちょこちょいなピーです(涙)。ティーグラウンドにある枯れ草の斜面で滑り、転けてしまいました。あ、やらかした!! と思いましたが、左足首の捻挫かも、と思い、皆さんの協力の下、18ホール済ませました」とつづった。

スコアは55、48の103。「足の痛みを堪えてやった割には、まぁまぁのスコア」と振り返ったが「痛みがあまりに引かないので、近所の病院に寄りレントゲンを撮ったら、骨折してました」と報告した。

スポーツ医学で有名な病院を紹介され、11日に精密検査を受けて手術が決定した。「足首のずれもあり手術しなければ治り方が遅くなるというお話でした。気持ちと身体とのバランスが、離れていく事を意識しなければいけない年齢になったということですね」と振り返った。関係者によると、池畑は元気で「手術から2日で退院できるんだから、あまり心配しないで」と話しているという。

 私らシニアゴルファーが最も気を付けなければいけないのは、コースでの転倒。とくにコースの法面を下りるときやティイングエリアから下りるとき、バンカーの縁から砂面に下りるときに靴底が滑って転倒することがよくあります。とくに冬場は霜のせいでツルッと滑って転んでしまいます。

 若い人ならうまく対応したり骨が丈夫ですが、70歳近い年寄りだと体をうまくかわすことができない上に、骨ももろく骨折などしてしまいます。

 急な法面で滑りやすくなっているのは、最近のゴルフシューズに原因があると思います。以前のように金属性の鉄鋲のスパイクシューズはグリーン上で引きずったりして傷めるなどの理由で使用禁止になり、現在のゴルフシューズはゴムの突起だけのスパイクレスシューズになったことが大きな要因です。

 スパイクレスシューズでもゴム製の羽のような突起がついてるものがあります。これならまだ急な法面を下りるときでも踏ん張りがききますので、足腰の弱ったシニアゴルファーでも転倒は免れる可能性は高いと思いますので、ゴルフシューズ購入の際はこちらをお勧めします。

 いずれにしろコースの法面など坂になっている箇所を下りる際は慌てず急がず慎重に行動してください。